マジェスティゴルフはラグジュアリーなゴルフクラブを手掛けるゴルフメーカーです。
軽量モデルが多い一方で、標準的な重さのモデルも発売していて、幅広いゴルファーに対応しています。
本記事では、現在、公式サイトに掲載されている全6機種について、機能を比較しながら、ゴルファーのタイプやニーズ別のおすすめモデルを紹介します。
マジェスティゴルフ ドライバー 全機種の機能・性能比較
マジェスティゴルフのドライバーは、軽量モデルが多く、シニア向けのイメージがある方が多いかもしれません。
実際、外観も価格もラグジュアリーなモデルが多いですが、中には短尺のものもあり、モデルにより対象ゴルファーは異なっています。
▼ファインキャディ全機種の機能・性能の比較表です。
モデル | SUBLIME 50th |
PRESTEGIO 12 |
PRESTEGIO OBSIDIAN |
ROYAL | CONQUEST | (マルマン) SHUTTLE |
---|---|---|---|---|---|---|
発売年月 | 2021/07 | 2022/07 | 2023/03 | 2021/03 | 2020/03 | 2022/10 |
価格 | 550,000 | 253,000 | 253,000 | 138,600 | 99,000 | 79,750 |
ロフト角 | 10.5° | 9.5° 10.5° 11.5° 12.5° |
9.5° 10.5° |
9.5° 10.5° 11.5° |
9.5° | 9.5° 10.5° |
ライ角 | 60° | 59.5° | 59.5° | 60° | 59.5° | 59.5° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc | 460cc | 460cc | 460cc | 460cc |
FP | 18.4mm | 18.3mm | 18.3mm | 16.6mm | 17.1mm | 18.4mm |
長さ | 47.5″ | 46″ | 46″ | 47.75″ | 45.5″ | 44.5″ |
クラブ重量 | 253g | 263g | 274g | 281g | 289g | 292g |
マジェスティのゴルフクラブの対象ゴルファーを知る上で、参考になるのがクラブ重量です。
軽い程、より年配の方向け、重い程、若い方・アスリート向けという見方ができます。
その視点で分類分けすると、大凡以下の通りとなります。
<グランドシニア向け:260g前後>
- SUBLIME 50th
- PRESTEGIO 12
<シニア・ヘッドスピード遅めの方向け:280g前後>
- PRESTEGIO OBSIDIAN
- ROYAL
<アベレージゴルファー向け:290g前後>
- CONQUEST
- SHUTTLE
次は、上記の表や分類を元に、自分に合ったモデルを見い出すために、注目すべき点を解説していきます。
マジェスティゴルフのドライバーのニーズ別オススメモデル
ニーズ① 超長尺で飛ばしたい方
マジェスティのゴルフクラブは、基本的に長尺が多いですが、中でも超長尺なものは以下の2機種です。
- マジェスティ SUBLIME 50th(47.5″、253g)
- マジェスティ ROYAL(47.75″、281g)
ただ、この2機種はクラブ重量が大きく掛け離れていますので、対象ゴルファーも若干異なってきます。
マジェスティ SUBLIME 50th ドライバー
SUBLIMEの方は253gと最軽量でして、市場全体でも筆者の知る限り最軽量のドライバーです。
グランドシニアの方、超軽いクラブで楽に振りたい方は、SUBLIMEを選択することで、パワーを要さず振り抜くことができます。
なお、50周年記念モデルということで、定価が税抜き50万円という点は、予め承知しておく必要があります。

マジェスティ ROYAL ドライバー
マジェスティ ROYALドライバーは、47.75インチと最も長尺なモデルです。
クラブ重量は281gで、ゼクシオと同じクラスの重量帯となります。シニアやヘッドスピードが遅めの方が、扱いやすいドライバーです。
先程のサブライムとは違って税抜き12.6万円で、高級品のマジェスティとしてはとても安い価格設定になっています。

ニーズ② 軽さは欲しいが、長過ぎは苦手な方
軽量と長尺は、クラブ設計としてセットになっているケースが多いのが実状です。
ただ、中には軽さは欲しいが、長過ぎるのは苦手という方もいると思います。
そのような方は、以下の2機種が候補となります。
- マジェスティ PRESTEGIO 12(46″、263g)
- マジェスティ PRESTEGIO OBSIDIAN(46″、274g)
どちらも46インチで、マジェスティゴルフのクラブとしては長さを抑えてあります。
こちらも10gほどクラブ重量に差があるのと、デザインが大きく異なっていたり、スペックの豊富さが違ったりと、特徴に違いがあります。
マジェスティ PRESTEGIO 12 ドライバー
こちらはマジェスティの主力モデルです。12代目というロングセールは、ゼクシオ、PINGのGシリーズと同じです。
この後に紹介するOBSIDIANも同じ46インチですが、それよりも約10g軽く、カラーリングもゴールドで華やかなラグジュアリーデザインです。
こちらは主力モデルだけあって、スペックが豊富な点も魅力の一つです。
ロフト角は9.5~12.5°まで1°刻みであり、シャフトもS、SR、R、R2の4種類揃っています。
マジェスティ PRESTEGIO OBSIDIAN ドライバー
こちらは、クラブ重量が274gで、プレステジオ12よりも約10g重くなっています。
プレステジオ12との違いとしては、ロフト角が9.5°と10.5°の2種類に限定されていること、そして、カラーリングがブラックで精悍なところです。
ニーズ③ アスリートライクなクラブが良い方
マジェスティゴルフのゴルフクラブは、軽量・長尺が特徴ですが、アスリートライクなモデルもあります。
マジェスティ CONQUEST ドライバー
マジェスティ CONQUESTドライバーは、長さが45.5インチで、一般的なアベレージゴルファー向けの45.75インチよりも短く、上級者向けで多く採用されている長さに設定されています。
ヘッド形状もディープなハイバックで、ヘッドスピードが速いゴルファー、球を操りたいゴルファーに好まれる形状です。
クラブ重量は、シャフトスペックにより大きくフローさせていまして、SRスペックこそ289gですが、TS(ツアーS)スペックでは307gで一般的にも重い設定となっています。
価格も税抜き9万円で、一般的なドライバーと同水準なのも嬉しいポイントです。

ニーズ④ 超高級モデルで所有感を大事にしたい方
先程のCONQUESTとは反対に、マジェスティらしく超高級モデルを使いたい方にオススメなのは、50周年記念モデルのサブライムです。
マジェスティ SUBLIME 50th ドライバー
SUBLIMEの方は253gと最軽量でして、市場全体でも筆者の知る限り最軽量のドライバーです。
ニーズ①の「超長尺で飛ばしたい方」でも紹介したモデルですが、定価が税抜き50万円という一般的なドライバーの5倍近い値段も、大きな特徴の一つです。
ゴルフは道具を楽しむ側面もありますので、所有感や希少性を大事にされる方には、とても魅力的なモデルです。

まとめ
マジェスティゴルフの現行モデルのドライバーについて、特徴や違いを取り上げながら、ゴルファーのニーズ別に見たおすすめモデルを紹介しました。
25万円、50万円といった高額ドライバーがある一方で、10万円を切るアスリートライクなドライバーもあります。
マジェスティゴルフのゴルフクラブを使ってみたい方は、色々な価格帯、色々な特徴のモデルがありますので、是非、本記事を参考にしてみながら検討してみてください。