本記事では、岩井千怜(いわいちさと)プロの最新のクラブセッティング(WITB)について取り上げます。
岩井明愛プロと双子姉妹のプロゴルファーということで、どちらも負けず劣らずの実力を備えていて、21歳にして名実ともに国内トッププロといって良い活躍を見せています。
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2023年までのプロ3年間での戦績は、お姉さんの岩井明愛プロが3勝、妹さんの岩井千怜プロが4勝を挙げています。
岩井千怜の用具契約
岩井千怜プロは、用具以外にも多くのスポンサー契約を結んでいます。その中にはANAやHONDAといった日本を代表するようなビッグネームも見られます。
用具契約は、普段被っているキャップからも分かる通り、ゴルフクラブはヨネックスと結んでいます。なお、ゴルフボールはダンロップ(住友ゴム工業)、ゴルフウェアはマスターバニーエディション(TSI)と契約しています。
岩井千怜のドライバー
ヨネックス EZONE GT Type-S ドライバー 2024
ドライバーは、ヨネックスの2024年の新作、EZONE GTドライバーのType-Sです。
実際に使用しているものは岩井千怜使用モデルというもので、アクセントカラーとクラウンがマゼンダピンクとなっています。
昨年までは425ccとかなり小ぶりなEZONE GT 425ドライバーを使用していましたが、2024年からは460ccの新作モデルにスイッチしています。
スペック
- ロフト角:9°
- シャフト:REXIS KAIZA-L 5
- 長さ:45.75インチ
- フレックス:S
岩井千怜のフェアウェイウッド
ヨネックス EZONE GTフェアウェイウッド 2022(3番、5番)
フェアウェイウッドもドライバーと同じヨネックスのEZONEシリーズですが、こちらはまだ2022年モデルを使用しています。
姉の岩井明愛プロはフェアウェイウッドが3番のみですが、岩井千怜プロは3番と5番を使用しています。
なお、昨年は5番ウッドの代わりに3番ユーティリティを入れていたことが多く、状況によりこの距離のクラブは使い分けているのか固定されていないようです。
スペック
- 番手:3番、5番
- ロフト角:15°、18°
- シャフト:REXIS KAIZA-2K 5
- フレックス:S
岩井千怜のアイアン
ヨネックス EZONE GT アイアン(6番)
アイアンはロングアイアン1本とセットを採用しています。セットが5番~PWのため、通常であればロングアイアンは3番、4番あたりを入れますが、何と6番アイアンを入れています。
つまり6番が2本あるということになりますが、ロングアイアン代わりの方は飛び系のEZONE GTアイアンの6番(22°)を入れているため、セットの5番(25°)よりも実際にはロフトが立っています。
難しいとされるロングアイアンには、アベレージゴルファー向けの飛び系のやさしいモデルを使っていて、アマチュアの中・上級者の方も参考にできそうなセッティングです。
スペック
- 番手:6番
- シャフト:REXIS KAIZA-i 8
- フレックス:S
ヨネックス EZONE CB511 フォージドアイアン(5~PW)
アイアンのセットの方は、2022年に発売のEZONE CB511 フォージドアイアンです。
軟鉄鍛造のキャビティ形状を採用したモデルで、バックフェースにはグラファイト素材の制振材が搭載されフィーリングの良さを生み出しています。
7番のロフト角は32°で、アスリート向けアイアンとしては、少し飛距離性能と寛容性を持たせてあります。
スペック
- 番手:5~9番、PW
- シャフト:シャフト:REXIS KAIZA-i 8
- フレックス:S
岩井千怜のウェッジ
EZONE W501 ウェッジ(50、54、58°)
ウェッジは、2019年に発売されているEZONEのW501ウェッジです。
アイアンセットの中のPWが46°でして、その後はW501ウェッジで50、54、58°ときれいに4°ピッチを保って組んでいます。
スペック
- ロフト角:50°、54°、58°
- シャフト:NSプロ 950GH neo
- フレックス:S
岩井千怜のパター
オデッセイ ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5CS
パターは、オデッセイ ホワイトホット ブラックシリーズのFIVE センターシャフトです。
パターのみ姉の岩井明愛プロと違うクラブを使っています。ちなみに岩井明愛プロは、テーラーメイドのスパイダーツアーXです。