EENOURは、アウトドア用品やポータブル電源などで知られる家電メーカーです。
最近では、ゴルフ用のレーザー距離計を手掛けていて、ドイツのデザイン賞を受賞するなど日本国内でも売れ筋ランキングの常連で注目度が高まっています。
現在、公式サイトに掲載されている全9機種について、機能を比較しながら、おすすめモデルを紹介します。
EENOURとは?
ゴルフのレーザー距離計のメーカーは、ゴルフ系の製品を手掛ける企業と、距離計・電子機器系を手掛ける企業の大きく2つに大別されます。
EENOURは後者の方で、冒頭でも少し触れた通り、アウトドア家電やポータブル電源を主に手掛けているブランドです。ちなみに、読み方は、「イーノウ」です。
ゴルフのレーザー距離計については、2025年7月時点で9機種リリースされています(同社の新ブランドの「SILLAID」は含まず)。
EENOUR 全機種の機能・性能比較
全機種の概要
機種 | メーカー 発売価格 |
発売時期 | 特徴 |
---|---|---|---|
U1000PRO+ | 33,600円 | 2024年10月 | 最上位モデル Ultra-mini U1000PROの後継モデル。 赤緑2色表示で視認性がとても高い。 3点間距離を搭載。 測定スピード0.04秒の爆速。 |
U800+ | 21,000円 | 2024年10月 | Ultra-mini U800の後継モデル。 黒1色表示。 3点間距離を搭載。 測定スピード0.04秒の爆速。 |
U1000ADL | 29,980円 | 2024年3月 | 赤色と黒色の表示を切り替えられる。 3点間距離を搭載。 マグネットを搭載し、Ultra-miniよりもサイズが大きい。 |
U1000RG | 29,980円 | 2023年11月 | 赤緑2色表示で視認性がとても高い。 測定スピード0.06秒の高速。 マグネットを搭載し、Ultra-miniよりもサイズが大きい。 |
Ultra-mini U1000PRO |
33,600円 | 2023年4月 | 赤緑2色表示で視認性がとても高い。 測定スピード0.06秒の高速。 ドイツのデザイン賞受賞。 |
Ultra-mini U800 |
21,000円 | 2023年4月 | 黒1色表示。 測定スピード0.06秒の高速。 ドイツのデザイン賞受賞。 |
SW-1000D | 28,800円 | 2022年8月 | 赤1色表示で視認性が高い。 測定スピード0.06秒の高速。 マグネット内臓。 |
LR1000 PRO | 32,974円 | 2022年4月 | 赤緑2色表示で視認性がとても高い。 測定スピード0.06秒の爆速。 マグネット内臓。 |
LR1000 (LR700) |
19,980円 (13,980円) |
2021年 | 黒色1色表示。 測定スピードが速い。 (LR700は、最大測定距離が700メートルとやや劣る) |
EENOURのレーザー距離計は、当記事更新時点で公式サイトで掲載されているものは6機種あり、最上位機種は最新のU1000PRO+です。
特に、2024年以降に発売されている3機種は、3点間距離の計測機能が搭載されていて、人気があります。
なお、2022年以前の機種は、大手ショッピングサイトでは出品が一切確認されなかったため、現実的に購入可能なものは、2023年のU800、U1000PRO以降の機種となります。
全機種の機能・性能の詳細比較表
▼EENOUR全機種の機能・性能の比較表です。
機種 | U1000PRO+ | U800+ | U1000ADL | U1000RG | U1000PRO | U800 | LR1000 PRO | SW-1000D | LR1000・LR700 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発売年 | 2024年 (10月) |
2024年 (10月) |
2024年 (3月) |
2023年 (11月) |
2023年 (4月) |
2023年 (4月) |
2022年 (4月) |
2022年 (8月) |
2021年 |
Amazon 最安値* |
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測定距離 | 1,093y | 874y | 1,093y | 1,093y | 1,093y | 874y | 1,093y | 1,093y | 1,093y・765y |
