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PING G430ドライバーの最新情報まとめ!G430 MAX・G430 LST・G430 SFTドライバー

投稿日:2021年2月22日 更新日:

G430 MAX・G430 LST・G430 SFTドライバーについて、最新情報をまとめました。

なお、G430に追加された軽量モデルのG430 HLのドライバー2機種については、下記記事に詳しくまとめてありますのでリンクを載せておきます。

≫ PING G430 HLドライバーの特徴・違いをまとめ!G430 HL MAX・G430 HL SFT|スペック・評価

G430シリーズのドライバーは3機種

G425の後継モデルとなるG430シリーズは、従来通りドライバーは3機種となっています。

ラインナップもG425と同じで、MAXをスタンダードタイプとして、低スピンのLST、ドロー仕様のSFTという住み分けになっています。

  • <G430 MAXドライバー>
    460ccの大型深重心ヘッド。3機種の中でスタンダードな位置づけ。
  • <G430 LSTドライバー>
    440ccの小ぶりヘッドでディープなヘッド。低スピンタイプ。
  • <G430 SFTドライバー>
    460ccの大型で、ウェイトは移動式の調整タイプに進化。ドロータイプ。

G430 MAX・LST・SFTの違いを比較

モデル G430 MAX G430 LST G430 SFT
ヘッド体積 460cc 440cc 460cc
ロフト角 9、10.5、12° 9、10.5° 10.5°
ライ角 59.5° 58.0° 59.5°
クラブ重量 302g 309g 293g
長さ 45.75″ 45.75″ 45.75″
ウェイト調整機能 〇(D・S・F) 〇(D・S・F) 〇(D・D+)
ロフト角調整機能
弾道バイアス 低スピン ドロー
寛容性

3機種の違いについては、G430 MAXが深低重心で直進性に優れたタイプで、スタンダードなモデルとなり、これが基準モデルとなります。

G430 LSTドライバーは、ヘッド体積が他の2機種よりも20cc小さい440ccで、従来通り小ぶりでディープな低スピン性能に優れたタイプです。

なお、Gシリーズのドライバーと言えばチタンヘッドでしたが、G430 LSTのみクラウン素材にカーボンが採用されていて、より最適な重量配分が実現されています。

G430 SFTドライバーは、今回、初めてSFTにも移動式ウェイトが搭載され、ドロー度合の調整が出来るようになりました。最大でMAXよりも20ヤードつかまりますので、スライサーが扱いやすいモデルです。

G430シリーズのドライバーの共通のテクノロジー・特徴

スピンシステンシー・テクノロジー

*出典:clubping.jp

フェースにはスピンテンシーテクノロジーが採用されています。

G430シリーズでは、フェース上下のロフトが各モデル毎に最適化されていて、通常、上下方向に打点ブレが生じると弾道の高さやスピン量の違いにより飛距離のロスが生じますが、それを抑える効果が生み出され、飛距離ロスが抑えられます。

フェースの更なる薄肉化

*出典:clubping.jp

フェース厚についても、前作のG425シリーズと比べると、更なる薄肉化が図られています。

打点エリアとなる中心部では6%、周辺部では9%の薄肉化が実現されています。

全機種にウェイト調整機能を搭載

G410シリーズから、移動式ウェイトによるドロー・フェードの調整機能が搭載されていますが、この機能があるのは、スタンダードとLSTのみ、つまり、SFTには採用がありませんでした。

しかし、G430シリーズでは、SFTにもウェイト調整機能が搭載されています。

なお、ウェイトの移動ポジションについては、SFTのみ若干異なっています。

モデル G430 MAX G430 LST G430 SFT
フェード
ニュートラル
ドロー
ドロー+

SFTは、ニュートラルがなく、ドローとドロー+の2種類です。

ウェイト移動による弾道調整効果については、MAXのニュートラルポジションに対して、MAXは±10ヤード、SFTはドローで+13ヤード、ドロー+で20ヤードとなっています。

ややドローで良いという方は、MAXのドローが10ヤード、SFTのドローが13ヤードで3ヤードの差ですから、高弾道をそれほど求めない場合、MAXをドローで使うという選択も検討に含めると良いでしょう。

G430 MAX・LST・SFT ドライバーのロフト角・ライ角、ウェイト調整機能を徹底解説!スリーブの互換性は?

サウンドリブを搭載

今回のG430シリーズでは、全モデルでサウンドリブがヘッド内部に搭載されています。

これにより、打点がブレでも快音が生み出されるということで、いうなればブレない弾道にブレない打音ということになっています。

▼G430とG425の打音の比較(3:12頃から再生されます)

