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GTシリーズ ドライバー 2024|試打・評価|3タイプの違いを比較|スペック・発売日・発売価格

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タイトリストの2024年モデル「GT」シリーズ。

前作までの「TS」シリーズが終了し、新たに「GT」がスタートしました。

各タイプの弾道や形状の違い、特徴、スペック、発売日、発売価格など詳細をまとめました。

GTシリーズのドライバーは3モデルからスタート

▼左からGT2、GT3、GT4

タイトリストのウッド系は、2018年からTSシリーズとなっていましたが、2024年からGTシリーズとなりました。

TSは、Titleist Speedの略でスピードに拘っていましたが、GTはGenerational Technologyの略で次世代の技術という意味になります。

新たな技術が何かは明言されてないようですが、クラウン素材にカーボンでもチタンでもないポリマーが用いているところが新しい試みです。

モデル 特徴
GT2 ストレッチバックし、後方にウェイトを搭載。
深低重心で寛容性重視タイプ。
GT3 ソール前方にウェイト調整機能を搭載。
ドロー・フェード、ロフト・ライのカスタマイズが可能。
GT4 ソール前方・後方にウェイトを搭載。
低スピン・操作性に優れたディープタイプ。

TSからGTに変わりましたが、数字によるモデル分けは踏襲されていて、その位置付けも変わりません。

発売開始時点ではツアー向けの2~4のみですが、暫くしてからGT1ドライバーも追加されるものと思われます。

GTシリーズ ドライバー 3モデルの共通の特徴

GTシリーズのドライバーには、飛び・寛容性の仕組みとして、全モデルに以下のテクノロジーが搭載されています。

  • シームレス サーモフォーム クラウン
  • スプリットマス コンストラクション
  • スピードリング VFTフェース
  • エアロダイナミクス

出典:titleist.co.jp

クラウンは素材と形状に工夫が取り入れられています。

素材面では、ボディ素材として一般的なチタンやカーボンではなく、新素材のポリマーが用いられています。これによりメタルサウンドと打感を保ちながら軽量化が実現されています。

形状面では上側半分だけでなく、左右がソール側にまで回り込むよう大きな形状になっていますので、シームレスな見た目が外観の良さを生み出しています。

GTシリーズ ドライバー 3モデルの違いを比較

弾道の違い

モデル GT2 GT3 GT4
打ち出し 低~中
スピン量 より低 さらに低

各タイプの弾道の特徴は、TSシリーズの2・3・4と変わっていません。

GT2は打点ブレに対する強さを持たせてあり、GT3とGT4は低スピンで操作性に優れています。

GT4は超低スピンのため、ヘッドスピードが速い方に限定される特別モデルです。過去の例で言うと、PGAツアーでも主力モデルは2と3で、4は非常に少ないです。

ヘッド形状の違い

▼左からGT2、GT3、GT4

こちらはヘッドを横から見た映像を並べたものです。

2、3、4となるにつれて、膨らみがあるディープ形状になっています。

▼左からGT2、GT3、GT4

こちらはクラウンの映像を並べたものです。

GT2は後方が長く、ヒール寄りにも体積があり、GT3、GT4と比べると、寛容性とつかまりを持たせた形状となっています。

GT3、GT4となるにつれ、綺麗な洋ナシ形状、逃げ顔になっていて、球筋を操りたい方、シャープに振り抜きたい方に適しています。

ウェイトの違い

▼左からGT2、GT3、GT4

ウェイトの搭載状況は、前作のTSRとほぼ同様です。

唯一異なるのはGT3で、移動式ウェイトなのは変わりませんが、TSR3では後方にありましたが、GT3では前方に搭載されています。

GT4ではウェイトが前後に搭載されていて重量が異なりますので、入れ替えることでスピン量・打ち出し高さ・つかまり・寛容性を切り替えることができます。

スペックの違い

モデル GT2 GT3 GT4
ロフト角 8.0/9.0/10/11° 8.0/9.0/10/11° 8.0/9.0/10°
ライ角 58.5° 58.5° 58.5°
ヘッド体積 460cc 460cc 430cc
長さ 45.5″ 45.5″ 45.5″

GT2とGT3で主要スペックは同じです。

GT4のみロフト角11°がなく、ヘッド体積が430ccと小ぶりになっています。

GTシリーズ ドライバー 3モデルの試打・評価

<GT2ドライバー>

  • 前作は長方形っぽいイメージがあったが、締まって見える。
  • TSRよりヘッドが動かしやすくなっていて、寛容性がある。
  • 振りやすくなって、弾道がバラけにくくなった。
  • やさしいオートマチックなドライバーではなく、ある程度フェースコントロールできる人が求めるやさしさがある。

<GT3ドライバー>

  • 過去の3のモデルは、低スピンで操作性に長けてピーキーで手に負えない感じだったが、GT3は扱える。

<GT4ドライバー>

  • GT3と比べると明らかに別物。
  • つかまらない。滑って右に飛ぶ。

GTシリーズ ドライバー 3モデルの特徴・スペック

GT2ドライバー

特徴・対象ゴルファー

TSR2ドライバーの後継モデルで、3モデルの中では最もシャローです。

ウェイトはソール後方のセンター位置に搭載されていて、打点ブレに対する強さを持たせてあります。

高MOIモデルという位置づけですが、PGAツアーでも使用されるドライバーで、低スピン性能も優れています。

アベレージゴルファー向けのやさしいモデルというより、打点ブレを少し助けて欲しい中級者・上級者向けです。

スペック

  • ロフト角:8°・9°・10°・11°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.5インチ
  • ウェイト:9g

GT3ドライバー

特徴・対象ゴルファー

TSR3ドライバーの後継モデルで、ツアープロ、上級者に注目度の高いドライバーです。

ウェイトはソール前方に移動式のものが搭載されています。前作同様、二段階のドロー、フェードの切替が可能で、弾道にバイアスを付けられるのが他のモデルにない大きな特徴です。

ヘッド性能のとしては、操作性・低スピン性能に優れていますので、弾道を操りたい上級者に適しています。

スペック

  • ロフト角:8°・9°・10°・11°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.5インチ
  • ウェイト:8g

GT4ドライバー

特徴・対象ゴルファー

TSR4ドライバーの後継モデルで、超低スピンタイプのドライバーです。

ヘッド体積は前作と同じく430ccのディープな小振りで、スピンによる弾道浮遊力が極端に抑えられていますので、一般的なゴルファーでは球がお辞儀してしまいます。

対象ゴルファーとしては、ヘッドスピード50m/s前後からのハードヒッターで、吹け上がりを嫌う方となります。

ウェイトは前方と後方に重量違いのものが搭載されていますので、コブラやキャロウェイの上級者向けモデルのように、重心切替が可能です。

スペック

  • ロフト角:8°・9°・10°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:430cc
  • 長さ:45.5インチ
  • ウェイト:11g、3g

GTシリーズ ドライバー 3モデルの発売日・発売価格

GTシリーズドライバーの発売日は、2024年8月23日です。

発売価格はシャフトにより以下の通りとなっています。

  • DENALI RED 40:107,800円
  • DENALI RED 50:107,800円
  • TENSEI 1K BLUE 55:107,800円
  • TENSEI 1K BLACK 65:107,800円
  • Tour AD VF:129,800円
  • Tour AD DI:129,800円

 

 

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