ドライバーを選ぶ際の重要なポイントの一つとして、クラブ重量が挙げられます。
ゴルフクラブは、ゴルファー個々人の身体能力に合ったクラブ重量というものがあります。
特に、クラブ重量が重すぎるとスイングが安定せず、ヘッドスピードが下がり、弾道の安定性や飛距離の大きなロスにつながります。反対に軽すぎるとインパクトエネルギーが下がり、ミート率の低下を招き、これも大きな飛距離ロスにつながります。
本記事では、軽いクラブに興味がある方向けに、軽量ドライバーでおすすめのモデルをランキング形式で紹介します。ランキングの順位はRスペックでのクラブ重量順としています。現在のドライバーが少し重くて扱いづらいという方は、参考にしてみてください。
なお、クラブの選び方としては、当記事執筆時点でメーカーの公式サイトに掲載されているモデルを対象としています。
本記事の最後には、クラブ重量と長さをまとめた表も掲載していますので、参考にしてみてください。
目次
- 1 第1位 マジェスティ サブライムドライバー 2021(クラブ重量:250g)
- 2 第2位 ゼクシオプライムドライバー 2023(クラブ重量:254g)
- 3 第3位 マジェスティ プレステジオ12ドライバー(クラブ重量:260g)
- 4 第4位 PING G430 HL MAX/SFT ドライバー(クラブ重量:265g)
- 5 第5位 タイトリスト TSR1ドライバー(クラブ重量:269g)
- 6 第6位 テーラーメイド ステルスグローレドライバー(クラブ重量:272g)
- 7 第7位 キャロウェイ パラダイム MAX FASTドライバー(クラブ重量:276g)
- 8 第8位 ブリヂストン B3 SD・DDドライバー(クラブ重量:278g)
- 9 軽いドライバー2023の全モデルのスペック比較
- 10 軽量ドライバー関連の記事
第1位 マジェスティ サブライムドライバー 2021(クラブ重量:250g)
マジェスティゴルフから50周年記念モデルとして発売されているマジェスティ サブライムドライバーです。
2021年モデルですが、今尚、クラブ重量としてはクラブ重量はRスペックで250g、SRスペックで253gとなっていて、恐らく2021年時点での主要メーカーの現行モデルの中で、最も軽量なドライバーです。
もう一つの特徴がクラブ長さです。47.5インチとかなりの長尺になっていますので、一般的な長さ(45.5~45.75インチ)と比べると1.75~2インチ(4.5~5cm)長いことになります。
最近では、フィル・ミケルソンや石川遼といったトッププロが47インチ超えのドライバーを使っていることから、長尺に対するシニアなイメージも一変しています。
第2位 ゼクシオプライムドライバー 2023(クラブ重量:254g)
XXIOはレギュラーモデル自体がシニアに人気がありますが、更に軽いものとして発売しているのがゼクシオプライムシリーズです。
レギュラーモデル自体も標準的なものより約20g軽いですが、プライムはさらに約30g軽くなっています。
ヘッドだけではなく、クラブ全体の重心設計も考慮されていて、ゼクシオ11からカウンターバランスが採用されています。
グリップ側に重量が寄せてあるため、よりヘッドの重量負荷を感じ辛くなっているのが特徴です。
クラブ長さは46.25インチで、前作よりも0.25インチ短尺化され、振りやすさが程よく備わっています。
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第3位 マジェスティ プレステジオ12ドライバー(クラブ重量:260g)
マルマンのマジェスティ プレステジオ 12 ドライバーです。スペック的にはゼクシオプライムと競合するモデルですが、高級仕様なのが特徴で価格が2倍ぐらいで、所有感を満たしてくれるドライバーです。
クラブ重量はRスペックで260gと軽く、グランドシニアのゴルファーでも楽に振れるクラブです。クラブ長さも46インチと長過ぎず、長尺が苦手な方にオススメです。
第4位 PING G430 HL MAX/SFT ドライバー(クラブ重量:265g)
G430 HLは、PINGのGシリーズで初めてとなる軽量モデルです。
MAXとSFTの2種類のモデルがあり、右へのミスが不安な方はSFTがオススメです。
クラブ重量は265gで、アスリート向けと言われているPINGとは思えないぐらいの軽量モデルです。
ヘッドはG430と同じデザインのため、外観はアスリートモデルのままというのもポイントです。
第5位 タイトリスト TSR1ドライバー(クラブ重量:269g)
タイトリストのTSR1ドライバーは、3代目TSシリーズとなるTSRから発売の軽量モデルです。
前作のTSi1ドライバーとクラブ重量は変わらず超軽量化が維持されつつ、タイトリスト史上で最も深い重心が実現されていますので、ヘッドの安定性が高いのが特徴です。
軽量モデルは46インチ以上が多い中、TSR1ドライバーは45.75インチで一般的な長さにしてあるため、標準的なクラブからの移行もしやすいという利点があります。
また、軽量モデルでは珍しく、可変スリーブを搭載していますので、ロフト角・ライ角の調整ができるのも大きなポイントです。
第6位 テーラーメイド ステルスグローレドライバー(クラブ重量:272g)
ステルスグローレは、テーラーメイドのステルスシリーズとグローレシリーズの融合により生まれたモデルです。
Mグローレ、SIMグローレに次いて、グローレ融合モデルの3代目となります。
ステルスに搭載されているカーボンフェース、ツイストフェース、イナーシャ・ジェネレータといった飛びと寛容性のテクノロジーが取り入れられていて、それでいて日本人が扱いやすいクラブ設計になっています。
ドローバイアス設計にもなっていますので、スライスを抑えたい方にも適しています。
第7位 キャロウェイ パラダイム MAX FASTドライバー(クラブ重量:276g)
パラダイム MAX FASTドライバーは、キャロウェイの2023年モデル「パラダイム」の軽量モデルです。
テーラーメイドのグローレ融合モデルと同様に、キャロウェイのMAX FASTはアジア市場を専用に開発・販売されているシリーズです。
パラダイムに属するため、AI設計、JAILBREAKなどのテクノロジーで、弾道はハイドロー仕様です。
第8位 ブリヂストン B3 SD・DDドライバー(クラブ重量:278g)
B3ドライバーは、ブリヂストンのBシリーズに追加されたモデルで、ストレートドライブのSDとドローバイアスのDDの2タイプあります。
どちらもRスペックで278gという軽さで、ここ数年リニューアルがストップしているPHYZの実質的な後継モデルと考えると分かりやすいです。
こちらもTSR1やG430 HLと同様に可変スリーブが搭載されていますので、購入後でも弾道調整できる利点があります。
軽いドライバー2023の全モデルのスペック比較
順位 | メーカー | モデル | クラブ重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|
1 | MAJESTY | サブライム | 250g | 47.5″ |
2 | Dunlop | プライム12 | 254g | 46.25″ |
3 | MAJESTY | プレステジオ12 | 260g | 46″ |
4 | PING | G430 HL(MAX・SFT) | 265g | 46″ |
5 | Titleist | TSR1 | 269g | 45.75″ |
6 | TaylorMade | ステルス グローレ | 272g | 46″ |
7 | Callaway | パラダイムMAX FAST | 276g | 45.75″ |
8 | BridgeStone | B3 SD・DD | 278g | 45.75″ |
本ランキングに登場したドライバーのRスペックでのクラブ重量、そして、クラブ長さをまとめました。
クラブの扱いやすさ、振りやすさは、クラブ重量だけでなく長さも大きく影響します。
また、軽量クラブは長さがマチマチのため、自分に合った長さがあるモデルから探していくのもお勧めです。
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