スリクソンの2022年モデル、ZX5 MKⅡドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
ZX5 MKⅡドライバーについて
スリクソンの2022年モデル「ZX MKⅡシリーズ」は、ドライバーが3種類発売されています。
前作では「ZX5」と「ZX7」の2種類でしたが、「ZX5」に低スピンタイプのLSが追加されました。
本記事で取り上げるのは、ZX5のスタンダードタイプ、ZX5 MKⅡドライバーです。
後方にウェイトを1つ搭載した深重心タイプで、操作性よりも寛容性・直進性を求める方向けのドライバーです。
▼ZX5 MKⅡ・ZX5 MKⅡ LSドライバーの概要・特徴については下記記事をご覧ください。
≫ ZX5 MKⅡ・ZX5 MKⅡ LSドライバーの最新情報まとめ!試打・評価・スペック・発売日・発売価格
ZX5 MKⅡドライバーをプロがトラックマンで計測試打・評価
試打クラブは、ロフト角が9.5°、シャフトがDiamana ZX MKⅡ 50 S/60 Sの2種類です。
- ボディがマットになったのが特徴的。
- 打感は良い。弾き系だけど、前作では薄く広かった打感が、真ん中に集まっている。
- 初速も感じるけど、あまり曲がらない。ヘッドが変な方向を向かない。
- PINGのような安定感がある。スピンも抑えられていて、吹けてく感じは無い。
女子プロゴルファーがZX5 MKⅡとZX5ドライバーを比較試打・評価
西川みさとプロが、ZX5 MKⅡと前作のZX5を比較試打されています。
- マットになって全然変わった。顔もオーソドックスですっきりしていて良い。
- 打感は全然硬く感じる。当たってすぐに離れる。前作の方が食いつく感じがあって良い。
- スピン量が抑えられていて、球が上がりきらない。
- ヘッドが走る感じが少なく、ハードに感じる。左に行く感じは無い。
- 対象ゴルファーについては、ヘッドスピードは欲しい。
ZX5 MKⅡとZX5 MKⅡ LSドライバーをプロが試打・評価
- 顔が良くなった。前作より、きれいな丸に近くなって大きく見える。
- 打感は金属感が強くて、ちょっと硬い。思い切り弾いてる。打音以上に弾いてる感じがする。
- 前作と同じでスピン量が多い。その分、打ち出しが高くて、やさしく感じる。
ZX5 MKⅡドライバーのスペック
クラブスペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- ヘッド重量:199g
- クラブ長さ:45.25インチ
- クラブ重量:302g(S)
- バランス:D2(S)
シャフトスペック
シャフト | 硬さ | 重量 | トルク | 適応HS |
---|---|---|---|---|
Diamana ZX-Ⅱ 50 | S | 49g | 5.8° | 40~48m/s |
〃 | SR | 47g | 5.9° | 37~45m/s |
〃 | R | 45.5g | 6.0° | 33~42m/s |