スリクソンのZX MKⅡハイブリッドについて、最新情報をまとめました。
目次
ZX MKⅡハイブリッドの特徴
スリクソンのZXシリーズ(旧Zシリーズ)では、ドライバー、アイアンは複数のモデルがありますが、フェアウェイウッド、ハイブリッド、ユーティリティはそれぞれ1機種のみです。
2022年のZX MKⅡシリーズでも、ZX MKⅡハイブリッドのみとなっています。
上下方向のブレに強さを発揮
フェースは、上下方向にさらに丸みを持たせたロール設計が採用されています。
これにより、上下に打点がブレでもスピン量が安定し、オフセンターヒット時でも飛距離ロスが抑えられます。
芝の上の様々なコンディションで、打点がブレやすい方には、ショットの安定感が高まることで救われる場面が増えそうです。
抜けの良いソール形状
ソール形状は、前作でも似た傾向がありましたが、トゥ側・ヒール側のふくらみを抑えた形状になっています。
テーラーメイドのVスチールを思わせるような形状で、芝との接地面積が抑えられ、振り抜けの良さが備わっています。
ロフト角は4種類
ロフト角 | フェアウェイ | ハイブリッド | ユーティリティ |
---|---|---|---|
18° | 7番 | 2番 | |
19° | 3番 | ||
20° | 3番 | ||
21° | 9番 | ||
22° | 4番 | ||
23° | 4番 | ||
24° | |||
25° | 5番 | ||
26° | |||
27° | |||
28° | 6番 |
ハイブリッドは、前作同様に番手が4種類あります。
フェアウェイウッドとハイブリッドを多用することで、28°までカバーすることができます。
アイアンが苦手と言う方は、青木瀬令奈プロのようにアイアンは7番以降からというセッティングも可能です。
ZX MKⅡハイブリッドの試打・評価
ZX MKⅡハイブリッドをプロがトラックマンで計測試打・評価
試打クラブは、ヘッドが3番(19°)で、シャフトはNS950GH neo DST Sです。
<試打評価のポイント抜粋>
- ヘッドは投影が四角っぽく、グースっぽく、アイアンのように打てる感じがある。
- 弾道は上に吹けず、強い球が出る。風が強い時のティーショットにも対応できる。
- グースがあるが、ヘッドが返るというよりスクエアのまま来てくれて、左に巻かない。
- カーボンとスチールでシャフトの重量差が大きいので、選び方がポイントになる。
ZX MKⅡ フェアウェイウッドとハイブリッドをプロが試打・評価
▼ハイブリッドの試打のところ(6:05)から再生されます
試打クラブは、3番(15°)のDiamana ZXⅡ for SRIXON 50 Sです。
<試打評価のポイント抜粋>
- 顔はとても小さい。小ぶりだけどやさしい。見た目とギャップがある。
- 打感は硬い。打音も硬い。手に感触が残る。
- 弾道は前に、上にぐんぐん行く。
ZX FW MKⅡ、ZX ハイブリッド MKⅡをショップスタッフが試打・解説
<試打評価のポイント抜粋>
- 非常に小ぶり、マットカラーで、締まって見える。
- 構えてみると難しそうに見えるが、打ってみると芯が広くて弾きも良い。距離がしっかり出て、ミスにも強い。
ZX MKⅡハイブリッドのスペック
クラブスペック
番手 | 3番 | 4番 | 5番 | 6番 |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 19° | 22° | 25° | 28° |
ライ角 | 57.5° | 58° | 58.5° | 59° |
長さ | 40.25″ | 39.75″ | 39.25″ | 38.75″ |
ヘッド体積 | 107cc | 105cc | 105cc | 105cc |
シャフトスペック
公式サイトで紹介されているシャフトは、2種類です。
シャフト | 硬さ | トルク | 重さ | 調子 |
---|---|---|---|---|
Diamana ZX-II for HYBRID | S | 4.5 | 56 | 中 |
〃 | R | 4.6 | 53.5 | 中 |
N.S.PRO 950GH neo DST for HYBRID |
R | 1.9 | 98.5 | 中 |
〃 | R | 2.1 | 95 | 中 |
ZX MKⅡハイブリッドの発売日・発売価格
ZX MKⅡハイブリッドの発売日は、2022年11月19日です。
発売価格は、Diamana ZX-II for HYBRIDが39,600円、N.S.PRO 950GH neo DST for HYBRIDが36,300円です。