※ショットナビのゴルフウォッチの解説は、下記記事をご覧ください。
≫ ショットナビ 腕時計型GPSゴルフナビの全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】
ゴルフ用の腕時計型GPSゴルフナビで、ショットナビから発売されているショットナビ Evolve PROについて、使い方・特徴・評価を取り上げます。
ショットナビ Evolve PROの特徴

ショットナビは、ゴルフ専門の距離計測器のシリーズで、ゴルフウォッチ(腕時計型GPGゴルフナビ)以外にも、PDA型、レーザー距離計など、商品ラインナップが豊富です。
ショットナビ Evolve PROは、腕時計型GPSナビ史上で最大サイズのディスプレイを備えているのが特徴です。
機能面については、残距離により自動的に表示モードが切り替わるオートビューチェンジャー、ショットを自動で感知して飛距離測定・スコア管理するオートスコアが搭載されていて、ストレスフリーで使うことができます。
≫ GPSゴルフナビ おすすめ機種11モデルを徹底紹介【人気モデルの比較で特徴が分かる】
それでは、ショットナビ Evolve PROを検討されている方が特徴を把握しやすいよう、機能面・性能面・操作面などの良い点・気になる点を解説します。
ショットナビ Evolve PROの良い点
良い点① 外形は小さくなっているのに、画面サイズは大幅アップ!

GPSゴルフナビは丸型と四角型があり、丸型の方はデザイン性を重視する方に人気がありますが、ディスプレイ自体も丸いため有効活用できないスペースもあり、見にくさを指摘する声も少なくありませんでした。
ショットナビ Evolve PROは、2年前に発売されているW1 Evolveと比べて、ディスプレイ径が1.2インチから1.41インチになり、画面サイズは36%も拡大しています。
▼主なゴルフウォッチのサイズ比較
| メーカー | モデル | 画面サイズ | 外形半径 | 
|---|---|---|---|
| ショットナビ | Evolve PRO | 1.4インチ | 47.5mm | 
| ショットナビ | W1 Evolve | 1.2インチ | 47.5mm | 
| ガーミン | Garmin S62 | 1.3インチ | 47.0mm | 
| グリーンオン | THE GOLF WATCH A1-II | 1.34インチ | 48.5mm | 
画面サイズが大きくなっているのに、外形半径が変わっておらず、逆に厚さは16.2mmから13.2mmに薄くなり、重量も74gから65gに軽量化されています。
より装着感を抑えてある点も見逃せないポイントです。
良い点② 自動機能が充実している!
<搭載されている主な機能(★:新機能)>
- 自動ショット感知(スコア管理・飛距離計測)
 - オートビューチェンジ
 - レイアップナビ
 - フェアウェイナビ
 - グリーンディレクション
 - スロープ機能(On/Off切替あり)
 - アプリ連携(Bluetooth)
 
ショットナビ Evolve PROには、便利な機能が多数備わっています。自動機能が充実していて、その中でも特に優れているものが以下の3つです。
- オートビューチェンジ
 - 自動ショット感知
 - レイアップナビ
 
自動機能①:オートビューチェンジャー

GPSが搭載されていますので、自分がコース上のどのあたりにいるかを検知して、その場面で最適なビューを自動でディスプレイに表示してくれます。
表示されるビューは、ティーショット付近、セカンドショット付近、グリーン周辺の3種類に分かれていて、その場面で必要な情報を画面切替なしで得ることができます。
自動機能②:オートショット感知
ゴルフウォッチを購入する動機の一つに、「自動ショット感知」を挙げる人が多くいます。
ショットを自動で感知することで、地点登録、飛距離計測、スコア管理が自動的に行われますので、とても便利なこと極まりないです。
「自動ショット感知」は、メーカーやモデルによって搭載有無がマチマチです。
とても便利な機能なので、ゴルフウォッチを使われるのであれば、この機能があるものを、是非、選んで頂きたいです。
自動機能③:レイアップナビ

