ゴルフ用のレーザー距離計でブッシュネルから発売の「ピンシーカー ツアーV6ジョルト」について、詳しく取り上げます。
製品評価、口コミ、最安値をまとめましたので、「ピンシーカー ツアーV6ジョルト」をフェアな視点で把握できる内容となっています。
本記事で分かること
- ピンシーカー ツアーV6ジョルトの機能・特徴
- ピンシーカー ツアーV6ジョルトの製品評価
- ピンシーカー ツアーV6ジョルトのスペック
ピンシーカー ツアーV6ジョルトの概要
ブッシュネルはアメリカの光学機器メーカーで、ゴルフ用品のレーザー距離計の分野でトップブランドです。
ツアーV6ジョルトは、2023年7月に発売されているツアーV6シフトジョルトがベースになっています。
高低差(スロープ)機能が搭載されていないため、公式競技で安心して使うことができるタイプとなります。
主な特徴・機能
- 測定距離は、5~1,300ヤード
- ピン測定可能距離は、5~500ヤード
- ピンサーチ
- ディスプレイ表示色は黒一色
- 望遠倍率 6倍
- ダブルジョルト機能(振動+ファインダー内発光)
- マグネット搭載
- 完全防水(IPX6)
- 電池式
ピンシーカー ツアーV6ジョルトが適するゴルファー
- ブッシュネル製品のブランド・所有感に価値を感じられる方
- 最上位モデルでなくても構わない方
- 高低差機能が不要な方
- 公式競技で安心して使いたい方
上記のニーズが概ね当てはまる方は、「ピンシーカー ツアーV6ジョルト」の製品評価、口コミ、市場での最安値をまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。
≫ ブッシュネルのレーザー距離計の全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】
ツアーV6ジョルトとツアーV6シフトジョルトの主な違い
ツアーV6ジョルトの解説の前に、ツアーV6シフトジョルトとの違いを解説します。
ツアーV6シフトジョルトは、ほぼ半年前の2023年7月に発売されています。
同じ「ツアーV6」の「ジョルト(振動)」で、「シフト(高低差)」の有り無しが大きな違いです。
外観の違い
サイズ | ツアーV6ジョルト (2024年) |
ツアーV6シフトジョルト (2023年) |
---|---|---|
重量 | 約230g | 約236g |
サイズ | 114×78×40mm | 114×78×40mm |
同じツアーV6シリーズだけあって、形状はほぼ同じです。ツアーV6シフトジョルトの方は高低差機能のON・OFFのスイッチが本体側面にありまして、この点が若干異なっています。
サイズは全く同じで、重量は6gの違いがありますが、ほぼ同じと言って良いでしょう。
なお、カラーリングはツアーV6ジョルトがブラック、ツアーV6シフトジョルトがホワイトになっていますので、印象はかなり異なります。
機能・性能の違い
性能面の違いはなく、機能面の違いは高低差機能の有無のみです。
ツアーV6シフトジョルトの方にのみ高低差機能が搭載されていて、機能のON・OFF切替も可能、そして、ON・OFF状態も第三者が外観を見て分かる仕様になっています。
なお、公式競技での使用は、ツアーV6ジョルトだけでなく、ツアーV6シフトジョルトもON・OFF切替がありますので利用が可能です(個々の規定は大会による)。
▼2023年に発売のツアーV6シフトジョルト

