2021年モデルのドライバーで飛距離が出るモデルをランキング形式で紹介します。
対象となるドライバーは、各メーカーで現行最新モデルとしてホームページやカタログに掲載しているモデルとなります。そのため、発売が2020年以前のものも含まれることがあります。
≫ 飛距離が出るドライバー 2020年 おすすめランキング
第1位 テーラーメイド SIM2 ドライバー
テーラーメイドのSIM2 ドライバー。新たにアルミ素材が採用され、ソールとクラウンはフルカーボンとなっています。
また、テーラーメイドのアスリート向けモデルの特徴でもあったスライダー式のウェイト調整機能が廃止となり、より重心設計が最適化され、前作よりも低重心・深重心になり、スピン量を抑えつつ、慣性モーメントも上がっています。
ここがポイント!
- 更なる深重心・低重心設計で、スピン量が抑えられ、強い球が出る
- ドロー・フェードの調整機能は未搭載

第2位 TSi3ドライバー
TSi3ドライバーはTS3ドライバーの後継モデルです。フェース素材にこれまでゴルフ業界で使われたことのない航空宇宙分野の新素材、ATI 425チタンが使われ、吸い付くような打感は評価が高いです。
ウェイト調整機能も大きく変わり、他メーカーでも多く採用されているヘッド後方で装着位置を変える機構になっています。
フェースはやや逃がしてあり、左に行きにくく、吹けない強い弾道が特徴です。ヘッドスピードが速めで球を浮かしたくない方にオススメです。
ここがポイント!
- 吸い付くような打感で、上級者好み
- 吹け上がらずに、強い球が出る

第3位 スリクソン ZX5ドライバー
ZX5ドライバーは、スリクソンの2020年モデル「ZXシリーズ」のやさしい方のドライバーです。スリクソンと契約する松山英樹プロが、久しぶりに同社のドライバーに帰ってきたことでも注目されています。
前作のZ585ドライバーよりもやさしくなったという評価が多く、アベレージゴルファーからアスリートまで、幅広いゴルファーが扱いやすいドライバーです。
前作のZ585ドライバーはペンシルネックでしたが、ZX5ドライバーには可変スリーブが搭載され、ロフト角・ライ角の調整が可能となっています。
ソール後方のウェイトもオプションで重量変更できますので、ロフト角・ライ角調整と合わせて、より自分好みの弾道に近づけやすくなっています。
ここがポイント!
- 寛容性・直進性が向上していて、ミスに強い
- ゼクシオがやや物足りないゴルファーも使える

第4位 PING G425 MAXドライバー
G425 MAXドライバーは、MAXと名が付いていますが、G425シリーズのスタンダードタイプです。G410ではMAXタイプが発売されなかったため、待望のモデルです。
なお、G400シリーズでは、スタンダードタイプとMAXタイプは分かれていましたが、G425では統合された形になっていますので、G410のスタンダードモデルであるG410 PLUSドライバーを使っていた方にとっては、ヘッド体積が460ccと大きくなったため、G425ではLSTを選ぶ方もいます。
前シリーズに引き続き、G425 MAXにもヘッド後方にウェイト調整機能が搭載され、ドロー・フェードの調整が可能となっています。よりつかまりを求める方は、G425 SFTドライバーを検討されると良いでしょう。
≫ G425のMAX(ドロー設定) vs SFTドライバー、どちらがドローバイアスか?【スライサーは必見です】
ここがポイント!
- ヘッド体積が460ccとなり、安心感・許容性がアップ
- 球が上りやすく、弾道がブレにくい

第5位 キャロウェイ EPIC MAX LSドライバー
キャロウェイのEPICの2021年モデル。3種類ある中で、EPIC MAX LSドライバーは最もスピン量が抑えられます。
MAXでLS(低スピン)という相反するとも思われる要素が共存したドライバーです。
2021年のEPICでは、ジェイルブレイクの構造がバーからフレームに強化され、よりヘッドの無駄な撓みが抑えられ、ボール初速がアップします。
MAXと名が付いていますが、スピン量が非常に低く抑えられますので、ヘッドスピードが速い方、思い切り叩きたい方で、とにかく吹けさせたくない方におすすめです。
ここがポイント!
- 低スピン性能が非常に高く、強い球が出る
- 従来のサブゼロとは異なり、軽いフェード仕様