測定誤差 | ±1y | ±1y | ±1y | ±1y | ±1y | ±1y | ±1y | ±1y | ±1y |
測定速度 | 0.04秒 | 0.04秒 | 0.15秒 | 0.06秒 | 0.06秒 | 0.06秒 | 0.06秒 | 0.06秒 | 0.5秒 |
手ブレ補正 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
表示 | 赤・緑(2色) | 黒 | 赤(黒に切替可能) | 赤・緑(2色) | 赤・緑(2色) | 黒 | 赤・緑(2色) | 赤 | 黒 |
輝度調節 | 4段階 | - | 4段階 | 4段階 | 4段階 | - | 4段階 | 4段階 | - |
透過率 | 95% | 85% | 98% | 95% | 95% | 85% | 90% | 90% | - |
望遠倍率 | ×6 | ×6 | ×6.3 | ×6.3 | ×6 | ×6.5 | ×6 | ×6 | ×6 |
傾斜モード | ○ | ||||||||
傾斜モード ONOFF表示 |
○ | ||||||||
ピンサーチ | ○ | ||||||||
振動通知 | ○ | ||||||||
3点間距離 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - | - | - | - | - |
マグネット | - | - | 〇 | 〇 | - | - | 〇 | 〇 | - |
サイズ | 94.5 | 94.5 | 109 | 109 | 94.5 | 94.5 | 112 | 112 | 107.68 |
×55 | ×55 | ×68 | ×68 | ×55 | ×55 | ×70 | ×70 | ×70.12 | |
×33 | ×33 | ×39.5 | ×39.5 | ×33 | ×33 | ×40 | ×40 | ×37.04 | |
重量 | 127g | 127g | 195.5g | 195.5g | 127g | 128.5g | 150g | 150g | 150g |
体積* | 172cc | 172cc | 293cc | 293cc | 172cc | 172cc | 317cc | 317cc | 279cc |
防水 | IP54(水の飛沫で影響を受けいない) | ||||||||
電源 | 充電(USB Type-C) |
*体積:縦・横・奥行を乗じた算出値で、実際の製品体積とは異なる
EENOURのレーザー距離計の全機種について、機能・性能を一覧にまとめました。
この表から分かる通り、どの機種もピンサーチ、スロープといった便利な測定機能は備わっています。大きな違いは、ディスプレイ表示のカラー対応、最大測定距離、本体サイズといったところですが、2024年以降の機種では3点間距離の計測機能が搭載されている点は見逃せません。
次はこの表を元に、自分に合ったモデルを見い出すために、注目すべき点を解説していきます。
EENOURで迷ったらコレ!
お時間の無い方に、先にオススメだけ知りたい方の為に、先に結論を書いてしまいますと、EENOURのレーザー距離計で最もオススメのモデルは「U1000PRO+」です。
EENOURの製品は、2023年以降のモデルではあまり機能・性能の差がありませんでしたが、2024年以降から3点間距離の計測機能が搭載されています。

そして、2024年以降に発売されているのは、U1000ADL、U1000PRO+、U800+となりますので、この3機種が断然オススメです。
その中でも、カラー表示に対応しているのは、U1000ADLとU1000PRO+の2機種ですが、U1000PRO+はOLED(有機EL)を採用していますので、見やすさレベルが格段に優れています。
さらに、U1000PRO+は超小型・軽量で、測定スピードも0.04秒と爆速です。機能・性能・コンパクトさの3点で文句の付け所がありません。
なお、下位モデルのU800+になると、ディスプレイ表示が黒1色になり、測定距離が200ヤードほど短くなりますが、価格は約1万円も安くなります(1万円ちょっとで購入可能)。
コスパは抜群に優れていますので、予算を抑えたい方にはU800+がオススメです。
EENOURの注目したい特徴は4つ
ここからは、当記事更新時点で大手ショッピングサイトで実際に出品されていて、現実的に購入可能な2023年以降の機種に絞って取り上げます。