ピンシーカー ツアーV6ジョルトの良い点
良い点① ブッシュネルのブランド力と安心感
ブッシュネルを選ぶ最大の理由、そして魅力は、何と言ってもワールドワイドで通ずるブランド力です。
公式サイトでも謳われているように、”PGAツアー選手の99%以上が愛用”という実績が、このステータスを確固としています。
しかも優れているのは名(ブランド力)ばかりではなく、ゴルフ用のレーザー距離計としての実(性能)もしっかり備わっています。
- 通常測定:1,300ヤード
- ピンサーチ測定:500ヤード
ゴルフのレーザー距離計は、通常測定の性能が短いものですと500ヤードぐらいからありますが、ツアーV6ジョルトは1,300ヤードと十分な性能を有しています。
さらにピンサーチ測定については500ヤードとこちらも極めて優れた性能を有しています。
一般的なレーザー距離計のピンサーチは200ヤード前後のものが多いですから、ブッシュネルは非常に優れていることがお分かりいただけるかと思います。
「500ヤードや1,300ヤードも必要ない」と思われる方もいるかもしれませんが、スペックに余裕があるほど楽に測定することができます。
そもそもピンサーチ測定のスペックを公開しているメーカーは非常に希でして、ブッシュネルは公開しているため、自信があり優れていることを表しています。
良い点② 公式競技で安心して使いたい方向け
ツアーV6ジョルトは、ツアーV6シフトジョルトから高低差機能を取り除いたモデルです。
そのため直線距離のみの測定となりますので、高低差機能の利用が禁じられている公式競技で使いたい方に適しています。
高低差機能が搭載されていても、ON・OFFの切替機能を使うことも可能ですが、そもそもツアーV6ジョルトには高低差機能が有りませんので、誤って高低差機能がONになることがなく、高低差機能の利用を疑われる心配もありません。
そういった余計な心配を排除して公式競技に臨みたい方、または、余計な機能は極力省いて直線距離さえ分かれば良いという方、このようなゴルファーがストレスなく使いやすいレーザー距離計です。
良い点③ ブッシュネルとしては小さくて軽い
ブッシュネルが選ばれる理由の中に、サイズと重量があります。
日本ではクレカ並みの超小型で、軽量化が実現されているものが増えていますが、ブッシュネルは大きさと重さがある真逆のタイプとなります。
ただ、そんなブッシュネルの中にあって、ツアーV6ジョルトは大きさ・重さが程よく抑えられています。
▼ブッシュネルの最上位モデルとの比較
モデル | プロX3プラスジョルト | ツアーV6ジョルト |
---|---|---|
サイズ | 120×82×45mm | 114×78×40mm |
算出体積 | 443cc | 355cc |
重量 | 340g | 230g |
こちらの表から分かる通り、最上位モデルのプロX3プラスジョルトと比べると、サイズはやや小さく、重さは2/3ぐらいに抑えられています。
レーザー距離計は小さ過ぎたり軽すぎたりすると、掌でホールドしづらくなって、手ブレを生じやすくする要因となります。
とは言え、ブッシュネルの本場であるアメリカの人たちと比べると、日本人の手の大きさ・指の長さはコンパクトです。
そのため、ブッシュネルの通常サイズよりややコンパクト・ライトに仕上がっているツアーV6ジョルトは、程よいサイズと重量で安定して測定したい方にオススメです。
ピンシーカー ツアーV6ジョルトの気になった点
気になった点① やはり対象ゴルファーは限定される
ツアーV6ジョルトは、高低差機能を搭載したツアーV6シフトジョルトから敢えて高低差機能を取り外したモデルです。
直線距離の測定だけを目的としていますので、公式競技で安心して使いたい方向けと言って良いでしょう。
ただ、公式競技には高低差機能をOFFにすれば、原則、使用することができますので(詳細ルールは大会により異なる)、誤ってONになることを心配される方でなければ、高低差機能があるツアーV6シフトジョルトを購入してON・OFF機能を活用する方が筆者としてはオススメです。
その意味で、ツアーV6ジョルトの対象ゴルファーはかなり限定されます。
▼高低差機能を搭載したツアーV6シフトジョルト

気になった点② ディスプレイの表示色
最近はカラー表示に対応したものが、低価格のレーザー距離計でも増えています。
黒色表示はまだまだ一般的とは言え、林などで背景が黒掛かっていたり薄暗かったりすると、文字が読み取りにくいという弱点があります。
▼上位モデルのプロX3プラスジョルトは、赤色・黒色の切替が可能
もし、現在お使いのレーザー距離計で、黒色の文字の読み取れりでストレスを感じられている方は、是非、赤色カラー表示のものを試されることをオススメします。
特にブッシュネルのものであれば4段階の輝度調整機能に加えて、赤・黒を切り替えることもできますので、様々な条件下でも見やすさが確保されます。
▼赤色表示を採用しているプロX3プラスジョルト

ピンシーカー ツアーV6ジョルトの構成内容(本体・付属品)
- 本体
- 専用ケース
- 日本版取扱説明書
- 日本版保証書
- CR2電池(1ヶ)
ピンシーカー ツアーV6ジョルトのスペック
計測範囲 | 5~1,300ヤード |
---|---|
ピン測定可能距離 | 5~500ヤード |
測定精度 | ±1ヤード |
倍率 | 6x |
ディスプレイ表示 | 黒1色 |
輝度調整 | - |
ピンサーチ | 〇 |
高低差計測 | - |
高低差ON・OFF表示 | - |
振動通知 | 〇 |
サイズ | 114×78×40mm |
重量 | 230g |
電源 | 電池式(CR2) |
自動電源OFF | 〇(約10秒) |
防水性能 | 完全防水(IPX6) |
保証期間 | 1年 |
ピンシーカー ツアーV6ジョルトの発売価格・最安値
ピンシーカープロX3ジョルトの発売日は、2024年4月下旬です。最安値については、出品価格が出揃った時点で改めて調査してまとめます。

