キャロウェイのAPEXから2種類のユーティリティが発売となっています。特徴・スペック・発売日・発売価格などについて詳しく取り上げます。
APEXのユーティリティは2種類
キャロウェイの2021年の新たなユーティリティとして、APEXから2機種が発売となっています。
左がAPEXユーティリティ、右がAPEX PROユーティリティです。
- APEXユーティリティ:飛距離+許容性
- APEX PROユーティリティ:操作性
APEX、APEX PROユーティリティの違いを比較
モデル | APEX | APEX PRO |
---|---|---|
番手 | 3、4、5、6 | 2、3、4、5 |
ロフト角 | 19、21、24、27° | 18、20、23、26° |
ヘッドサイズ(3番) | 123cc | 100cc |
可変スリーブ | ○ | - |
JAILBREAK AI ベロシティブレード |
○ | ○ |
FLASHフェースSS21 | ○ | ○ |
フォージドフェースカップ | ○ | ○ |
ソールウェイト | 8g(スクリュー) | 10g(スクリュー) |
APEXシリーズのユーティリティ2種について、主な特徴を並べて比較したのが上の表です。
APEXユーティリティの方が奥行きがあって深重心になっていますので、慣性モーメントを確保してミスへの許容性が高く、高弾道で飛ばせます。
APEX PROユーティリティの方は奥行きが抑えられた小ぶりなヘッドで、コントロールがしやすい上級者に好まれるヘッド形状となっています。
APEX、APEX PROユーティリティの共通の特徴
JAILBREAK AI ベロシティブレード テクノロジー
2021年のAPEXシリーズのユーティリティは、フェースの直ぐ後ろに逆八の字型でブレード状の2本の柱が搭載されています。
JAILBREAK AI ベロシティブレード テクノロジーと呼ばれるこの構造は、ボディ下部の剛性が高められ、フェース下部で捉えた場合でもボール初速が出るようになっています。
モデル別・番手別にFLASHフェースSS21を搭載
キャロウェイを代表するテクノロジーの1つ、AI設計によるフェースは、APEXのユーティリティにも搭載されています。
モデル別・番手別にAIにより最適フェースが設計されていて、カップ構造のフェースとの相乗効果により、高初速エリアが拡大していて、フェースのどの部分で捉えても、これまでにないぐらいのボールスピードが出やすくなっています。
APEX、APEX PROユーティリティの発売日・発売価格
APEX、APEX PROユーティリティの発売日は、2021年2月26日(金)です。
発売価格は34,000円+税です。
- APEXユーティリティ
Diamana 55 for Callaway:34,000円+税
Fujikura MC 80 for Callaway:34,000円+税 - APEX PROユーティリティ
Fujikura MC 80 for Callaway:34,000円+税
N.S.PRO 950GH neo:34,000円+税
APEXユーティリティの特徴
ロフト角・ライ角の調整機能を搭載
APEXユーティリティの方は、ネックに可変スリーブが搭載されています。
ロフト角・ライ角を調整することができますので、自分の好みの弾道に近づけることができます。
ミスに強い
ヘッドはぷっくりとしていて、後方の体積が大きく確保されています。
慣性モーメントが大きく取られていますので、PROモデルと比べると、打点のブレに対する許容性が高くなっています。
同時に球の上がりやすさも備わっていますので、高く真っ直ぐ飛ばしたい方にてきしています。
APEXユーティリティのスペック
番手 | 3H | 4H | 5H | 6H |
---|---|---|---|---|
ヘッド体積 | 123 | 122 | 121 | 120 |
ロフト角 | 19 | 21 | 24 | 27 |
ライ角 | 58.5 | 59 | 59.5 | 60 |
長さ | 40.5 | 40 | 39.5 | 39 |
APEX PROユーティリティの特徴
ヘッドが小ぶりで、上級者が操りやすい
APEX PROの方は、ヘッドの奥行きが浅く、小ぶりに仕上がっています。実際に同じ番手でヘッド体積を比べてみると、23~26ccの違いがあります。
番手 | 2H | 3H | 4H | 5H | 6H |
---|---|---|---|---|---|
APEX | 123 | 122 | 121 | 120 | |
APEX PRO | 102 | 100 | 98 | 95 | |
体積差 | - | 23 | 24 | 26 | - |
APEX PROの方は、重心が浅い分、操作性に優れ、強い球が出やすくなっています。
すっきりとしたネック形状
APEX PROの方は、ツアープロからの要望が取り入れられ、ネックが接着型になっています。
可変スリーブが搭載されているものと比べると、すっきりとしていて重量感もありません。
フェースの見え方、構えやすさを重視される方には、とても扱いやすく感じられると思います。
APEX PROユーティリティのスペック
番手 | 2H | 3H | 4H | 5H |
---|---|---|---|---|
ヘッド体積 | 102 | 100 | 98 | 95 |
ロフト角 | 18 | 20 | 23 | 26 |
ライ角 | 57 | 57.5 | 58 | 58.5 |
カーボン | 40.5 | 40 | 39.5 | 39 |
スチール | 40 | 39.5 | 39 | 48.5 |
まとめ
キャロウェイのAPEXシリーズから発売のユーティリティの2021年モデルについて、2機種を取り上げました。
スタンダードタイプとプロタイプに分かれていて、スタンダードなAPEXの方は球の上がりやすさと寛容性、プロタイプは操作性と弾道の強さに秀でています。
扱いやすいユーティリティに出会うことで、ゴルフが楽になりますので、APEXがご自身に合うか、検討してみてください。