第一線で活躍する海外のプロゴルファーが手にするドライバー。
ワールドワイドでは、どんなモデルが人気なのか?
米国PGAツアーの上位10名のプロたちが、実際に使っているドライバーを調査しました。
プロが選んだモデルをチェックして、ドライバー選びの参考にしてみてください。
米国PGAツアーの上位10名の男子プロゴルファー
トッププロが選んだドライバーを調査するにあたって、対象となるゴルファーを選ぶ必要があります。
10名のトッププロについては、当記事執筆時点でのFedEx Cupポイントランキングの上位者を対象としました。
海外のゴルフのライキングとしては、ゴルフ世界ランキングやその他のものもありますが、米国PGAとして考えた場合、FedEx Cupポイントランキングが最も適していると考え、こちらを選びました。
<FedEx Cupポイントランキング 上位10名>
順位 | ゴルファー | ポイント |
---|---|---|
1 | スコッティ シェフラー | 3514 |
2 | サム バーンズ | 2258 |
3 | ザンダー シャウフェレ | 2261 |
4 | ロリー マキロイ | 1894 |
5 | パトリック カントレー | 1812 |
6 | ジャスティン トーマス | 1777 |
7 | キャメロン スミス | 1735 |
8 | 松山英樹 | 1694 |
9 | マックス ホマ | 1592 |
10 | ウィル ザラトリス | 1569 |
米国PGAツアーのトッププロ10名による使用率が高いドライバー
第1位 タイトリスト TSi3ドライバー
特徴
最も多かったのは、タイトリストのTSi3ドライバーです。2022年にはTSRという新たなモデルがリリースされる予定ですが、2022年7月時点では、現行のTSiシリーズが人気です。
今回の10名の内、5名がタイトリストとの契約選手のため、TSiシリーズが自ずと目立ってきます。実際、4名がTSi3を使用していて、残る1名のタイトリスト契約選手は、TS3を使用しています。
タイトリストの「3」のシリーズは、小ぶりで操作性があることから、球を操りたいゴルファーやハードヒッターに人気があります。
使用男子プロゴルファー
- ジャスティン トーマス
- キャメロン スミス
- ウィル ザラトリス
- マックス ホマ

第2位 テーラーメイド ステルスPLUSドライバー
特徴
2番目に多かったのは、テーラーメイドのステルスPLUSドライバーです。
今回のステルスシリーズは、かなりツアープロ寄りに仕上がっていると言われていて、ティーチングプロやアマチュアの上級者でも、通常より1つ上のロフトを選んだり、ステルスドライバーの方を選ぶケースが見受けられます。
ステルスPLUSドライバーは、弾道が低く、右に抜けやすいため、かなりの腕自慢の方でないと、扱いきるのは難しいモデルです。
使用男子プロゴルファー
- スコッティ シェフラー
- ロリー マキロイ

第3位以降のドライバー
複数の使用者がいたのは、TSi3ドライバーとステルスPLUSドライバーの2モデルのみです。その他のドライバーについては、使用者が1人です。
ドライバーは最も注目される花形のクラブですから、契約プロたちは基本的にそのメーカーの最新モデルを使います。
キャロウェイの契約選手は、ローグSTシリーズの◆◆◆のドライバー、スリクソンの契約選手(つまり、松山英樹)はZXシリーズのZX7ドライバーを使用しています。
<キャロウェイ ローグST ◆◆◆ドライバー>
サム バーンズ
<キャロウェイ ローグST ◆◆◆Sドライバー>
ザンダー シャウフェレ
<スリクソン ZX7ドライバー>
松山英樹
まとめ
海外の一線級のプロたちが、実際に使っているドライバーについて調べて見ました。
タイトリストとの契約ゴルファーが、10名中で半分を占める5名であることから、タイトリストのTSi3に票が集まる結果となりました。
ただ、TSiシリーズもTSシリーズも、1~4の4種類のモデルがありますので、その中で、TSi3とTS3だけが選ばれている点は、興味深い結果ではないでしょうか?
ハードヒッター、球を操りたい中・上級者の方は、タイトリストの「3」のモデルを試してみては如何でしょうか?
JTポストンは、早速、2022年モデルのTSR3ドライバーを使って、優勝しています。