2023年以降の機種は、U1000PRO+、U800+、U1000ADL、U1000RG、U1000PRO、U800の6機種です。
どの機種も、ピンサーチ機能、スロープ機能、振動通知機能など、単純測定以外の機能がしっかりそなわっていますが、機種毎の違いや特徴があることも事実でしす。
購入に当たって注目したい特徴は4つあり、1つずつ解説していきますので、必要かどうかを判断していくと、自分に合ったモデルが見つかります。
特徴① スコープ内の表示の見やすさ
機種 | U1000PRO+ | U800+ | U1000ADL | U1000RG | U1000PRO | U800 |
---|---|---|---|---|---|---|
発売年 | 2024年(10月) | 2024年(10月) | 2024年(3月) | 2023年(11月) | 2023年(4月) | 2023年(4月) |
Amazon 最安値* |
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\22,480 | \12,480 | \21,980 | \15,980 | \23,317 | \14,767 |
表示 | 赤・緑(2色) | 黒 | 赤(黒に切替可能) | 赤・緑(2色) | 赤・緑(2色) | 黒 |
輝度調節 | 4段階 | - | 4段階 | 4段階 | 4段階 | - |
透過率 | 95% | 85% | 98% | 95% | 95% | 85% |
望遠倍率 | ×6 | ×6 | ×6.3 | ×6.3 | ×6 | ×6.5 |
レーザー距離計は、スコープで目標を捉え、そして、測定結果もそこに表示されます。
特に、ゴルフは屋外で行うスポーツの為、眩しい日差しの中や、早朝や薄曇りの中など、天候や日照具合いで、見づらい場合があります。
EENOURのレーザー距離計は、機種によって表示に使われるカラーに違いがあり、上位機種になるほど、色の種類・数の違いにより見やすくなっています。
▼U1000PRO+、U1000RG、U1000PROは赤・緑の2色で表示
▼U1000ADLは赤1色だが、黒への切替も可能
出典:Amazon
▼U800+、U800は黒1色で表示
U1000PRO+、U1000ADL、U1000RG、U1000PROは、カラー表示が採用されていて、さらに4段階の輝度調整機能もついています。
特に、U1000PRO+、U1000RG、LR1000 PROの3機種は、OLED(有機EL)による赤・緑の2カラーが採用されていますので、見やすさが格段に優れています。暗い背景と文字が重なっても、はっきり読み取ることができます。今まで見づらさを感じたことがある方は、この3機種から選ばれると良いでしょう。
特徴② 3点間距離の計測機能
3点間距離の計測機能は、2024年頃から急速に採用が進んでいます。
ゴルフとの相性が良く、実際のラウンドでは特に便利に活用することができ、これまで測定できなかったところまで測れてしまうため、この機能を求めて買い替えされる方も少なくありません。
EENOURでも2024年以降の機種には搭載されています。具体的に言うと、U1000PRO+、U800+、U1000ADLの3機種です。
出典:楽天
参考までに3点間距離の計測機能を簡単に説明すると、離れた2地点の距離を計測することができます(通常測定では現在地からの距離しか測れない)。
この機能を使うと、カートにいながらにして、ボールとピンまでの距離が測れてしまいます。

この機能に興味がある方は、U1000PRO+、U800+、U1000ADLの3機種から選びましょう。
特徴③ マグネットの有無
最近は、レーザー距離計にマグネットを内蔵したモデルも徐々に増えつつあります。
老舗大手のニコンのCOOLSHOTでも50iというモデルで搭載されました。

そして、EENOURでも以前からマグネットを内臓したものが提供されていて、2023年以降の購入可能なモデルでも、U1000ADL、U1000RGの2機種に搭載されています。
出典:Amazon
本体にマグネットがが内臓されていると、クラブヘッドやカートに貼り付けることができます。18ホールでのラウンドにカートにくっ付けておけば、ポケットや収納からの出し入れの手間がなくなります。
▼マグネットの便利な使い方
こちらの動画は、他メーカーのレーザー距離計で実演されているものですが、距離測定後、ショットの間、芝生の上に置いたレーザー距離計を、アイアンヘッドにマグネットで装着させて拾い上げています。
