キャロウェイから発売のJAWS FULL TOEウェッジについて、最新情報を取り上げます。
目次
JAWS FULL TOEウェッジの特徴
フェース全面に溝を設けた「フルスコアライン」
JAWS FULL TOEウェッジの最大の特徴は、名前が示している通りトゥまでフルに溝が敷き詰められている点です。
フェースを開いたり、ライの状況によっては、フェース面をワイドに使うシーンがあると思います。
そういった時でも、フェース全面に溝が設けられていますので、より安定したスピン性能が発揮されやすくなっています。
フェース部のみノーメッキでスピン性能をアップ
ヘッド全体はメッキ仕上げがなされていますが、フェース部はノーメッキとなっています。
当然ながら錆びやすいというデメリットはありますが、ツアープロがノーメッキを好む理由はスピン性能にあります。
メッキ仕上げにするよりも、溝のエッジが立ったままとなりますので、ノーメッキの方がよりボールを噛む能力が高く、よりスピンが掛かりやすくなっています。
ハイトゥ形状を採用
フェース形状は、トゥ側が高いハイトゥ形状が採用されています。
こちらもフルスコアラインと相まって、バンカーショットなどでフェースを思い切り開いてもショットしやすくなっています。
さらに、バックフェース上部のトウ側は厚め、ヒール側は薄めに設計されていて、フェース面を斜めに抜けていくボールに対して、スピンが掛かりやすくなっています。
クロム仕上とマットブラック仕上の2種類
仕上げは2種類あり、クロム仕上げに加えて、マットブラック仕上げがあります。
マットブラック仕上げの方は、全体的に引き締まって見え、屋外でのシルバー系の反射が苦手な方に適しています。
JAWS FULL TOEウェッジの試打
JAWS FULL TOEウェッジをプロが計測試打
試打ラボしだるTVさんによる試打動画です。58/10°、ダイナミックゴールド(S200)で試打されています。
- ハイトゥに助けられたことはないが、フェースを開きやすい。
- スクエアに構えて上げて下ろしてではなく、開いて使うと打ちやすい。
- ハイトゥのメリットは、フェースを開いた時に、重心が後ろにあるから、フェースが返らないことにあると思う。
- 技を使いたい方には、このタイプのウェッジは良い。
- 上手い人は、トゥ寄りのバンスが使えるという。
- 打感は良い。ソールはJAWSフォージドに似てて抜けが良い。
キャロウェイUSの公式動画
キャロウェイUSの公式動画です。
英語での説明ですが、翻訳設定にすると日本語での解説を聞くことができます。
JAWS FULL TOEウェッジのスペック
クラブスペック
ロフト角 | 54 | 56 | 58 | 60 |
---|---|---|---|---|
バンス | 12 | 12 | 10 | 10 |
ライ角 | 64 | 64 | 64 | 64 |
長さ | 35.25 | 35.25 | 35 | 35 |
ロフト角は54、56、58、60°の4スペックです。
PMグラインドウェッジとフルスコアラインでハイトゥ形状でとても似ていますが、JAWS FULL TOEウェッジの方は54°があります。
シャフトスペック
公式サイトで掲載されているシャフトは2種類です。なお、マットブラックの方はNSプロのみが掲載されています。
- N.S.PRO 950GH NEO (S)
- DYNAMIC GOLD (S200)
JAWS FULL TOEウェッジの発売日・発売価格
JAWS FULL TOEウェッジの発売日は、2021年9月10日です。発売価格は25,300円です。