キャロウェイの2020年モデル、MAVRIKシリーズから発売のMAVRIK MAXユーティリティについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
キャロウェイ MAVRIK MAXユーティリティ
MAVRIK MAXユーティリティは、MAVRIKシリーズのMAXタイプのモデルです。
スタンダードなMAVRIKユーティリティと比べると、ヘッド体積が大きく、フェースは寝ていて、ミスへの寛容性があり、球があがりやすくなっています。
上から見ると、ややフェースが奥に下がったオフセット形状になっています。
球を包み込んで捉えるイメージが持てますので、しっかりととらえて飛ばすことができます。
フェース形状は、トゥに高さを持たせたクジラ型とも呼ばれる形状となっています。
ウッド型ユーティリティではありますが、ややアイアンライクなテイストを持っています。
MAVRIK MAXユーティリティの試打・評価
クラブフィッターがMAVRIK MAXユーティリティを詳しく解説
- ユーティリティにもクラウンとソールをつないだ2本のバー、JAILBREAKが搭載され、ミスにつながる揺れやスピンを抑えてくれる。
- 顔はアイアンっぽいが、ヘッド後方はウッド型っぽく、良いとこ取りになっている。
- 弾道は直進性が高い。この種のユーティリティは左に引っ掛けやすいものがあるが、MAVRIK MAXは狙ったところに打ち出しやすい。
- 少しぐらいダフっても、球を上げてくれる。
- 距離の安定性が高い。
MAVRIK MAXユーティリティをプロが試打・評価
MAVRIK MAXユーティリティの5番(24°)を試打した動画です。
- スピンが入って浮き上がる球が出る。
- ヘッドは大きめで、フェース面はスコアラインが下まである。
- グースがあってアイアンに近い感じ。
- 4番アイアンだと球が上りきらないが、ユーティリティは球が上る。
- 球はつかまりやすい。
- 打感はソリッドな感じで、少しキンと言う。
MAVRIK MAXユーティリティのスペック
クラブスペック
番手 | 4番 | 5番 | 6番 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 21° | 24° | 27° |
ライ角 | 59° | 59.5° | 60° |
ヘッド体積 | 133cc | 131cc | 129cc |
長さ | 40″ | 39.5″ | 39″ |
シャフトスペック
MAVRIK MAXユーティリティの標準シャフトは、Diamana 40 for Callawayのみの1種類です。
フレックス | S | SR | R |
---|---|---|---|
シャフト重量 | 約47g | 約46g | 約44g |
クラブ重量 | 約343g | 約341g | 約340g |
バランス | D1 | D1 | D1 |
MAVRIK MAXユーティリティの発売日・発売価格
MAVRIK MAXユーティリティの発売日は2020年4月です。
発売価格はDiamana 40 for Callawayが装着されたモデルで、31,000円です。