上記の動画では、G430とG425のMAXタイプのドライバーの打音を続けて流していて、随分と変わったことが分かります。

G430シリーズドライバーの試打・評価

G430 MAX・LST・SFTドライバーを3機種打ち比べ試打・評価

G430シリーズのドライバー、全3機種を打ち比べしている動画です。

今回は、ヘッド内部にサウンドリブを搭載していて、打音も大きく変わりました。

動画では、G430の打音を感じることができますし、G425とG430のヘッドを叩いた音の響きも紹介しています。

メーカー公式のG430紹介動画

渋野日向子、鈴木愛といったPINGを代表するプロたちの試打、そして評価が紹介されています。

渋野日向子は、G425への移行をパスしていて、G410 PLUSドライバーを使っていますので、G430のリリースにより、2世代前のモデルということになります。

今回も、G430をPING契約プロたちが使い始めた時点でも、移行はしていませんので、G410 PLUSからの移行が進むかも注目点です。

G430 MAXドライバーの特徴

特徴

こちらは、シリーズのスタンダードモデルとなるG430 MAXドライバーです。

MAXタイプがスタンダードタイプという位置づけなのは、前作のG425シリーズからで、過去の歴史を紐解いていくと、G400とG400 MAXが融合したモデルの後継という解釈がより実態に近いです。

G425 MAXドライバーと移動式ウェイトの機構も同じですが、ドロー・フェードの弾道調整効果は、±7ヤードから±10ヤードに進化しています。

また、カウンターバランスの採用による標準シャフトのALTA J CBは3~4gの重量増となっていますが、バランスはG425 MAXのD3からD2となっていて、ヘッドの重さを感じにくくなっているのが大きな特徴です。

G430 MAXドライバーとG425 MAXドライバーの違い!5つのポイントを徹底解説

スペック

  • ロフト角:9、10.5、12°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • 標準シャフト:ALTA J CB BLACK
  • クラブ重量:302g(SR)

G430 MAXドライバーの試打・評価・感想

G430 LSTドライバー

特徴

こちらは低スピンタイプのG430 LSTドライバーです。

ヘッド体積は440ccとなっていて、G410 LSTが450cc、G425 LSTが445ccで、G410から5ccずつ縮小化が進んでいます。

それでもMOIは前作に引き続いて、LST史上で過去最大となっていますので、小ぶりで構えやすさがありつつ、やさしさも備わっています。

LSTのみ、クラウンがチタンからカーボンになっていて、より最適な重量配分が可能となっています。既に使用している塚田プロからは、低重心になって、G425 LSTよりも球が上がりやすくなったとのことです。

▼G430LSTの上がりやすさの説明(6:28頃)から再生されます

実際に、G425 LSTでは、10.5°を9.0°にしていたところ、G430 LSTでは、9.0°を8.0°にして使っているが、1°立てても球の上がりやすさは同じぐらいとのことです。

G430 LSTドライバーとG425 LSTドライバーの違いを徹底解説

スペック

  • ロフト角:9、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:440cc
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • 標準シャフト:ALTA J CB BLACK
  • クラブ重量:309g(S)

G430 LSTドライバーの試打・評価・感想

G430 SFTドライバー

特徴

こちらはドロータイプのG430 SFTドライバーです。外観上、最も多きな変更を遂げたのが、このモデルと言ってよいでしょう。

G410シリーズから搭載されたウェイト調整機能は、これまでスタンダードモデル(PLUS・MAX)とLSTに限定されていましたが、今回、初めてSFTにも採用されました。

ウェイトポジションは、ニュートラルがなく、ドローとドロー+の2つです。

MAXのニュートラルポジションと比較して、ドローで+13ヤード、ドロー+で20ヤードの弾道調整効果があります。

なお、前作のG425シリーズでも固定ウェイトで20ヤードのドロー効果がありましたので、G430では、ドローが強まったということではなく、弱ドロー設定も選択できるようになったということになります。

G430 SFTドライバーとG425 SFTドライバーの違いを徹底解説

スペック

  • ロフト角:10.5°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • 標準シャフト:ALTA J CB BLACK
  • クラブ重量:293g(R)

G430 SFTドライバーの試打・評価・感想

G430 MAX・LST・SFTドライバーのシャフト

G430シリーズのドライバーのシャフトは、全3機種で共通となっています。公式サイトでは5種類のシャフトが紹介されています。

シャフト名 素材 長さ 硬さ 重量 トルク 調子
ALTA J CB BLACK カーボン 45.75 R 49 5.3
SR 53 5.2 中先
S 58 5
PING TOUR 2.0
CHROME 65
カーボン 45.25 R 55 4.4
S 60 4.2 中元
X 65 3.8 中元
PING TOUR 2.0
CHROME 65
カーボン 45.25 R 67 3.7
S 69 3.3 中元
X 72 3.2 中元
PING TOUR 2.0
BLACK 65
カーボン 45.25 S 59 3.8 中元
X 65 3.5 手元
PING TOUR 2.0
BLACK 75
カーボン 45.25 S 73 3.2 中元
X 76 2.9 手元

G430 MAX・LST・SFTドライバーの発売日・発売価格

G430 MAX・LST・SFTドライバーの発売日は、2022年11月11日です。

発売価格は、G430 MAXドライバーとG430 SFTドライバーが93,500円、G430 LSTドライバーが99,000円です。

PING G430 HLドライバーの特徴・違いをまとめ!G430 HL MAX・G430 HL SFT|スペック・評価

G430 MAX・LST・SFT ドライバーのロフト角・ライ角、ウェイト調整機能を徹底解説!スリーブの互換性は?

G430 MAXドライバーの試打・評価・感想

G430 LSTドライバーの試打・評価・感想

G430 SFTドライバーの試打・評価・感想

 

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