キャロウェイのEPIC SPEEDドライバーのツアーバージョン3種が、遂に限定発売となりました。
新たな3種のドライバーについて、特徴・スペック・発売日・発売価格など、最新情報を取り上げます。
目次
EPIC SPEEDのツアーバージョン3機種は、450ccの小振りなヘッド
EPIC SPEEDのツアーバージョンとして限定発売されるドライバーは、上記の3種類です。
- EPIC SPEED◆◆◆ドライバー(写真左)
- EPIC SPEED◆◆◆LSドライバー(写真中央)
- EPIC SPEED◆◆◆DSドライバー(写真右)
既に発売されているEPIC SPEED、EPIC MAX、EPIC MAX LSドライバーは、いずれもヘッド体積が460ccのルール上限サイズで、ソールウェイトは後方に1つでした。
今回、発売されるツアーバージョンは、ヘッド体積がやや小ぶりな450ccで操作性を持たせてあり、ウェイトはソール後方に加えて、以前のサブゼロさながらに前方にも1つ搭載されているのが特徴的です。
▼EPIC SPEEDのノーマルバージョンとツアーバージョン
一つ気になる点としては、EPIC’21の特徴でもある新しくなったJAIL BREAKです。ノーマルなEPIC SPEEDドライバーでは、ソール面に4つのドットが確認できますが、ツアーバージョンはMAVRIK以前と同様に2つになっています。
ツアーバージョンではフレームからバーに戻った印象を受けそうですが、しかりとJAILBREAK AI スピードフレーム テクノロジーは搭載されています。
それでは、3種のツアーバージョンの違いについて見ていきましょう。
EPIC SPEED◆◆◆ドライバーの特徴
EPIC SPEED◆◆◆ドライバーは、ノーマルなEPIC SPEEDドライバーと比べると、ソール前方にウェイトが1つ搭載されています。
別重量のウェイトと交換することで、スピン量の調整を行うことができます。
また、ツアーバージョン3機種の中で、唯一、EPIC SPEED◆◆◆ドライバーのみがハイバック形状のサイクロン・ヘッド・シェイプを採用しています。空気抵抗を抑えてヘッドが走りやすくなっています。
弾道の特徴としては、3機種の中で最もつかまりが抑えられていますが、スピン量はやや多めで、コントロール性能に優れています。
このモデルを使っているツアープレーヤーは、ザンダー・シャウフェレです。
EPIC SPEED◆◆◆LSドライバーの特徴
EPIC SPEED◆◆◆LSドライバーは、LSの名が示す通り、低スピン(Low Spin)タイプのモデルです。ツアーバージョンはそもそも全機種で450ccサイズの小ぶりヘッドとなっていますが、LSは最も低スピン性能に優れています。
ウェイトは前方が6g、後方が10gと、前後で重量が異なっていますので、オプションウェイトを入手しなくても、前後のウェイトを交換して重心調整を行うことができます。
ボールのつかまりについては、3機種の中で中間的で、◆◆◆よりはつかまりますが、◆◆◆DSよりは弱めのつかまりとなります。
このモデルを使っているツアープレーヤーは、ジョン・ラームです。
EPIC SPEED◆◆◆DSドライバーの特徴
EPIC SPEED◆◆◆DSドライバーは、ツアーバージョンとしては異色なドローバイアスのモデルです。DSの意味は恐らく(Draw Spin)だと思います。
ウェイトは先ほどの◆◆◆LSと同じく前方が6g、後方が10gとなっていますので、前後を入れ替えることで重心調整を行うことができます。
このモデルを使っているツアープレーヤーは、マーク・リーシュマン、上田桃子です。
プロ仕様ヘッドの飛びをゴルフライターが詳しく解説!
試打ラボしだるTVでお馴染みのゴルフライター、コヤマカズヒロ氏にて、ツアープロ支給品、プロ仕様ヘッドについて、飛ぶのかどうか解説されています。
プロ支給品については、CT値が高いものがプロに優先して回されてるという噂もありますが、CT値が高いといっても微々たる差のため、飛距離の差は感じられないだろうとのことです。