低スピンで飛ばせるドライバーの2024年版 ランキングです。
対象となるドライバーは、メーカーが現行・最新モデルとしてホームページやカタログに掲載している製品となります。そのため、商品サイクルが長い、リニューアルがなされないモデルなど、発売が数年前のものも含まれることもあります。
第1位 テーラーメイド Qi10 LSドライバー
Qi10シリーズのアスリート向けタイプのドライバーです。
ステルス2 PLUSの後継ですが、Qi10シリーズそのものがステルス2シリーズよりもアスリート寄りで、ここ一発の飛び性能は非常に優れています。
カーボンフェースも3代目となり、積層方法などが微妙に進化していますので、打感・打音も進化しています。
テーラーメイドとしては、上下左右の慣性モーメントが1万超えのQi10 MAXドライバーを推していますが、飛距離性能で言えばQi10 LSとQi10の方が断然上です。
ここがポイント!
- 低スピン性能と操作性に優れたハードヒッター向けモデル
- ステルス2 PLUSより難しいが、飛び性能は上!

第2位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバー
キャロウェイのパラダイム Ai SMOKEシリーズのツアープロ仕様のドライバーです。
前作のパラダイム◆◆◆と同じくヘッド体積は450ccとやや小ぶりで、ヘッド形状もすっきりしていて、操作性を求める方に好まれる形状です。
パラダイム2代目ということで、Qi10とは対照的にやさしくなっていて、右に抜ける感じが抑えられています。
最大の魅力は前後に搭載されたウェイトで、デフォルトでは後ろが重たくなっていますので、入れ替えて前を重くすることで超ハードスペックを味わうことができます。
ここがポイント!
- ヘッドが小ぶりでシャープに振り抜ける
- 右へのすっぽ抜けが少ない

第3位 タイトリスト TSR4ドライバー
TSRシリーズで最もハードなタイプのドライバーです。
ヘッド体積が430ccと絞られていて、最近では珍しいくらい小ぶりな設計となっています。
構えた時に、操作性の良さ、左へのミスが抑えられる感じが伝わってくるヘッドで、思い切り叩きたい方に好まれる形状です。
その分、ヘッドが機敏でミスの許容性は高くありませんので、お助け感よりも操作感を強く求める方に適しています。
ここがポイント!
- ヘッドが430ccで超小ぶり
- 思い切り叩きにいける

第4位 ブリヂストン B-Limited B1 LSドライバー
ブリヂストンのツアーBシリーズの2代目の中で、B-Limitedとして発売のドライバーです。
プロパーモデルとしては、B1 STドライバーが最もアスリート向けな位置づけになっていますが、それよりもアスリート向けのモデルで、つかまり・スピンは抑えられます。
球の高さが抑えられますので、逆に言えば上げにくいため、超ハードヒッターでとにかく低く強いライナー性の弾道を求める方向けです。
ここがポイント!
- 球の高さ・吹け上がりが抑えられる
- ストレッチを抑えた超小ぶり形状

第5位 スリクソン ZX5 MKⅡ LSドライバー
ZX MKⅡで初めて追加された寛容性と低スピンを共存させたドライバーです。
従来までは「5」が寛容性と直進性、「7」が操作性と低スピンという特徴付けになっていましたが、ZX5 MKⅡ LSは「5」に低スピン性能を持たせてあります。
そのため、低スピンでありながら、高弾道で寛容性も備わっているのが特徴です。
ここがポイント!
- 寛容性と低スピン性能が共存
- 低スピンでも打ち出しの高さが欲しい人にオススメ

第6位 PING G430 LSTドライバー
PINGのG430シリーズの低スピンタイプのドライバーです。
ツアープロからはLSTとMAXの両方が人気がありますが、ややLSTの方が多く採用されているようです。
LSTというとハードなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、G410、G425のLSTよりも寛容性が備わっていて、ミスへの許容性が高まっています。
Gシリーズ特有のブレない弾道に低弾道・低スピンが加わり、ヘッドスピードが速いゴルファーが吹けない強い球で飛ばすことができます。
ここがポイント!
- ブレない弾道で、ミスが出にくい
- 打音・打感が従来のGシリーズから改善されている

第7位 テーラーメイド Qi10ドライバー
Qi10シリーズのスタンダードタイプのドライバーです。
スタンダードタイプというとアベレージゴルファー向けに思われそうですが、テーラーメイドはもともとフェードバイアスで、かつ、Qi10シリーズそのものがステルス2シリーズよりもアスリート寄りのため、中・上級者向けのドライバーです。
Qi10 LSドライバーと同じぐらいのフェードバイアスですが、低スピン性能はやや抑えられていて、高さと寛容性が少し備わっています。
ここがポイント!
- 低スピンでフェードバイアス
- Qi10 LSより操作性は低い

第8位 タイトリスト TSR3ドライバー
TSRシリーズの低スピンタイプのドライバーで、後方にウェイト調整機能が搭載されています。
更に低スピンで小ぶりなTSR4ドライバーもありますが、TSR3ドライバーの方はピーキー過ぎず、多くのツアープロに採用されています。
ここがポイント!
- ドロー・フェードの調整機能により弾道をカスタマイズできる
- 柔らかい打感を好み人にオススメ

第9位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE MAXドライバー
キャロウェイのパラダイム Ai SMOKEシリーズのスタンダードタイプのドライバーです。
◆◆◆と比べるとシャローヘッドで、構えた時の安心感が少し欲しい方に適しています。
ソール後方にはスライダー式のウェイトが搭載されていて、ドロー・フェードの微調整を行えるのも魅力です。
ここがポイント!
- ドロー・フェードの調整機能により最適弾道に近づけられる
- 構えた時に難しさがない

まとめ
低スピンのドライバーについて、オススメのモデルをランキング形式で紹介しました。年別には別記事でまとめてありますので、リンクを載せておきます。


