ウッド型ユーティリティで球が上りやすい2021年モデルをランキング形式で紹介します。
対象となるユーティリティは、各メーカーにて現行モデルとしてホームページやカタログに掲載しているものとしています。そのため、発売が2021年より前のものも含まれることがあります。
第1位 テーラーメイド SIM2 MAXレスキュー
- ロフトが1~2°寝ていて、打ち出しが高い
テーラーメイドのSIM2シリーズから発売のレスキューです。V字型のソールにより、振り抜けの良さと低重心が実現されていて、球が上りやすくなっています。
また、ロフト設定そのものが標準よりも1~2°大きく、フェースが寝ていますので、打ち出しが高くなるように設計されています。
https://driver.jpn.org/7513/sim2-max%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%81%ae%e8%a9%a6%e6%89%93%e3%83%bb%e8%a9%95%e4%be%a1%e3%83%bb%e6%84%9f%e6%83%b3/
第2位 タイトリスト TSi1ユーティリティ
- クラブ重量が軽いため、楽に振れる
タイトリストのTSiシリーズから発売のモデルで、TSi1は3機種ある中で最も軽量で、最も優しく、最もロフトが寝ています。
「1」のモデルの特徴であるクラブの軽さは、ヘッドスピードが遅めの方にはとても扱いやすさが感じられると思います。
軽量でありながら、ロフト角・ライ角の調整機能も搭載していますので、弾道を自分好みにカスタマイズしたい方にもオススメのユーティリティです。
https://driver.jpn.org/7215/tsi1%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%81%ae%e6%9c%80%e6%96%b0%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81%ef%bc%81%e8%a9%a6%e6%89%93%e3%83%bb%e8%a9%95%e4%be%a1/
第3位 PING G425ハイブリッド
ここがポイント!
- 番手が2~7番まで6本あり、幅広いロフトレンジに取り入れられる
PINGのG425シリーズから発売のウッド型ユーティリティです。
PINGのウッドの最大の特徴は、弾道がブレにくいところです。打点がバラついて球筋が暴れやすい方は、弾道の直進性に救われる場面が増えると思います。
さらに、G425ハイブリッドは番手の数が豊富なのも大きな特徴です。一般的なモデルは3~6番の4本なのに対して、2番~7番の6本で、ロフト角は17~34°という非常に広い範囲をアバーしています。
フェアウェイウッドやアイアンよりもユーティリティが得意と言う方は、劇的にクラブセッティングを得意なクラブに置き換えることができます。

第4位 スリクソン ZXハイブリッド
- しっかりつかまえて飛ばしたい方にオススメ
スリクソンZXシリーズから発売のハイブリッドです。ZXハイブリッドも標準的なユーティリティよりもハイロフトになっていて、球が上がりやすくなっています。
フェースのトップラインが奥に下がったオフセット形状となっていることで、球をしっかりつかまえやすくなっています。
スライスが出やすい方は、右へのミスを抑えたい方にもオススメです。
https://driver.jpn.org/7812/%e3%82%b9%e3%83%aa%e3%82%af%e3%82%bd%e3%83%b3-zx%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%89%e3%81%ae%e8%a9%a6%e6%89%93%e3%83%bb%e8%a9%95%e4%be%a1%e3%83%bb%e6%84%9f%e6%83%b3/
第5位 キャロウェイ MAVRIKユーティリティ
- AIデザインのモデル別・番手別のフェースは、フェースの広いエリアで優れた反発性能を発揮してくれる
キャロウェイのMAVRIKシリーズからは3種類のユーティリティがリリースされていて、MAVRIKユーティリティはスタンダードなモデルです。
ロフト角は3番18°、4番20°、5番23°、6番26°で標準的な設定となっていますが、AI設計のフェースにより、フェース下部でのヒットでも球がしっかり上がって飛んでくれます。
第6位 テーラーメイド SIMグローレレスキュー
- クラブ重量が軽く振りやすく、ドローバイアスで、スライスが出にくい
テーラーメイドのSIMシリーズとグローレシリーズの融合により誕生したSIMグローレのユーティリティです。
ヘッドの軽量化により生み出された余剰重量は、ドローバイアスとバッグウェイトに配分されていて、球のつかまりとミスに対する強さに優れています。
第7位 ダンロップ ゼクシオ11ハイブリッド
- 球のつかまり、上がりやすさ、飛距離性能など、総合力に優れ、振りやすい
ゼクシオシリーズの11代目、ゼクシオ11から発売のハイブリッドです。クラブが軽量で、球のつかまり、上がりやすさ、振りやすさなど、総合力に優れたユーティリティです。
重量やシャフトのしなりに物足りなさを感じる方は、ややハードなゼクシオX(エクス)ハイブリッドを試されると良いと思います。
まとめ
ウッド型ユーティリティで、球が上りやすいモデルについて、2021年の現行モデルからオススメをランキングで紹介しました。
球の上がりやすさ以外にも、つかまり、クラブ重量、直進性の高さなど、モデルによって特徴が異なり、番手やロフト角にも違いがあります。
その辺りの特徴も見比べながら、ユーティリティに求める要素と照らし合わせると、最適なユーティリティを見出しやすいと思います。