第6位 PRGR RS Fドライバー(RS5 F)
PRGRのRSシリーズ5代目から発売のRS Fドライバー。RSシリーズらしい打感の良さは継承されつつ、より球持ちが良く反発良く飛ばしてくれます。
重心、最大撓み点、最大CT値点、フェースセンターの4つの芯を合わせたことで、芯を捉えた時に会心の一撃の飛びが出るのに加えて、反発エリアも広いため、打点のブレにも強さを発揮してくれます。
RS5は、フェード仕様のRS F、ドロー仕様のRS、RSをやさしくしたRS+の3タイプありますので、幅広いゴルファーに対応しています。
ここがポイント!
- RS5は3タイプあり、幅広いゴルファーが選びやすい

第7位 テーラーメイド SIM ドライバー
テーラーメイドのSIM ドライバーは、SIMシリーズのアスリート向けモデルです。前作のM5と同様に低スピンのライナー性の弾道が出ますが、ソール後方のウェイトが大きくなり、直進安定性が高まっています。
テーラーメイドとしては久々のエアロ設計により、アシンメトリーなソールデザインになっていて、スイング後半からインパクトまでの空気抵抗が抑えられます。
ここがポイント!
- スピンが抑えられ、強い弾道で飛ばせる
- ヘッドスピードが速い人ほど、空力効果が得られそう

第8位 ヤマハ RMX 220ドライバー
ヤマハから2年ぶりに発売のRMXドライバ―の3代目モデル。前作同様、上級者向けのRMX120とアベレージ向けのRMX220の2ラインナップで発売されています。
フェースを支える直ぐ後ろで、クラウン・ソール・ホーゼルにてリング状に剛性を高めた新構造のBOOSTRINGが採用されていて、たわみがフェース周辺だけで発生するようになっています。シャローバック形状で慣性モーメントが大きいのも特徴です。
ここがポイント!
- 前作よりもシャローバックになっていて、ミスに強く、直進性が高い
- ネックがグース気味になっていて、ボールのつかまりを良くしてくれる

第9位 PRGR egg5500 ドライバー
こちらも2年ぶりにリニューアルとなるeggドライバ―のニューモデル。通常タイプに加え、ヘッドが5g重くシャフトが1インチ短いImpactモデルもあり、2タイプから選べる。
シャローバック形状で慣性モーメントが大きく設計されているため、ミスに強く直進性が高い。この種のモデルで懸念されるボールのつかまりには、重心角37°という筆者の知る限りではここ数年で最大の重心角が設定され、ヘッドの返りを抜群に良くしている。
ここがポイント!
- 重心角が大きく設計され、ヘッドが返りやすくスライスしにくい
- 新たなウェイト配置構造とシャローバックにより、深重心でミスに強い
- ミート率を高めたい人、スイングしやすさを求める人向けに、短尺のImpactモデルがある

第10位 ダンロップ ゼクシオイレブン XXIO 11 ドライバー
言わずと知れた国内で圧倒的人気のゼクシオ。11代目となるモデルでは、これまでの軽量化の路線に変化が見られ、グリップ(手元)側に重量を掛けたウェイトプラステクノロジーを搭載しています。
グリップ側に重心を寄せることで、ヘッドが軽く感じられるため、ヘッドの重量負荷により生じるトップポジションのブレが約40%抑えられます。さらに、テコの原理でコックがたまることで、ダウンスイングのブレも抑えられます。
ここがポイント!
- 新たなクラブ重量設計により、ヘッドの重量負荷が抑えられる
- 深重心設計とカップフェースとクラウンの進化により、スイートエリアが拡大
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第11位 本間ゴルフ ツアーワールド XP-1ドライバー
BE Zealに変わって新たに発売のツアーワールド XP-1ドライバー。ツアーワールドと言えばアスリート向けモデルですが、XP-1はヘッドスピードが35~43m/sを対象としたアベレージ向けモデルです。

ミート率を高めたい人におすすめのモデルで、シャフトの長さはやや短尺の45.25インチとなっています。ヘッド内部の重量配分はドローバイアスになっていますので、ボールにつかまりにも配慮された設計となっています。
ここがポイント!
- 一般的なドライバーよりも0.25~0.5インチ短尺
- ミート率を高めたいゴルファーにおすすめ
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