ゼクシオX 2022フェアウェイウッド（2代目）について、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッド（2代目）
ゼクシオX 2022フェアウェイウッドは、ゼクシオのレギュラーモデルとは別のモデルです。Xシリーズは、2020年から発売されていて、今回の2022年モデルは2代目となります。
ゼクシオのレギュラーモデルは、標準的なクラブよりも軽めのため、初心者やシニアは楽に振れますが、一般ゴルファーにとっては、物足りなさが感じられる方が少なくありません。
ゼクシオXのフェアウェイウッドは、ゼクシオ12よりも約20g近く重めになっていて、40・50代の元気なゴルファーがしっかり振りきることができます。
テクノロジー面では、スリクソンで培われたリバウンドフレーム、そして、新設計のアクティブ・ウィングが搭載されています。
クラウンのトゥ側に膨らみがある独特な形状は、空力を制御するために設けられています。
ゼクシオの空力が他メーカーと大きく異なるのは、空気抵抗を少なくしてスピードアップするのではなく、逆に空気抵抗を利用して、ヘッドの安定性・つかまりをサポートしている点です。
スイングの安定性を高めて、右へのミスを減らしたい方に適しています。
なお、ゼクシオX フェアウェイと、同時にリリースされているゼクシオ12フェアウェイの違いについては、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。
≫ゼクシオ12とゼクシオX 2022のフェアウェイウッドを比較・打ち比べ【違いは、飛距離と打ち出し角】
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッド（2代目）の試打・評価
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッドをプロがトラックマンで試打・評価
試打クラブは、3番15°、4番16.5°、7番20°で、シャフトはMiyazaki AX-2のSです。
- クラウンの2トーンからは、目標に対して構えやすい。
- ゼクシオXは、ドライバーもフェアウェイウッドも良い。
- 打音は、ゼクシオ12より甲高い音がする。ゼクシオの速やかな音ではない。
- 結構、振っても大丈夫。若くてパワーがある方、スライスしたり弾道が安定しない人に良い。
- 70台の上手い人でも、無理にスリクソンに変えなくても良いぐらい。
ゼクシオ12とゼクシオXのフェアウェイウッドを打ち比べ・試打
▼ゼクシオXフェアウェイのところ（9:58）から再生されます。
ゼクシオ12とゼクシオX 2022のフェアウェイウッドとハイブリッドを、2名のゴルファーにて試打されています。
ゼクシオXフェアウェイの試打クラブは、5番18°・Miyazaki AX-2のSです。
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッド（2代目）のスペック
| 番手 | 3 | 4 | 5 | 7 |
|---|---|---|---|---|
| ロフト角 | 15 | 16.5 | 18 | 20 |
| ライ角 | 58 | 58.5 | 59 | 59.5 |
| ヘッド体積 | 185 | 174 | 162 | 147 |
| ヘッド重量 | 209 | 214 | 219 | 224 |
| 長さ | 43 | 42.5 | 42 | 41.5 |
| クラブ重量(S) | 303 | 307 | 311 | 316 |
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッド（2代目）のシャフト
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッドの標準シャフトは、Miyazaki AX-2 カーボンシャフトです。
ゼクシオ12 フェアウェイウッドと比べると、約5gほど重め、トルクも小さくしっかりめ、そして、ある程度、振れるゴルファー向けのため、R2シャフトはありません。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
|---|---|---|---|
| S | 46g | 5.0 | 中 |
| SR | 43g | 5.0 | 中 |
| R | 42g | 5.1 | 中 |
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッド（2代目）の発売日・発売価格
ゼクシオX 2022 フェアウェイウッドの発売日は、2021年12月11日です。発売価格は、58,300円（税抜き53,000円）です。
