サイト内に広告が表示されることがあります

DARK SPEED LSドライバー|知っておきたい3つのポイント|AEROJET LSの違い|試打・評価|抜群の低スピン性能!

この記事は約7分で読めます。

コブラのダークスピード LSドライバーについて、知っておきたい4つのポイント、試打・評価を取り上げます。

AEROJET LSとの違いも交えながら解説しますので、ダークスピード LSドライバーの特徴や位置付けが分かる内容となっています。

ダークスピード LSドライバーの特徴

ポイント① 後方ウェイトが追加!弾道チューニング性能がアップ

*出典:cobragolf.com

ウェイトは、前方のトゥ・ヒールに1個ずつ、後方に1つで、合計3つ搭載されています。

前方が12gと3g、後方が3gとなっていまして、ウェイト位置を入れ替えることにより重心角、重心深度などを切り替えることができます。

さらにウェイト調整に加えて可変スリーブも搭載されていますので、ロフト角・ライ角の切替も可能なため、より細かな弾道チューニングが可能となっています。

ポイント② LSは飛びぬけてハード

※左からLS、X、MAX

今作のダークスピードも従来モデルと同様に低スピン、ノーマル、ドローの3タイプのラインナップとなっています。

コブラのドライバーはもともとアスリート色が強いですが、その中にあってLSだけヘッド形状が大きく異なっていて、ディープなハイバック形状が採用されています。

小ぶりなヘッド形状で、操作性と低スピン性能に優れた上級者・ハードヒッターむけのドライバーです。

コブラ 2024 DARK SPEEDシリーズ ドライバーの試打・評価|3タイプの違いを比較|スペック・発売日・発売価格
コブラの2024年の最新モデル「DARK SPEED(ダークスピード)」シリーズが正式に情報公開されました。 ドライバーは前作同様の全3タイプのラインナップとなっています。になっていて、既に先行予約も...

2024年の注目ドライバーの中で低スピンタイプというと、テーラーメイドのQi10 LS、キャロウェイのパラダイム Ai SMOKE ◆◆◆がありますが、ダークスピード LSは、それらよりも低スピン性能は1段上です。

おまけに球も上がり辛いため、ヘッドスピードが速くても球がやや上がりにくいという方は、ロフトを増やしたスペックを検討されることをオススメします。

ポイント③ AEROJET LSとの違い

新作が出ると、やはり旧作との違いが気になる方も多いと思います。前作の低スピンタイプであるAEROJET LSドライバーと比べると、注目したい点は2つあります。

  • 後方ウェイトが追加されている
  • ロフト角とクラブ長さが増している

後方ウェイトの追加

※左がダークスピード LS、右がAEROJET LS

AEROJET LSでは、ソール前方にウェイトが2つ搭載されていますが、ダークスピード LSでは後方ウェイトが追加され3つとなっています。

  • AEROJET LS:12g、3g
  • ダークスピード LS:12g、3g、3g

ウェイト総重量もダークスピード LSでは3gアップしていますので、軽量化による最適重量配分がより進んでいます。

そして、後方を含めたウェイトローテーションが可能なため、AEROJETではドロー・フェードのみでしたが、MOI・打出し高さ・スピン量の切替も可能となっています。

ロフト角とクラブ長さ

ダークスピード LSとAEROJET LSでは、スペック面での違いもあります。

まずロフト角については、AEROJET LSでは9°と10.5°の2種類でしたが、ダークスピードLSでは8°が追加され3種類となっています。

球が上がりやすいドライバーでは無いため、一般ゴルファーで8°を求める方は相当少ないと思いますが、超ハードヒッター、球が浮いて困る方には魅力的なスぺくでしょう。ちなみに刺激が欲しい方は、可変スリーブを使って6.5°まで絶壁にすることもできます。

次に長さについては、どちらのモデルも基本的に45.25インチとなっていますが、ダークスピード LSの方は純正カーボンのオリジナル SPEEDER NX for COBRAのみ45.75インチと長尺仕様になっています。