レイアップナビは、予め得意なレイアップ距離を設定しておくと、コースレイアウト上にグリーンから同心円で描かれます。
さらに、現在地からレイアップ可能なフェアウェイの中央地点までの距離も表示してくれます。
つまり、現在地からレイアップ地点、レイアップ地点からグリーン(設定したレイアップ距離)の3点間の距離が分かりますので、コース攻略をする上で、とても参考になります。
ショットナビ Evolve PROの気になった点
気になった点① タッチパネルではない
ゴルフウォッチは、スマホのように画面タッチで操作するタイプと本体横のボタンプッシュで操作するタイプの2種類に大別されます。
ショットナビの腕時計型GPSゴルフナビは、全ての機種で画面タッチには対応しておらず、ボタン操作となります(当記事執筆時点)。
どちらもメリット・デメリットがありますので、画面タッチとボタンプッシュのどちらが良いかは好みの問題となります。
▼操作方法の違いによるメリット・デメリット
| 操作方法 | メリット | デメリット | 
|---|---|---|
| 画面タッチ | 直感的に操作しやすい | スマホと比べると画面が小さく操作しづらい | 
| ボタンブッシュ | 両手グローブでも操作しやすい | ボタン複数の操作に慣れが必要 | 
ただ、ショットナビ Evolve PROは、オートショット感知やオートビューチェンジャーなど、自動で勝手に動いてくれる機能が秀逸のため、よほどの好みがなければ操作方法は気にしなくても良いかと思います。
気になった点② レイアップ地点は予め決められた距離で案内される
Evolve PROは、良い点②で紹介したレイアップナビについてですが、気になった点としても挙げている理由は、レイアップ距離を予め指定する形のためです(レイアップ地点からグリーンまでの距離が固定)。
レイアップナビ自体はとても便利な機能ではありますが、他メーカーではレイアップ地点を自由に設定できるものがあります。
例えば、ブッシュネルのイオンエリート、ボイスキャディのT8などが対応していて、コースレイアウト画面で任意の地点を画面タッチすると、そこをレイアップ地点として3点間の距離を案内してくれます。
レイアップ地点を幾つか試して探したいという方は、残念ながらショットナビの腕時計型GPSゴルフナビでは対応していません。


ただ、それを補う機能として、ショットナビ Evolve PROには、フェアウェイナビという機能が搭載されています。
これは、現在地から向いた方向にあるフェアウェイの中央をレイアップ地点として、3点間の距離を表示してくれます。
▼フェアウェイナビで表示される3点間距離

画面タップで細かくレイアップ地点を指定することはできませんが、打ちたい方向を向くことで、似たような使い方をすることはできます。
なお、ショットナビで任意のレイアップ地点を画面タップで選べるタイプとしては、PDA型のショットナビ Granzが対応していますので、そちらもご検討してみてください。

ショットナビ Evolve PROの構成内容(本体・付属品)

- 本体
 - 充電・通信用USBケーブル
 - 保証書券クイックスタートガイド
 
ショットナビ Evolve PROのスペック
| スクリーン | カラー反射型液晶(MIP) 14インチ | 
|---|---|
| 外形寸法 | Φ47.5×13.2mm | 
| 重量 | 65g | 
| バッテリー稼働時間 | ナビモード:約9時間 時計モード:約20日間  | 
| 防水等級 | 生活防水(IPX7/3ATM) | 
| 通信仕様 | Bluetooth | 
| コースデータ | 約60,000コース 国内:100%、5,409コース 海外:122ヵ国、59,331コース  | 
| スロープモード | あり | 
| 専用アプリ | あり | 
| スコア管理 | あり | 
| ショット感知 | あり | 
ショットナビ Evolve PROの発売価格
ショットナビ Evolve PROの当記事執筆時点での市場価格は、Amazonで35,000円、楽天で38,500円で出品されています。
価格差が3,500円ありますので、楽天ポイントが貯まっているなど、よほどの理由が無ければ、Amazonの方がお得に購入できそうです。

        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
