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ボイスキャディ T-Ultraを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

この記事は約11分で読めます。

ボイスキャディから発売の腕時計型GPSゴルフナビ「ボイスキャディ T-Ultra」について、詳しく取り上げます。

主な機能・特徴、製品評価(良い点・気になった点)、最安値、取扱説明書リンクなどをまとめましたので、「ボイスキャディ T-Ultra」をフェアな視点で把握できる内容となっています。

ボイスキャディ T-Ultraの概要

VOICE CADDIE(ボイスキャディ)は、腕時計タイプと音声案内タイプのGPSゴルフナビとレーザー距離計を発売しています。

本記事で取り上げているボイスキャディ T-Ultraは、2022年に発売のT9の後継モデルで、Tシリーズとしては10代目となります。

≫ ボイスキャディ T9を徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

主要機能・特徴

前作のT9と比べると、前回ショット履歴を表示するフラッシュバック機能の搭載、グリーンアンジュレーションの細分化(11→58段階)により、情報端末としての充実度がぐっと高まっています。

  • フルカラー・タッチスクリーン
  • オートビュー(場面に応じた最適ビュー表示)
  • コースプレビュー
  • コースレイアウト(拡大可能)
  • ハザード情報
  • グリーン形状・グリーンアンジュレーション
  • アクティブアプローチビュー(現在地に合わせてグリーンが回転)
  • スマートパットビュー(ボールからピンまでの距離・高低差)
  • 高低差機能
  • フラッシュバック(コース別の前回ショット履歴)
  • ショット感知・パット感知
  • スコア管理
  • スマホ連携アプリ

≫ 【2023年】腕時計型GPSゴルフナビ おすすめモデルをランキングで解説【低価格編・コスパ重視編・高機能編】

ボイスキャディ T-Ultraが適するゴルファー

先に結論をまとめてしまいますと、ボイスキャディ T-Ultraがオススメとなるゴルファーは、以下のニーズを持たれた方となります。

  • 画面タッチで操作したい方
  • ショット・パット感知による自動スコア管理を使いたい方
  • 高低差・レイアップ地点・グリーンアンジュレーションなど、リッチなコース情報を求める方
  • 同一コースを良く回られる方(前回ショット履歴を見れる)
  • 予算が5万円近くまで可能な方

上記のニーズが概ね当てはまる方は、「ボイスキャディ T-Ultra」の良い点・気になる点注目ポイント、市場での最安値をまとめてありますので、この先もお読み頂いて、購入の参考にしてみてください。

ボイスキャディ T-Ultraの良い点

良い点① 画面タッチでスマホ感覚で使える

▼左が画面タッチ式(T-Ultra)、右がボタン式(A3)

腕時計タイプのGPSゴルフナビは、操作方法が画面タッチ式とボタン式の大きく2つに分かれまして、ボイスキャディ T-Ultraは画面タッチ式です。

ボタン式は各ボタンの役割やメニュー階層など操作方法を予め把握しておく必要がありますが、画面タッチ式は画面上の気になるところに触れれば操作できますので、直感的に扱いやすい点が大きな魅力です。

▼スワイプで画面切替

主な操作方法は、画面上のアイコンをタップ(軽く触る)したり、上下左右にスワイプ(スライド)する形となりますので、スマホと同じ感覚で扱うことができます。

特にボイスキャディ T-Ultraは画面構成が分かりやすく、自動機能が非常に充実(この後で紹介)していますので、IT機器に苦手意識がある方、説明書を読みながらの操作が苦手な方にもオススメです。

良い点② 自動機能が充実

ボイスキャディ T-Ultraは自動機能が充実しています。特に便利なのがコースのビューの自動表示ショット感知による自動スコア管理です。

コースのビューの自動表示

*出典:公式マニュアル

人工知能ゴルフパートナーのV.AI 3.5により、ティーショットからパットに至るまで、各場面で最適なコースビューが自動的に表示されます。

①ティーイングエリアに立つとコースプレビューが再生され、②ティーショット後にフェアウェイに入るとコースマップが拡大され、③グリーンの攻略が可能な領域に到達するとグリーンビューに切り替わり、④オングリーンになるとパットビューに切り替わります。

なお、コースレイアウトビューでは、ハザードをタップすると、現在地からハザード前・後までの距離を案内してくれます。

ショット感知による自動スコア管理

*出典:公式マニュアル

ショットとパットを感知する機能が搭載されていますので、自動的にショット地点を記録すると同時に、スコアの管理も行ってくれます。

他メーカーでもショット感知機能を搭載しているモデルはありますが、ボイスキャディ T-Ultraはパットを区別して感知してくれる点が大きな特徴です。

*出典:公式マニュアル

スコアの表示方法も乙で、ショットは0時方向を0として赤で表示、パットは7時方向を0として赤で表示されます。

ショットのメモリは1~6までしかありませんが、7ショットの場合、上図右の通り1と6に赤が点灯して、7(1+6)を表してくれます。

良い点③ 過去のショットが分かるフラッシュバック機能が便利

*出典:yahoo.co.jp

T9からT-Ultraになって新たに追加された目玉機能の一つが「フラッシュバック」です。

同じコースで頻繁にラウンドされる方にとってはとても便利な機能で、過去の同じコースでのショット・パット数・ドライバー飛距離・ショット地点を表示することができます。

前回は何打でまわったか、どこに刻んで攻めたかなどが分かりますので、過去の反省点を活かしつつコース戦略を立てることもできそうです。

*フラッシュバックでは専用アプリのマイボイスキャディーに前回のスコア記録が保存されているものが表示されます。

良い点④ グリーン情報が充実

ボイスキャディ T-Ultraはグリーン情報が充実している点が大きな特徴の一つです。特にグリーンアンジュレーションの細かさ、パットの距離と高低差は、希少な情報です。

