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テーラーメイド BRNR miniドライバー 2023のロフト角、ウェイトの調整機能を徹底解説

この記事は約6分で読めます。

BRNR miniドライバーに搭載されているロフト角・ライ角・フェース角の調整機能(可変スリーブ)について取り上げます。

BRNR miniドライバーは、2種類の調整機能を搭載

BRNR miniドライバーは、ネックの可変スリーブによる角度調整機能、ソールのウェイト入れ替えによる重心調整機能の2つが搭載されています。

1つは、ロフト角・ライ角・フェース角の調整機能です。

これまでの300miniドライバー、Original Oneミニドライバーと同様に、ネックに可変スリーブが採用されています。

シャフトの向きを変えることで、前述の3つの角度を切り替えることができ、打ち出しの高さ、ボールのつかまりなどを調整することができます。

もう1つは、ウェイトによる重心調整機能です。

ソールの前後に重量の異なるウェイトが装着されていて、これを入れ替えることで、重心位置を変更することができ、寛容性・スピン量を変えることができます。

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ロフト角・ライ角・フェース角の調整機能

調整機能の仕組み

BRNR miniドライバーのロフト角・ライ角・フェース角の調整機能は、ステルスシリーズ、SIMシリーズ、Mシリーズなどに搭載されているものと同じタイプのものとなります。

可変スリーブと呼ばれるパーツがシャフトの先端に装着されていて、ヘッドに挿し込むシャフトの向きを変えることができる機構です。

可変スリーブによるロフト角・ライ角・フェース角の調整内容

*引用:ステルス公式マニュアル

上記の画像はステルスシリーズのものですが、ここ最近のテーラーメイドのウッドには同じ機構の物が採用されています。

可変スリーブには、予め12通りのポジションが用意されていて、その中から選択する形で、ロフト角、ライ角、フェース角を切り替えます。

▼スリーブの表記と調整内容

スリーブ
表記
ロフト角 ライ角 フェース角 スピン量
UPRT ±0 60 スクエア ±0
-0.75 59.5 1.5°OPEN -150
-1.5 58.75 3°OPEN -300
LOWER -2 58 4°OPEN -400
-1.5 57.25 3°OPEN -300
-0.75 56.5 1.5°OPEN -150
STD ±0 56 スクエア ±0
0.75 56.5 1.5°CLOSE 150
1.5 57.25 3°CLOSE 300
HIGHER 2 58 4°CLOSE 400
1.5 58.75 3°CLOSE 300
0.75 59.5 1.5°CLOSE 150

ロフト角・ライ角・フェース角の調整方法

実際の調整は、専用のレンチを用いてご自身で行うことができます。

なお、以前はテーラーメイドのウッドに専用レンチが付属していましたが、2023年発売のBRNR miniドライバーには付属していません。

お持ちでない方は、別途、購入するなどして入手してください。Amazonや楽天などで、大体2,000円ぐらいで購入することができます。

<調整手順>

  • 専用レンチをソール側から挿し込み、ヘッドとスリーブ付きシャフトを緩めます。
  • スリーブ付きシャフトを回転させて、調整したいセッティングポジションで、ヘッドのホーゼルに差し込みなおします。
  • 再び専用レンチをソール側から差し込み、ヘッドとスリーブ付きシャフトを締め付けて固定します。

▼テーラーメイドのロフト角の調整方法を詳しく解説した動画

テーラーメイドの可変スリーブの調整方法と設定の注意点について、上記の動画にて丁寧に解説されています。登場するクラブはM4ドライバーですが、同じメーカーの12ポジションのスリーブです。

ウェイトによる重心調整機能

重心調整の仕組み

BRNR miniドライバーには、MWT(ムーバブル・ウェイト・テクノロジー)システムと呼ばれる重心調整機能が搭載されています。

簡単に言うと、ウェイトを入れ替えて、浅重心・深重心を切り替える仕組みです。

重心調整内容

デフォルトで、前方には1.5g、後方には13gのウェイトが搭載されています。これを入れ替えることで、スピン量、寛容性を切り替えることができます。

  • スタンダード設定(前方1.5g、後方13g)
    後方を重くした設定で、深重心により慣性モーメントが大きくなることで、弾道の安定性が高まります。
  • ロースピン設定(前方13g、後方1.5g)
    前方を重くした設定で、浅重心によりスピン量が抑えラテ、強い弾道が出やすくなります。

重心調整方法

こちらもロフト角・ライ角・フェース角の調整と同じく、専用レンチを用いてご自身で行います。

ウェイトは中央にネジ穴がありますので、専用レンチを刺し込んで回転させることで、取り外し、取り付けが行えます。

まとめ

BRNR miniドライバーについて、ロフト角・ライ角・フェース角、ウェイトによる重心の調整機能を詳しく解説しました。

従来の300miniやOriginal Oneミニとは違って、2種類の調整機能が搭載されていますので、弾道をカスタマイズしたい方にとっては、とても使い勝手が良いミニドライバーです。

以上、BRNR miniドライバーの調整機能ついて取り上げました。

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