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SIMグローレ・Mグローレドライバーの違いを徹底解説

投稿日:2020年9月3日 更新日:

テーラーメイドのSIM GLOIRE(シム グローレ)ドライバーとM GLOIREドライバーについて、違いを解説します。

SIMグローレドライバーとMグローレドライバーの違い

※左がSIMグローレ、右がMグローレ

SIMグローレは2020年に発売のモデルで、Mグローレは2018年に発売のドライバーです。

「グローレ」は日本市場向けのシリーズで、ドライバーは『やさしさ』『ふりやすさ』に優れたモデルです。そして、「SIMグローレ」、「Mグローレ」は、「グローレ」に「SIM」や「M」の『飛び』を搭載したモデルです。

別の言い方をすれば、日本人向けのグローレに、ワールドモデルに搭載されているテーラーメイドの主要テクノロジーを乗せたモデルとも言えます。

▼SIM グローレ、Mグローレのそれぞれの試打・評価は、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。

≫ SIMグローレ ドライバーの最新情報まとめ【試打・評価・スペック・発売日】

≫ M GLOIRE ドライバーの試打・評価、感想

SIMグローレは、ドローバイアスウェイトを内・外に搭載し、つかまりが良い

テーラーメイドのドライバーは、全般的につかまりが抑えられていると言われています。そのためか、つかまりを求める方向けに、SIM MAX Dドライバーなどのドロー仕様モデルが存在しています。

その点、Mグローレはボールのつかまりを強く意識したドライバーで、実際、スライス改善に効果があるという声が多く聞かれています。

出典:YouTube

SIMグローレでは、さらにドローバイアスが強く取り入れられていて、ヘッド前方のヒール寄りに23.5gのインナーウェイト、ソール後方のヒール寄りに23.5gの外部装着ウェイトが搭載されています。

合計で47gのドローバイアスウェイトが搭載されていますので、スイング後半でヘッドが返りやすく、インパクトをよりスクエアで迎えやすくなっています。

フェースが開いたままインパクトしてしまうことが、スライスの大きな要因の1つですので、スライス改善にとても効果的な思いきった重量配分が取り入れられています。

SIM グローレはスピードポケットが貫通型になり、スイートエリアが大きく拡大

※上がSIMグローレ、下がMグローレ

下のMグローレは、ハンマーヘッドというスリットの両端にリブが設けられた構造が採用されています。同時期のM3、M4ドライバーに初めて搭載されたテクノロジーですが、翌年からは姿を消しています。

現在では、貫通型スピードポケットが主流となっていて、SIMグローレにも貫通型のスピードポケットが搭載されています。

テーラーメイドは両者の差について言及していませんが、貫通型に切り替えて採用し続けている実状を考えると、SIMグローレに搭載されている貫通型スピードポケットの方が、得られる効果が多きいと考えるのが自然です。

実際、SIMグローレはスイートエリアの広さが評価されていて、メーカーは50%拡大していると述べられているそうです(上の動画参照)。

SIMのエアロデザインを取り入れ、ヘッドが走る

SIMシリーズのヘッドは、ソールセンターに斜めに設置されたイナーシャジェネレーターが最大の特徴となっていて、空力設計によりヘッドが走る構造となっています。

SIMグローレではドローバイアス イナーシャジェネレーターが搭載されています。見た目にはソールセンター近くの突起構造はSIMほど大きくありませんが、斜めに、そして、ややヒール寄りに搭載されています。

ややハイバックに近い形状に見えますが、ヘッド後方に重量が配置されていますので、球の上がりやすさにも配慮した重心設計となっています。

▼SIMグローレとMグローレを打ち比べ

こちらの試打るTVさんによるSIMグローレとMグローレの試打比較を見ますと、SIMグローレの方が打ち出しが高いように見えます。

SIMグローレの方が、ややつかまり顔か?

※左がSIMグローレ、右がMグローレ

こちらはヘッドを上から見た映像です。どちらもアドレスした時にフェースが開いた感じがなく、つかまりの良さがイメージしやすい形状です。

アドレスの仕方にもよるところがありますが、左のSIMグローレの方が、ややフックフェース度合が強く感じられます。

SIMグローレにはスピードインジェクションを搭載

SIMグローレにのみ搭載されているテクノロジーとしては、M5・M6で初搭載されたスピードインジェクションが挙げられます。

ジェルを注入して反発性能を最大化するテクノロジーですが、従来は前面から注入していたため、フェースに2つの穴がありました。

SIMグローレでは横から注入していますので、フェースに穴が無く、きれいな顔となっています。

SIMグローレドライバーとMグローレドライバーのスペック比較

460cc・46インチの大型ヘッドの長尺モデルという基本的な特徴は同じです。そしてクラブ重量もSIMグローレの方が1g軽い272gですが、ほぼ同じと言って良いでしょう。

注目したいところは、シャフトの種類が変わった点です。Mグローレでは、Speeder EVOLUTION TMでしたが、SIMグローレでは、Air Speeer TMに変わっています。

Air Speeder TMの方は、トルクが大きく、シャフト重量はSRとSで3g、Rで1g軽くなっています。SIMグローレの方は、よりヘッドスピードが遅めの方に適しているかもしれません。

SIMグローレドライバー

  • ロフト角:9.5、10.5、11.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:46インチ
  • 標準シャフト:Air Speeer TM
  • フレックス:S、SR、R
  • クラブ重量:272g(R)
  • バランス:D3

Mグローレドライバー

  • ロフト角:9.5、10.5、11.5°
  • ライ角:59°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:46インチ
  • 標準シャフト:Speeder EVOLUTION TM
  • フレックス:S、SR、R
  • クラブ重量:273g(R)
  • バランス:D4

SIMグローレドライバーとMグローレドライバーの公式動画

SIMグローレドライバーーの公式動画

Mグローレドライバーの公式動画

M GLOIRE ドライバーの試打・評価、感想

M GLOIRE ドライバーの試打・評価、感想

 

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