ヤマハから発売のRMX VDフェアウェイウッド 2024について取り上げます。
RMX VDフェアウェイウッド 2024の特徴
RMXのフェアウェイウッドは、前作と同様の素材の使い方で、番手のラインナップも3・5・7番で同じです。
前作は飛距離が出ることで話題となり、ツアープロにも高評価でしたが、今作は狙いやすさを取り入れてあります。
更なる低重心化を実現
前作では高比重合金のソールが採用されていましたが、今作では90gのタングステンウェイト(5番・7番は高比重合金)をソール前方にピンポイントに搭載し、さらなる低重心化が図られています。
打点と重心高さが揃うことで、大きな飛びが実現されています。
5番・7番は高さが出て狙いやすい
前作は飛距離性能の高さが大きな特徴でしたが、今作は、それに加えて番手別の役割がより明確になっています。
3番は強い球が出やすく、飛距離を稼ぎやすい特徴はそのままに、5番・7番はスピンが入りやすく、高さが出しやすくなっています。
グリーンでしっかり止めて狙いやすくなっていますので、5番・7番で高さを出したい、ランを抑えたい方は、より使いやすくなっています。
RMX VDフェアウェイウッド 2024の試打・評価
RMX VDフェアウェイウッド 2024をトラックマンで計測試打・評価
<試打クラブ>
- 3番(15°):TENSEI TB f S
- 5番(18°):TENSEI TB f S
- 7番(21°):TENSEI TR f S
<主な試打評価>
- 3番・5番・7番で形状が違っていて、役割が分かれている。3番は平べったく大きく見せていて、7番は小ぶりで丸っこい顔。
- 打感は前作よりも柔らかくなっている。前作の弾く感じは無く柔らかい。
- 3番と5番で位置づけが違う。3番はスピン少ない。前のめりの球が出る。距離稼ぐ用の3番ウッド。
- 5番は前作で止まらなかった方に良い。5番が飛んで欲しい方は、前作の方が良い。
- 7番は全然左に行く感じが無い。
RMX VD FWの全番手をプロが試打・評価
<RMX VDフェアウェイの特徴>
- 構えた時の座りとフェースの向きが良い。
- オートマチックに球をつかまえてくれる。
- 弾道の安定感が高い。
- 5番、7番はスピンがしっかり入るので、止めて狙える。
RMX VDフェアウェイウッド 2024のスペック
ヘッドスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
3番 | 15° | 56° | 43″ |
5番 | 18° | 56.5° | 42.5″ |
7番 | 21° | 57° | 42″ |
シャフトスペック
<TENSEI TR f>
- フレックス:S
- 重さ:68.5g
- トルク:4.6°
- キックポイント:中調子
<TENSET TB f>
- フレックス:S、SR、R
- 重さ:56.5、55.5、54.0g
- トルク:4.6、4.7、4.8°
- キックポイント:中調子
RMX VDフェアウェイウッド 2024の発売日・発売価格
RMX VDフェアウェイウッド 2024の発売日は、2023年10月6日です。発売価格はシャフトにより異なります。
- TENSET TR f:62,700円
- TENSET TB f:64,900円