≫ G410 PLUS・LST・SFT ドライバーのロフト角・ライ角・ウェイト調整機能を徹底解説!
PINGのGシリーズから2014年後期から2015年前期に発売されているG30ドライバーについて、ロフト角の調整機能を取り上げます。
目次
G30ドライバーについて
G30ドライバーは3タイプある
G30ドライバーは、Gシリーズの7代目となります。7代目で30という数字は違和感がありますが、2代目から7代目まで数字が5ずつアップしています。ちなみに8代目は数字無しのGドライバーという名称です。
▼歴代Gシリーズのドライバーについてはコチラにまとめてあります。
≫ PINGの歴代Gシリーズを一挙紹介!Gドライバーは初代ではなかった!
G30ドライバーは、Gシリーズドライバーの歴史の中で転換点となるモデルです。
と言いますのも、現在では馴染みのあるスタンダード、SF TEC、LS TECの3種類の構成になり、また、クラウンにタービュレーターが搭載されたのがG30ドライバーからです。
- G30ドライバー:スタンダードモデル
- G30 SF TECドライバー:右へのミスを抑えて力強いドロー弾道で飛ばせる
- G30 LS TECドライバー:球の吹き上がりを抑え、低スピンで飛ばす
G30ドライバーにはロフト角調整機能を搭載
G30ドライバーは3タイプ全てでロフト角の調整機能が搭載されています。
調整の仕組みは、カチャカチャ式と呼ばれる可変スリーブによるもので、シャフトを回転させて挿し直すことで、ロフト角を-1.0~+1.0の5範囲で5段階に調整することが可能です。
G30ドライバーのロフト角の調整方法
可変スリーブによるロフト角調整
G30シリーズのドライバーは、シャフトを回転させてスリーブの位置を変更することで、ロフト角を変更することができます。
実際に調整する際には、まず、専用レンチを用いてシャフトをヘッドから取り外します。そして、シャフトを回転させ、スリーブに予め用意された5つのポジションの中から変更したいポジションを選び、ヘッド側の▲マークに合わせます。最後に専用レンチで取り付ければ調整完了です。
ロフト角は-1.0~+1.0の範囲で5段階の調整が可能
▼1:34のアジャスタブル・ホーゼルの説明から再生されます。
シャフトの先端に搭載されている可変スリーブには〇、+(大)、+(小)、-(大)、-(小)の5つのポジションが用意されています。
この5つから好みのロフト角の調整値を選択して、ヘッドに記載されたマークの位置に合わせます。
ロフト角の調整レンジは-1.0~+1.0°の範囲で、5段階の切替が可能です。
セッティング | ロフト角 |
---|---|
〇 | ±0° |
╋ | +1.0° |
+ | +0.6° |
- | -0.6° |
━ | -1.0° |
スリーブの互換性について
G30ドライバーのロフト角調整機能は、後継のGシリーズ、G400シリーズのドライバーの3シリーズで互換性があります。
G410シリーズでは、調整機能が「トラジェクトリー・チューニング 2.0」にバージョンアップしていますので、互換性はありません。
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