⇒ゼクシオ11 イレブン ドライバーとゼクシオ10ドライバーの違いを徹底解説
ゼクシオ10ドライバーと9ドライバーの違いについて取り上げます。
目次
ゼクシオ10ドライバーと9ドライバー
上のヘッド写真の左が2018年に発売の10代目ゼクシオドライバー、右が2016年に発売の9代目ゼクシオドライバーです。
ゼクシオ10と9のキャッチコピーから、違いが見えてくる!
最近のドライバーは、ツイストフェース、JAILBREAK、スピードインジェクション、FLASHフェースなど、全く新たなテクノロジーが目につきます。ゼクシオはというと、大きな変化はせず、基本思想そのままに進化に進化を重ね、ヘッドスピード遅めの人向けのつかまりの良いクラブであり続けています。
その中でも、各モデルで注力されているポイントはあり、夫々で異なっています。9と10のキャッチコピーを見てみましょう。
- ゼクシオ10ドライバー
「飛びの”芯食い“体験」 - ゼクシオ9ドライバー
「軌道は力だ。」
ゼクシオ9代目まであった「Dual Speed Technology」という文字が消え、10代目からは「TRUE-FOCUS IMPACT」に変わっています。
9代目はボールスピード、ヘッドスピードを速くして飛ばすモデルでしたが、10代目は芯でとらえて飛ばそうという考え方になっています。
ゼクシオ10ドライバーの芯食いのメカニズム
出典:http://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/index.html
ゼクシオ10ドライバーは従来モデルと比べて、反発エリアが34%拡大していますので、格段に芯で捉えやすくなっています。
出典:http://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/index.html
そして、シャフトは手元がさらにやわらかくなることで、クラブが身体の近くを通りやすくなっています。これにより、身体にかかる力が低減され、ブレが生じにくくなり、より芯を捉えやすくなっています。
ゼクシオ10ドライバーの公式ムービー
ゼクシオ10ドライバーの特徴について、公式動画でも分かりやすく解説されています。
ゼクシオ10ドライバーは、重心が低く・深くなっている
出典:http://golf.dunlop.co.jp/xxio/10/index.html
ゼクシオの特徴の一つであるソールのウェイトバッジが、ゼクシオ10では設置個所が後方にずらされています。重心位置が低く・深くなっていますので、ミスに強く、高弾道で飛ばすことができます。
ゼクシオ10とゼクシオ9の飛距離・芯食いの比較
モデル | XXIO 10 | XXIO 9 |
---|---|---|
飛距離 | 212.6y | 207.6y |
打点確率 | 73% | 59% |
ゼクシオ10と9で、ヘッドスピード40m/sでの飛距離、反発エリアを捉える確率を計測したデータが、公式サイトで紹介されています。
ゼクシオ10では飛距離が5ヤードアップ、芯食いが23.7%アップしています。
ゼクシオ10ドライバーと9ドライバーのスペック比較
モデル | ゼクシオ10 | ゼクシオ9 |
---|---|---|
ロフト角(°) | 8.5/9.5/10.5/11.5 | 8.5/9.5/10.5/11.5/12.5 |
ライ角(°) | 59 | 58 |
ヘッド体積(cc) | 460 | 460 |
クラブ長さ(インチ) | 45.75 | 45.5 |
クラブ重さ(g)R | 270 | 272 |
スペック面での違いは、ゼクシオ10では2g軽量化されていて、シャフトは0.25インチ長尺になっています。また、ライ角はゼクシオ10の方が1°大きくなっていますので、つかまりの良さが感じられると思います。
なお、6代目からラインナップされていたロフト角12.5°は、ゼクシオ10では廃止となっています。
ゼクシオ10ドライバー・9ドライバーの試打・評価