  • グリーンアプローチビュー
  • グリーンアンジュレーション・拡大表示
  • パットの距離と高低差

アクティブアプローチビュー

*出典:公式マニュアル

GPSゴルフナビのグリーンの表示機能は、ティーイングエリア方向からのグリーンレイアウトしか表示されないものが多いですが、ボイスキャディ T-Ultraは、自分がいる位置に合わせてグリーンレイアウトが回転して表示されます。

それに合わせて距離案内もグリーンのフロントエッジとピンの2つが表示されます。

58段階のアンジュレーション、4段階の拡大表示

アンジュレーションは前作のT9では11段階でしたが、58段階まで細分化されていて、より細かな起伏が分かるようになっています。

グリーンレイアウトは「+」「-」アイコンをタップすると、4段階の拡大が可能となっていますので、より詳しく起伏を捉えることができます。

グリーン上でもピンまでの距離と高低差が分かる

グリーンレイアウトの画面で、ボールの位置をしているすと、ピンまでの距離と高低差を算出してくれます。

数値化された高低差とより細かくなったアンジュレーションにより、グリーンの起伏状態がより分かりやすくなっています。

良い点⑤ ホワイトとブラックの2カラーから選べる

一般的に腕時計型のGPSゴルフナビは、カラーバリエーションがあるモデルが少なく、カラーリングもブラック一色が殆どです。

そのため、明るい色を好む方、女性の方は選び難いという声も聞かれます。

ボイスキャディ T-Ultraは、ブラックとホワイトの2種類のカラーバリエーションがありますので、ブラックが好みでない方、ウェアやバッグとのコーディネートを重視される方が選びやすくなっています。

ボイスキャディ T-Ultraの気になった点

気になった点① 価格は2,200円アップ

前作のT9と比べると、価格は47,300円から49,500円となり、2,200円(税込み)の値上がりとなっています。

昨今の世界的な物価高を考えれば、大人しめな値上がりだと思いますが、それでもアップしていることには違いありません。

機能的には、過去の同じコースの履歴が見れるフラッシュバック、グリーンアンジュレーションの細分化(11→58段階)が追加され、画面サイズも1.2→1.34インチに拡大していますので、2,200円以上の十分過ぎる進化があると言って良いでしょう。

進化した点が不要だと感じられる方は、T9は楽天やAmazonでまだ出品されていますので(当記事執筆時点)、そちらを検討されると良いでしょう。

② 3点間距離は未搭載

ボイスキャディ T-Ultraは、シリーズ10代目ということで、改善・改良が細かく重ねられていますので、使い勝手、コース情報の見やすさという点で非常に優れています。

ただ、3点間距離の機能が搭載されていない点は、5万円近くするハイエンドモデルであることを考えると、やや残念なところです。

3点間距離の表示機能は、コースレイアウトの任意の点をタッチすることで、現在地からタッチした点、タッチした点からグリーンまでの距離を教えてくれるため、レイアップ地点を探る際にとても便利な機能です。

この機能が使いたいという方、使ったことは無いが魅力を感じるという方は、ボイスキャディA3の方を検討してみてください。

ボイスキャディ A3を徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ
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気になった点③ 時計モードの充電の持ちが短い

GPSゴルフナビは、ゴルフモードと時計モードで充電の持ちが大きく異なるのは一般的です。

ボイスキャディ T-Ultraは、ゴルフモードの10時間は標準的ですが、時計モードの2日間は短めです。

<主なゴルフウォッチの充電持ち時間>

モデル ゴルフモード 時計モード
ボイスキャディT-Ultra 約10時間 約2日間
ガーミンS70 約15時間 約10日間
ボイスキャディA3 約10時間 約10日間
ショットナビ Evolve PRO Touch 約8時間 約15日間

ゴルフ以外の場面でスマートウォッチとしての使用を考えられている場合、時計モードで2日間というのは他の機種と比べると極端に短いため、この点がネックとなります。

スマートウォッチとして、普段使いの時計としてご検討されている方は、別のモデルを検討されることをオススメします。

なお、ゴルフ場でラウンドの時にしか使わないという方であれば、ゴルフモードでは10時間となっていますので、問題ない充電の持ちです。

ボイスキャディ T-Ultraのスペック

スクリーン カラー液晶
フルカラータッチスクリーン
ディスプレイサイズ 1.34インチ
解像度
サイズ 48.2×48.2×15.1mm
重量 34.1g
ショット感知 あり
スコア管理 あり
高低差機能 あり
ハザード表示 あり
コースレイアウト あり
グリーン形状 あり
グリーンアンジュレーション あり
3点間距離 なし
専用アプリ あり
電源 充電
(マグネット式USB2.0充電ドック)
バッテリー稼働時間 ゴルフモード:約10時間
時計モード:約2日間
通信仕様 Bluetooth BLE 5.0
防水等級 生活防水(IPX7)*
コースデータ 世界40,000コース以上
誤差範囲 ±3ヤード
*IPX7は短時間の水没に対応しているため、一般的には完全防水と表現されますが、公式サイトでは生活防水と記されています

ボイスキャディ T-Ultraの取扱説明書・マニュアル

ボイスキャディ T-Ultraは製品マニュアルがWEBで公開されています。

≫ ボイスキャディ T-Ultra 製品マニュアル

ボイスキャディ T-Ultraの発売日・発売価格

ボイスキャディ T-Ultraの発売日は、2023年10月28日です。

当記事執筆時点での出品価格は、Amazonではまだ出品が無く、楽天では49,500円となっています。

前作のボイスキャディT9は47,300円でしたので、2,200円の値上がりとなっています。

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