これが腰痛持ちの方など地面から物を拾う行為が苦しい方にとっては、とても助かります。
特徴④ サイズの違い
機種 | U1000PRO+ | U800+ | U1000ADL | U1000RG | U1000PRO | U800 |
---|---|---|---|---|---|---|
発売年 | 2024年 | 2024年 | 2024年 | 2023年 | 2023年 | 2023年 |
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\22,480 | \12,480 | \21,980 | \15,980 | \23,317 | \14,767 |
重量 | 127g | 127g | 195.5g | 195.5g | 127g | 128.5g |
サイズ | 94.5 | 94.5 | 109 | 109 | 94.5 | 94.5 |
×55 | ×55 | ×68 | ×68 | ×55 | ×55 | |
×33 | ×33 | ×39.5 | ×39.5 | ×33 | ×33 | |
体積* | 172cc | 172cc | 293cc | 293cc | 172cc | 172cc |
EENOURのレーザー距離計は、2022年まで同じぐらいのサイズ感・重量感でしたが、2023年に発売のUltra-mini U1000PRO・U800では、超コンパクト設計が実現されています。
その後継機種で2024年に発売されているU1000PRO+、U800+も同じサイズです。
その小ささは、例えて言えばほぼクレジットカードと同じサイズです。
コンパクトなモデルはグリップ感に劣るものも少なくありませんが、EENOURの超コンパクトモデルは本体底面に窪みが設けられていて、グリップ感・ホールド感も備わっています。
手が小さい方、ポケットに入れたままのプレーを好まれる方にとても適しています。
EENOURのモデル別おすすめゴルファータイプ
EENOURのレーザー距離計全機種について、どのようなゴルファーが適しているか、または、適していないか解説します。
最新機種順に取り上げます。
Ultra-mini U1000PRO・U800が適しているゴルファー
U1000PRO+、U800+は2024年に発売されていて、どちらも2023年に発売されているUltra-mini U1000PROは、U800の後継機種です。
大きな違いとしては、3点間距離の計測機能が新たに搭載されていて、測定スピードも0.06秒から0.04秒に進化しています。
価格に付いては、当記事更新時点での市場での最安値の調査結果としては、U1000PRO+はU1000PROより4,000円ほど、U800+はU800より1,000円ほど高額となっています。
いずれも3点間距離という便利な機能が搭載されていることを考えると、その価格差に見合う価値があります。
購入される場合は、是非、新しい方の2024年モデルをオススメします。
U1000PRO+とU800+の大きな違いは、ディスプレイの表示にあります。
U800+はディスプレイが黒1色表示ですが、U1000PRO+は上図の通り2カラーOLEDを採用しています。
暗い日、背景が暗いシーンなどで、抜群の見やすさを発揮してくれますので、予算が許すのであれば、U1000PRO+がオススメです。
予算を抑えたい場合は、U800+の方が1万円ほど安いため、コスパで考えるとU800+はとても優れています。

U1000ADLが適しているゴルファー
U1000ADLは、半年前に発馬視されているU1000RGと外観は同じですが、中身が大きく異なっています。
注目すべき点としては、1つのアップグレードと1つのダウングレードです。
アップグレードしたのは測定機能で、新たに3点間距離の計測機能が搭載されました。
ダウングレードしたのは表示機能で、赤・緑の2カラーOLEDから、赤色LEDに変わりました、なお、赤から黒への4段階の切替機能により、最終的には黒1色に切り替えることもできますので、赤か黒か決めかねる方、場合によって見やすい方が異なるという方には適しています。

U1000RGが適しているゴルファー
U1000RGの発売前までは、Ultra-mini U1000PROが最上位でしたが、U1000RGの方がマグネットを内蔵し、倍率も6→6.3倍と若干上回っています。
デザインも酷似していますが、Ultra-miniは超小型だったのに対して、U1000RGは標準的なサイズ・重量です。