アスリート向けで45.75インチという長さはなかなかありませんので、事前に承知しておきたい点です。

ダークスピード LSドライバーの試打・評価

ダークスピード LSドライバーをトラックマンで計測試打・評価

試打クラブは、ヘッドがダークスピード LSドライバー の9.0°・10.5°、シャフトがSPEEDER NX FOR COBRA S・SPEEDER NX FOR COBRA S・VENTUS BL 6 Xです。

石井プロは、9°では球が上がらないため、10.5°にするかダークスピード Xが良いとのことです。

  • XとMAXは似ていて、LSは別物。
  • 打感はAEROJETより柔らかく、LTDxより硬い。
  • 慣性モーメントが小さくて、ビュッと振り切れる感じがする。
  • フェースとボディが同じ色で境い目が分かり辛い。
  • スピン量が少なく、球が上がらない。
  • 左が怖く無くて、ロースピンが欲しい人向け。
  • 殆どのゴルファーはXかMAXで良い。ヘッドスピードが50m/sを当たり前に超える方がポテンシャルを発揮できる。左に曲げたくなく、自分でつかまえたい方で、ロースピンが欲しい方向け。

ダークスピード LSドライバーを購入して試打

  • 2024年に出た色々なモデルの中で、一番飛んだ。
  • 特徴は打ち出し角の低さ、バックスピン量の少なさ。ここ数年のドライバーの中でも際立っている。
  • パワー不足だとドロップしてしまう懸念がある。
  • ヘッドスピード45m/s未満だと、9°はきつい。10.5°が良い。
  • 意外とミスに強くて、少しブレても初速が落ちない。
  • Qi10 LSよりつかまりが良い。
  • スピンが少ないので、雨の日は不安。
  • 後方に重いウェイトを持ってくると、スピンは増え、弾道は安定するが、球の強さが無くなる。そうなると魅力がなくなる。

ダークスピード LSドライバーをゴルフコーチが詳しく試打・解説

  • ヘッドは結構な小ぶり。AEROJETより小さく見える。
  • 打球音はAEROJETより渋い。打感は似ているけど弾いている感じがして硬め。
  • ヘッドが走る。AEROJETよりやさしめ。高さも出やすい。

ダークスピード LSドライバーのスペック

クラブスペック

  • ロフト角:8、9、10.5°(±1.5°)
  • ライ角:54.2、55.7、55.7°(+2.6°)
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ
  • ウェイト:前方12g、3g、後方3g

シャフトスペック

シャフト 硬さ トルク 重量 調子 長さ バランス
オリジナル SPEEDER NX for COBRA R 5.8 50g 先中 45.75″ D4
SR 5.6 52.5g 先中 45.75″ D4
S 5.4 54.5g 先中 45.75″ D4
オリジナル TOUR AD for COBRA SR 4.7 58g 45.25″ D1
S 4.7 60g 45.25″ D1
SPEEDER NX BLACK 60 S 3.8 66.5g 先中 45.25″ D2
TOUR AD VF 6 S 3.3 66g 中元 45.25″ D3
DIAMANA WB 63 S 3.1 61g 45.25″ D2.5

ダークスピード LSドライバーの発売日・発売価格

ダークスピード LSドライバーの発売日は、2024年3月9日です。発売価格は、シャフトにより以下の通りとなっています。

  • SPEEDER NX for COBRA:86,900円(税込)
  • TOUR AD for COBRA:86,900円(税込)
  • SPEEDER NX BLACK 60:104,500円(税込)
  • TOUR AD VF 6:104,500円(税込)
  • DIAMANA WB 63:104,500円(税込)
コブラ 2024 DARK SPEEDシリーズ ドライバーの試打・評価|3タイプの違いを比較|スペック・発売日・発売価格
コブラの2024年の最新モデル「DARK SPEED(ダークスピード)」シリーズが正式に情報公開されました。 ドライバーは前作同様の全3タイプのラインナップとなっています。になっていて、既に先行予約も...

 

タイトルとURLをコピーしました