ブリヂストンの2023年モデル、B2 HTドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
B2 HTドライバーについて
ブリヂストンから発売の2023年のBシリーズは、2021年に発売された初代Bシリーズの2代目となります。
本記事で取り上げているB2 HTドライバーは、ドローバイアスが特徴のモデルで、初代B2ドライバーの後継モデルです。
ヘッド体積は460ccあり、B1系よりもシャローでHT(High Trajectory)の名の通り高弾道が出やすくなっています。
前作のB2ドライバーとの違いとして、ソール後方にウェイト調整機能を搭載しています。
左右のウェイトを入れ替えることにより、つかまり重視か寛容性重視かを切り替えることができます。
▼Bシリーズ ドライバー3機種の特徴や違いは下記記事をご覧ください。

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吉田優利プロが”忖度無く”B2 HTドライバーをフルスイングした結果
▼B2 HTドライバーの試打(7:48)から再生されます
吉田優利プロにてBシリーズのウッドを試打されている動画です。
B2 HTドライバーはドローバイアスなので、吉田優利プロは「左が嫌なので、普段だったらブリヂストンさんは私のところに持ってこない」と述べられていて、緊張感のあるリアルな試打となっています。
実際に試打してみると、試打も忖度なく思い切り叩いていて、思い切り左にドローしています。
次の試打では逃がして打ってみたものの、やはりドロー回転が掛かって左に着弾しています。
忖度無く試打されていることから、クラブ性能として、ドローバイアスがしっかり掛かることが良く分かる内容になっています。
B2 HTドライバーをプロがトラックマンで計測試打・評価
試打クラブは、ロフト角が9.5°、シャフトがVANQUISH BS50 R、スピーダーNX BS40w、スピーダーNX BLACK 60 Sの3種類です。
- 構えた感じ、ヒール側にボリュームがあって、球をつかまえてくれそうな感じがする。フェース向きは真っすぐ。
- 右に行く感じはしない。つかまりはナチュラル。
- フェースに乗っている感じがする。スピンは適度に入る。
- ドライバーが苦手な方に良い。同じ球が出やすい。
Bシリーズドライバー3機種をクラブフィッターが試打・解説
<B2 HTドライバーの試打・評価>
- B2 HTドライバーの特徴は、安定系、直進性、つかまり、安心感。
- 後方にウェイトが2つ搭載されていて、つかまりを調整できる。
- B2のカーボンクラウンにはスリットが入っていて、高弾道が出やすい。
- 始めから高い弾道がオートマチックに出てくれて、適度につかまる。
- B1、B2共にアスリート向けのモデルで低スピンの強い球が出る。やさしく飛ばしたい方はB2 HT、ある程度自分の技術を活かしてコントロールしたい方はB1 ST。
B2 HTドライバーのスペック
クラブスペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:59°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.25インチ
- 後方ウェイト:2g、8g
シャフトスペック
シャフト | フレックス | クラブ重量 | バランス | 長さ |
---|---|---|---|---|
VANQUISH BS50 | S | 296g | D2 | 45.25 |
〃 | SR | 294g | D2 | 45.25 |
〃 | R | - | - | - |
SPEEDER NX BS40w | - | 286g | D2 | 45.5 |
TENSEI Pro Blue 1K 50 | S | 299g | D2 | 45.25 |
SPEEDER NX BLACK 50 | S | 300g | D2 | 45.25 |

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