スリクソン Z545ドライバー・Z745ドライバー・Z945ドライバーの違いについて解説します。
スリクソンの2014年 Z45シリーズのドライバーは3種類!
スリクソンの2014年のZシリーズのドライバーは、前作と同じく3種類のヘッドが発売となっています。
上掲のヘッドが並んだ画像は、ヘッドが小さいアスリート向けから並んでいまして、左からZ945ドライバー、Z745ドライバー、Z545ドライバーです。
ヘッドの大きな違いは、形状・サイズ・ウェイト
3種類のヘッドの主だった違いは、形状、大きさ、ウェイトにあります。
モデル | Z545 | Z745 | Z945 |
---|---|---|---|
ヘッド体積 | 460cc | 430cc | 400cc |
ヘッド形状 | シャロー | 中間 | ディープ |
ウェイト | 中央に1つと後方に1つ | 中央に1つ | 中央に1つ |
ヘッドサイズとヘッド形状の違い
ヘッドサイズは、Z945が400cc、Z745が430cc、Z545が400ccとなっていて、30cc刻みとなっています。
最もやさしいZ545と最も難しいZ945では60ccの違いがありますので、構えた印象も使用感も相当に違ってきます。
ヘッドサイズが大きくなるに連れ、ディープからシャローになっていきますので、操作性重視から直進性重視に変わっていきます。
ウェイトの数と配置
再び3つのヘッドのソールを比べてみましょう。
右のZ545ドライバーはソール後方にウェイトが1つ搭載され、中央のウェイトはややヒール寄りに見えます。対して、左のZ945、Z745は、ソール中央にウェイトが1つ搭載されています。
Z545ドライバーは、後方にウェイトがありますので、反発エリアを広げ、ミスに強く、弾道の直進性を高めてくれます。また、中央のウェイトがヒール寄りになることで、ヘッドターンが容易になりますので、ボールのつかまりも良くしてくれます。
一方、Z745、Z945は後方のウェイトがなく、センターに1つのみとなります。低スピン効果が働き、強い弾道が出やすいのと、オートマチックにヘッドが返らず意図した通りにヘッドを動かし(保ち)やすいため、操作性の高さが特徴となります。
Z745とZ945では、ヘッドサイズが30cc違いますので、左につかまり過ぎるのを恐れず、思い切り叩きたい方は、Z945ドライバーが適しています。
3種のドライバーの適合ゴルファー
Z545ドライバー
Z545ドライバーは、ヘッド体積が460ccで、シリーズ中で最もが大きくシャローです。ウェイトが後方にも搭載されていますので、好みの弾道に調整することができます。
ボールのつかまり、弾道の直進性に配慮した重心設計となっていますので、上を目指すアベレージゴルファー、セミアスリートにおすすめのドライバーです。
Z745ドライバー
Z745ドライバーは、ヘッド体積が430ccで、サイズ的にも適合ゴルファーも中間的な存在のモデルです。
ソール後方のウェイトがなく、Z545よりも小ぶりでディープになっていますので、操作性を求めるセミアスリート、アスリートゴルファーにおすすめのドライバーです。
Z945ドライバー
Z945ドライバーは、ヘッド体積が400ccとかなり小振りに仕上がっています。
ヘッドスピードが速く、吹き上がりを抑えた強い弾道を飛ばしたい上級者におすすめのドライバーです。
なお、この後継となるZ65シリーズ、Z85シリーズでは、「9」系の超小ぶりなヘッドは廃止されていますので、ハードヒッターには貴重なモデルとなっています。
Z545ドライバーのスペック
- ロフト角:8.5、9.5、10.5°
- ライ角:57.5°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45インチ

Z745ドライバーのスペック
- ロフト角:8.5、9.5、10.5°
- ライ角:57.5°
- ヘッド体積:430cc
- クラブ長さ:45インチ

Z945ドライバーのスペック
- ロフト角:8.5、9.5°
- ライ角:57.5°
- ヘッド体積:400cc
- クラブ長さ:45インチ
