テーラーメイドの2022年モデル、ステルス ドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ステルス ドライバー
テーラーメイドの2022年の新シリーズ、「ステルス」は、3タイプのドライバーがあります。このタイプ分けは、ネーミングが変わっていますが、前年のSIM2シリーズ、前々年のSIMシリーズと基本的に同様です。
左から、アスリート向けのステルスPLUSドライバー、スタンダードで寛容性を高めたステルスドライバー、そのハイドローモデルのステルスHDドライバーです。
本記事で取り上げているのは、写真中央のスタンダードなステルスドライバーです。
従来モデルとの関係としては、SIM2 MAX、SIM MAX、M6、M4、M2が同じラインとなりますので、これらのモデルからステルスへの買い替えを検討されている方は、スムーズにステルスドライバーに移行しやすいと思います。
【何処よりも早い】STEALTH(ステルス)ドライバーの最新情報・違いをまとめ|ステルスPLUS・ステルス・ステルスHDドライバー|試打・評価・スペック・シャフト・発売価格
ステルス ドライバーの試打・評価
ステルスドライバーをプロがトラックマンで試打・評価
ロフト9°、シャフトは純正のTENSEI REDのSで試打されています。
- ステルスHDドライバーと比べると、構えた時に明らかに右を向いていて、つかまり度合も少ない。
- ヘッドスピードが37、38m/sぐらいの人は、ロフト角10.5°が良い。
- ロフト角調整で2°アップしても、フェース角はクローズ側になるが、それでもアドレスするとステルスHDドライバーより開いている。
- スピン量は少ない。球も上がらない。これを使うツアープロは多くなると思う。
- 助けてくれる、やさしいクラブではない。ステルスHDドライバーの方がやさしい。
- カーボンはスピン量が少なくなりやすいと聞いている。
- カーボンフェースのグローレリザーブ、C4もスピン量は少なかった。
- SIMと比べると食いつき感はあるが、SIM2比べると硬く感じる。
- とても良いクラブだが、万人受けのクラブではない。個性派のクラブ。
3up CLUBがステルスのドライバー3機種を試打
ステルスドライバーは、ロフト10.5°で試打されています。
- SIMよりも球を掴んでいる時間が長い。
- 弾く感じがあって、打感も気持ちよい。
- SIM2 MAXよりも少し球が上がりやすい感じがする。スピンは少なく、球は曲がらない。
- SIM2と重量配分が変わっているが、振りにくさなどの違和感はない。
- フレックスSの場合、ヘッドスピードは40前後ぐらいで行けそう(ロフト10.5°)。
プロがステルスドライバーを徹底試打・解説
- チタンじゃないのに、一番チタンっぽくて、とても打感が良い。
- SIM2と比べると、打ち出しは低い。
- ステルスシリーズは、慣性モーメントがあるのに操作感もある。SIM2とは別物。
高橋良明プロがステルス ドライバーをゴルフ場で試打
▼ステルスドライバーの試打のところ(1:32頃)から再生されます。
- ステルスHDとステルスは、顔が殆ど変わらない。
- 打感はチタンに近くて、少し軟らかさがあって良い。打音はしっかり出ていて違和感はない。
- 球は上がりやすい。
- SIM2シリーズと比べると、初速、球の上がりやすさが上がってて簡単。
ステルス ドライバーのスペック
- ロフト角:9/10.5/12°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75インチ
- 標準シャフト:TENSEI RED TM50 (’22)
- フレックス:S/SR/R
- クラブ重量:約300g(SR)
ステルス ドライバーのシャフト
ステルス ドライバーのシャフトは、公式サイトに掲載されているものが4種類あります。
シャフト | 硬さ | バランス | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
TENSEI RED TM50 (’22) | S | D2.5 | 約302g | 約57g | 4.3 | 中 |
〃 | SR | D2.5 | 約300g | 約55g | 4.7 | 中 |
〃 | R | D2.5 | 約297g | 約52g | 5.0 | 中 |
Tour AD UB-6 | S | D3.5 | 約314g | 約65g | 3.2 | 中 |
SPEEDER NX 60 | S | D3 | 約312g | 約64g | 3.7 | 中 |
Diamana PD 60 | S | D3.5 | 約314g | 約65g | 3.3 | 中元 |
ステルス ドライバーの発売日・発売価格
ステルス ドライバーの発売日は、2022年2月4日です。
発売価格は、TENSEI RED TM50(’22)が86,900円、Tour AD UB-6、SPEEDER NX 60、Diamana PD 60が106,700円です。
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