LYNXのPROWLER VTドライバーのSWITCH FACEが本国で話題となっていますので取り上げます。
目次
LYNX PROWLER VTドライバー
出典:https://www.lynxgolf.co.uk/vt-driver/
LYNXの公式サイトに掲載されているPROWLER VT ドライバーです。こちらのドライバーが何故、話題になっているかというと、全く新しい調整の仕組みが採用されているからです。
SWITCH FACE TECHNOLOGY、フェースを丸ごと取り換える!
こちらの公式動画にて、スイッチフェーステクノロジーについて紹介されています。
動画の中で、「the face can swicth」と解説が流れ、フェースがヘッドから外され、別のフェースと取り換えられています。
フェース交換に至った理由としては、ホーゼルでのロフト・ライ・フェース角の調整にはデメリットがあるためと説明されています。それぞれ独立的に変えることができず、完全な自由調整とならないことは、ご存知の方も多いと思います。
ホーゼルでのロフト・ライ調整のデメリット
ホーゼルに調整機能を持たせることのデメリットは大きく2点あります。まず1っ点目が先に触れた調整の相関の問題で、ロフト・ライ・フェース角を完全独立的に調整できない点です。アナライズさんで分かりやすい説明がありましたので、引用してみます。
- ロフトを減らす方向に調整するとオープンフェースになる分だけボールが右に飛び出しやすくなり(捕まりづらくなり)、ロフトを増やす方向に調整するとフックフェースになる分だけボールが左に飛び出しやすくなり(捕まりやすくなり)ます。
- ロフトを減らしたいけど、捕まりが悪くなるのを避けたい人にとっては、ロフト減らすと途端に打ちづらくなる可能性があります。
- ロフトを増やしたいけど、捕まり過ぎるは避けたい人にとっては、ロフトを増やすと途端に打ちづらくなる可能性があります。
- 加えて、ロフトを調整するとシャフトを回転させることになりますが、これで振り心地も変わってくる可能性があります。
引用:http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=11836
ロフトを操作すると、フェース角が変わってくるため、左右方向成分への影響が出てしまいます。
もう一つのデメリットは、やはり重量面です。ホーゼルに装置的なものが装着されますので、無いものと比べて重量差がどうしても生じます。重心が高くなりますので、ヘッドスピードの速さも求められます。キャロウェイのEPIC FLASH スタードライバーにホーゼルが搭載されていないのは、重量面の懸念が影響していると思われます。
SWITCH FACE スイッチフェースについて
https://mygolfspy.com/wp-content/uploads/2019/01/Lynx-Prowler-VT-Driver-9.jpg
https://mygolfspy.com/wp-content/uploads/2019/01/Lynx-Prowler-VT-Driver-9.jpg
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調整フェースは25種類!?
では、調整はどのくらいできるのかですが、ロフト角は8~12°までの5段階、フェース角は±2°まで1°刻みで5段階、合計で5×5=25通りとなります。
このフェースがオプションで購入するのか、最初に何枚か付いてくるのかについては、特定できませんでしたので、また情報が出ましたら取り上げます。