2023年上半期に発売されたドライバーについて、クラブ試打 三者三様で人気の西川みさとプロが3本を厳選されています。
女子プロゴルファーのスイングは、男子のアマチュアゴルファーに近いことから、使用モデルや評価が注目されます。
西川みさとプロはヘッドスピード36m/sぐらいのため、ヘッドスピードが落ちてきた方、もともと遅めのアマチュアの方が参考になる内容です。
厳選された3本のドライバーについて、モデルの特徴と合わせて以下にまとめました。
第1位 テーラーメイド ステルス2ドライバー
2023年上半期のBEST1ドライバーに選ばれたのは、テーラーメイドのステルス2代目のスタンダードモデル、ステルス2ドライバーです。
前年の2022年上半期にはステルスHDドライバーを挙げていましたが、初代ステルスと比べてステルス2はやさしくなっていますので、モデルもハイドローからスタダードに変わりました。
ステルスシリーズは全般的に”つかまりづらい”と言われていますが、西川みさとプロは、ステルスドライバーとステルス2ドライバーを同時に打ち比べてみて、ステルス2のつかまりが良くなっていることを再確認されていました。
弾道の安定性についても、後方ウェイトが6gから25gに大幅な重量アップとなっていますので、深重心によるミスへの強さと直進性が高まっています。
<西川みさとプロの主な評価>
- 前作より優しい。ハードさがちょっと無くなっている。
- つかまる。ふりやすい。
- とても打ちやすい。
第2位 PING G430 HL MAXドライバー
第2位は、PINGのG430シリーズに追加された軽量モデルのG430 HL MAXドライバーです。
PINGのGシリーズは2004年に初代G2ドライバーが発売されていまして、軽量モデルがリリースされるのは、今回が初めてとなります。
ヘッドのボディはそのままに、ウェイト、シャフト、グリップを軽い物に変え、クラブ重量を274gまで軽量化しています。
Gシリーズのブレない弾道・安定感はそのままに、ヘッドスピードが遅めの方でも楽に振りやすくなっています。
<西川みさとプロの主な評価>
- 軽量なのに強弾道。
- 振りやすい。シャフトが軽い。
- 打感は結構硬い。
第3位 タイトリスト TSR1ドライバー
タイトリストのTSRシリーズの中で、最も軽量で最もやさしいTSR1ドライバーです。
TSRは1~4まで4モデルありますが、2~4はアスリート向けのため、1のみ他の3機種と掛け離れたアベレージゴルファー向けの軽量モデルです。
TSRシリーズは、デザインテイストが同じため、タイトリストに憧れる方にとって所有感も満たされるドライバーです。
<西川みさとプロの主な評価>
- 構えた感じフラットに見える。
- タイトリストは難しいイメージがあるが、(TSR1)はやさしい。
- シャフトが軽い。非力でも打てる。
2023年上半期ドライバーBEST3 西川みさとプロ厳選の動画
こちらが西川みさとプロが2023年上半期のドライバーの中からベスト3を厳選した動画です。
西川みさとプロのヘッドスピードは、約36m/sぐらいで、飛距離は200ヤードを少し超えるぐらいです。
同じぐらいのスイング・飛距離の方は、ロフト・シャフト選択も含めてドライバー選びの参考になると思います。