ゴルフ用のレーザー距離計 STINGER RIG(リグ)について、詳しく解説します。
製品評価(良い点・悪い点)、口コミ(良い・悪い)、最安値をまとめましたので、STINGER RIG(リグ)をフェアな視点で把握できる内容となっています。
STINGER RIGの概要
STINGERはこれまでもレーザー距離計を多数手がけているメーカーで、公式サイトに掲載されている現行モデルは5機種あります。
STINGER RIGは、現行モデルはもとより市場全体を見回しても圧倒的な小型化・軽量化が実現されています。そして、小型モデルの弱点である手ブレを独自のボタン配置により軽減していて、小型でありながら扱いやすいのが特徴です。
主な特徴・機能
- 測定距離 5~1,100ヤード
- 赤・緑の2カラー表示
- 高低差機能(高低差を考慮)
- 高低差機能 ON・OFF機能
- 高低差機能 ON・OFF状態表示
- ピンロック機能(ピンサーチ)
- ジョルト機能(振動通知)
- 超小型・超軽量
- 充電式・電源自動OFF
- 専用ポーチ付属
- 生活防水(IPX4)
STINGER RIGが適するゴルファー
- 小型・軽量が良い方
- 親指ボタン操作による手ブレ防止に興味がある方
- ポケットに入れたままプレーしたい方
- 測定距離の長さを重視される方
- ブランドに拘らない方
上記のニーズが概ね当てはまる方は、「STINGER RIG」の製品評価、口コミ、市場での最安値をまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。
≫ ブッシュネルのレーザー距離計の全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】
STINGER RIGの良い点
良い点① 赤・緑の2カラー表示を採用
STINGER RIGは2万円台の価格でありながら、ディスプレイの表示に赤・緑の2カラー式を採用しています。
カラー対応は基本的に一部の高級モデルで採用されているのが殆どですが、赤色だけでなく緑色も採用していますので、より見やすさに優れています。
▼黒色と赤色の見やすさの違い
こちらは他メーカーでの解説映像ですが、背景が薄暗かったり林だったりすると、黒色表示では非常に見づらくなるケースが多々あります。
特に、現在お使いのレーザー距離計が黒色1色で見づらさを感じられている方は、是非、カラー表示を試して頂きたいです。
ちなみに、赤・緑の2カラーに対応しているレーザー距離計は、筆者が把握している限りでは他に3機種しかありませんので(当記事執筆時点)、極めて貴重なモデルであることがお分かり頂けるかと思います。
<赤・緑の2カラー表示のレーザー距離計>

良い点② 圧倒的な軽さと小ささ!
最近は小型・軽量モデルが増えていますが、STINGER RIGも他に劣らぬレベルで小型・軽量が実現されています。
上図の通り、小ささも凄いのですが、重量は100gを実現していて、こちらも筆者が知る限り業界最軽量です。
ちなみに、2位はShotNaviレーザースナイパー nanoの112g、3位はBOOMEE MINI+の118gです。
サイズも98×49×35mmという超コンパクト設計で、いわゆるクレカサイズが実現されています。
形状面でも縦幅が抑えられていて、デザイン的に凹凸も少なくすっきりしていますので、ポケットやバッグへの出し入れで引っ掛かりづらいというメリットがあります。
ポケットにいれたままプレーしたい方には、邪魔にならず、スムーズに出し入れできるため、よりストレスフリーに使うことができます。

良い点③ 小さいのに手ブレしにくい!親指ボタン式を採用
小型のレーザー距離計は、持ち運びが楽・手の小さい方でも握りやすいというメリットがあります。
小型であることはメリットしかないようにも思えそうですが、実はデメリットもあります。
小さ過ぎると手に余ってしまって、また、軽すぎることで安定感が低く、手ブレが生じやすくなります。とりわけピンサーチの様に小さなものを捉える際には、手ブレは厄介者です。
超小型のクレカサイズになると、通常は指先(親指以外)が本体上面に添えられるまずが、上面(ボタン)を通り超えて側面に届いてしまいます。
その結果、本体上面のボタンを押す際に、掌から本体が離れてしまいやすく、余計に手ブレが生じやすくなります。
この問題に対して、STINGER REGはボタン配置を変えることで、手ブレを生じにくくしています。
上図の通り、測定ボタンをファインダーの下に持ってきていて、親指の腹で押す方式を採用しています。
家にある小箱などで試してみると分かりますが、上側を押すよりも、下側を親指の腹で押す方が格段に手ブレが抑えられます。
小型が良いけど手ブレに悩んでいるという方には、特にオススメです。
良い点④ 高低差機能のON・OFFが分かりやすい
最後に地味ながら評価したいのが高低差機能のON・OFF状態を表す仕組みです。
LED式ではないため、ランプが点灯するタイプではありませんが、本体側面のボタンのところに「ON」「OFF」の文字が記されています。
実はON・OFF状態の示し方には業界標準がないため、LEDランプの点灯やカラー表示がONなのかOFFなのかが分からないという致命的な問題があります。
しかし、STINGER RIGは「ON」「OFF」を文字で示していますので、誰が見ても分かる仕様になっています。
STINGER RIGの気になった点
気になった点① 充電の本体側の端子はマグネット式
STINGER RIGの電源は、充電式が採用されています。
充電式であること自体は問題ないのですが、本体側の充電ケーブルの端子がマグネット式になっています。
最近はレーザー距離計でUSB-Type Cが増えていて、スマホと端子が同じため共用可能という地味ながら大きなメリットがありました。
マグネット式の形状は、スマホのケーブルを流用できないため、これ用にケーブルそのもの、そして、ケーブルを指す場所を用意する必要がある点です。
ただ、充電の持ちは、毎回充電が必要なゴルフウォッチと違って、1回のフル充電で35,000回の測定が可能となっています。
充電頻度はとても低いので、あまり気にされなくても良いかもしれません。
気になった点② デザインは好みが分かれそう
STINGER RIGは一般的なレーザー距離計と比べると、コンパクトでライトなだけでなく、デザインもユニークです。
それが特徴の一つでもありますが、好みが分かれるところかもしれません。
ちなみに、カラーバリエーションについては現時点で確認できていませんので、写真通りのこのカラーのみとなります。
STINGER RIGの使用者による口コミ
サイズ
- ほんとうに小さくて軽いです。
- パンツの前のポケットに入れててもすぐに取り出せる
測定
- ピンフラッグは200ヤード位なら手ぶれも気にならず楽々計測できました。
- やっぱりプロが使っているだけあって使いやすかった!
ディスプレイ表示
文字がめちゃめちゃ明るく光って見やすかった
STINGER RIGの構成内容(本体・付属品)
- 本体
- 専用ポーチ
- ストラップ
- 充電ケーブル
- 布クリーナー
- 日本版取扱説明書
- USBケーブル
STINGER RIGのスペック
計測範囲 | 5~1,094ヤード |
---|---|
測定精度 | ±1ヤード |
測定単位 | メートル、ヤード |
倍率 | 6x |
測定スピード | - |
ディスプレイ表示 | 赤・緑の2色 |
ピンサーチ | 〇 |
高低差計測 | 〇 |
高低差ON・OFF表示 | 〇 |
振動通知 | 〇 |
マグネット | - |
サイズ | 98×49×35mm |
重量 | 100g |
電源 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 35,000回測定 |
自動電源OFF | 〇(30秒) |
防水性能 | IPX4(生活防水) |
保証期間 | 1年 |
STINGER RIGの発売価格・最安値
STINGER RIGの発売日は、2023年7月31日です。発売価格は、当記事執筆時点でAmazonでは出品がなく、楽天では24,900円が最安値でした。