超小型はポケットに入れたままプレーできるなど携帯性に優れていますが、測定時に手ブレが生じやすい、落としやすいという課題も指摘されています。
U1000RGは、標準的なサイズ・重量によるホールド感や測定の安定感を求める方に適しています。

Ultra-mini U1000PRO・U800が適しているゴルファー
Ultra-mini U1000PROは、U800と同時に2023年に発売されています。
2022年以前のEENOURのレーザー距離計は、サイズが中型でしたが、Ultra-miniは超コンパクトに仕上がっていて、更に、ドイツのプロダクトアワードでデザイン賞も受賞しいて、アルミニウムボディの外観の美しさも特徴的です。
U1000PROとU800外観は同じですが、性能面でU1000PROの方が優れています。
▼左がU800、右がU1000PRO
大きな違いは、スコープ内に表示される結果の見やすさで、U800が黒一色なのに対して、U1000PROは赤・緑の2カラーで、更に4段階の輝度調節機能まで備わっています。
その分、価格差は1万円ほどありますので、見やすさを求める方はU1000PRO、コスパを求める方はU800がオススメとなります。

LR1000 PROが適しているゴルファー
LR1000 PROは、SW-1000Dよりも4ヶ月前に発売されているモデルですが、機能・性能、そして、価格の面からも最上位の機種です。
最大の特徴はスコープ内の見やすさで、唯一、赤と緑の2色表示が採用されていて、4段階の輝度調節もでき、日差しが強い中、薄ぐらい中でも安定した見やすさが備わっている点です。
それに加えて、外観の格好良さもあります。
価格も他メーカーに比べると、この機能・この性能で約2.3万円(当記事執筆時点での調査価格)で購入することができますので、総合的に考えて最もお買い得で最もおすすめのモデルです。
他メーカーでは、マグネット搭載、ピンサーチ、ジョルト、スロープ機能が付いているモデルで5万円を優に超えてきます。
あとは、数万円を積んでブッシュネル、ニコンといった一流ブランド名を取るか、実用面とコスパを取るかという判断になるかと思います。
SW-1000Dが適しているゴルファー
EENOURのレーザー距離計の最新機種で、LR1000 PROと殆ど同じ機能・性能のモデルです。
大きく異なるのはスコープ内の表示の部分で、LR1000 PROが赤と緑の2色なのに対して、こちらのSW-1000Dは赤1色です。
それでもLR1000 PROと同様に4段階の輝度調節機能が搭載されていて、周囲の明るさ・暗さに対応して見やすさを提供してくれます。
価格的にはSW-1000Dの方が2000円ほど安いため、1色から2色の表示にこの金額を出すかどうかという判断になります。
あとは、カラーリングが異なるので、この辺りの好みもありそうです。
筆者の個人的なオススメとしては、白と黒のカラーリングが好みであればSW-1000Dで良いと思いますが、そうでない場合、2000円ほど高額になっても、赤・緑の2色表示のLR1000 PROをオススメします。
LR1000・LR700が適しているゴルファー
LR1000・LR700は、ピンサーチ、ジョルト、スロープといった使い勝手を高めてくれる機能が十分備わっています。
まず、LR1000については、値段が約2万円で、上位機種との価格があまり変わらないため、こちらの購入はオススメしません。
購入するとすれば、LR700です。最大測定距離が1093y→765yに下がりますが、使用上、問題無い性能です。機能的にも十分に備わっていまして、それでいて約1.1万円というのは破格の安さです。
予算を出来るだけ抑えたいが、ピンサーチ・スロープといった機能はしっかり欲しいというコスパを究極に求める方に、LR700はとてもオススメのモデルです。
まとめ
EENOURのレーザー距離計の全機種について、機能・性能の比較、市場最安値の調査結果、そして、各モデルがどのようなゴルファーに適しているかを解説しました。
EENOURは、全体的に高機能であるにもかかわらず、値段が抑えられているのが特徴です。
機能・性能・価格を総合的に考えると、2024年に発売のU1000PRO+が一番のオススメですが、予算を抑えたい方は、それよりも1万円ほど安いU800+がおすすめです。
この2機種は、3点間距離の計測機能を搭載していますので、この機能に興味がある方にもオススメです。





