低スピンで飛ばせるドライバーの2025年版 ランキングです。
対象となるドライバーは、メーカーが現行・最新モデルとしてホームページやカタログに掲載している製品となります。そのため、商品サイクルが長い、リニューアルがなされないモデルなど、発売が数年前のものも含まれることもあります。
第1位 タイトリスト GT4ドライバー
430ccの超小ぶりヘッドが魅力!
タイトリストのGTシリーズから発売されている超低スピンタイプのドライバーです。
GT4はヘッドサイズが430ccで、現在のドライバーとしてはかなり小ぶりです。PGAツアーのトッププロでもGT2、GT3の使用者が多く、GT4は多くありません。
浅重心で、低スピン・操作性・分厚い当たりが特徴となっています。
460cc時代になる10年以上前は、400cc以下が普通でしたので、この時代のクラブに慣れている方には、馴染みやすいとも言われています。
スペック
- ロフト角:8°・9°・10°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:430cc
- 長さ:45.5インチ
- ウェイト:11g、3g

第2位 キャロウェイ ELYTE ◆◆◆ドライバー
フェードバイアス強め!
キャロウェイのELYTEシリーズから発売されているツアー向けのドライバーです。
◆◆◆が付くツアープロ向けのドライバーは、プロパーモデルが◆◆◆の1機種で、限定モデルとして◆◆◆MAX、◆◆◆T、◆◆◆TDの3機種があり、バラエティーに富んでいます。
中でも最も低スピンなのはプロパーの◆◆◆です。
ヘッドサイズはやや小ぶりな450ccで、弾道はフェードバイアスのため、自分でしっかりつかまえきれる方、引っ掛けを嫌う方向けです。
スペック
- ロフト角:8、9、10.5°
- ライ角:57°
- ヘッド体積:450cc
- 長さ:45.5インチ
- ウェイト:前方4g、後方9g

第3位 コブラ DS-ADAPT LSドライバー
左右のウェイト入替でフェード度合いの調整が可能!
コブラのDS-ADAPTシリーズから発売されているLS(低スピン)タイプのドライバーです。
コブラのドライバーはもともとがツアー寄りで、その中でのLS(低スピン)タイプのため、かなりスピン量が抑えられます。
GT4やELYTE◆◆◆はウェイトが前後に計2つありますが、DS-ADAPT LSはウェイトが前方2つ、後方1つの計3つあり、前後だけでなく左右の重心位置も切り替えることができます。
ヘッド体積も445ccとかなり小ぶりで、シェイプも伝統的な洋ナシ形状となっています。
スペック
- ロフト角:9、10.5°
- ライ角:57、57°
- ヘッド体積:445cc
- 長さ:45.5インチ
- ウェイト:10g×1、3g×2

第4位 テーラーメイド Qi35 LSドライバー
低スピンなのにつかまる!
テーラーメイドのQi35シリーズから発売されているLS(低スピン)タイプのドライバーです。
従来まではMWTと呼ばれるスライダー式のウェイト調整機能がありましたが、Qi35シリーズでは脱着式のスクリュータイプのウェイトに変わっています。
Qi35は慣性モーメントを低下させずに低重心にして、安定感を維持したまま低スピンを実現することをテーマにしていて、弾道の安定性が高いのが特徴です。
従来モデルと比べると、LSでありながらフェードバイアスが弱く、楽につかまえられるため、中級者にも十分扱いやすい低スピンタイプとなっています。
スペック
- ロフト角:8、9、10.5°
- ライ角:54°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
- ウェイト:前方右3g(TAS)、前方左3g(TAS)、後方13g(TAS)

第5位 ブリヂストン B-Limited B1 LSドライバー
ほどよい高さで飛ばせる
ブリヂストンのツアーBシリーズの2代目の中で、B-Limitedとして発売のドライバーです。
プロパーモデルとしては、B1 STドライバーが最もアスリート向けな位置づけになっていますが、それよりもアスリート向けのモデルで、つかまり・スピンは抑えられます。
低スピンタイプとしては、弾道は低~中でやや上がりやすさがあります。打音は前作よりもやや硬めで、金属寄りになっていますので、好みが分かれそうです。
スペック
- ロフト角:9°
- ライ角:57°
- ヘッド体積:455cc
- スクリューウェイト:2g、8g
- ウェイトパーツ(台座):4g、6g

第6位 スリクソン ZXi LSドライバー
低スピンと寛容性が共存
スリクソンのZXiシリーズから発売されているLS(低スピン)タイプのドライバーです。
ZX5 MKⅡ LSドライバーの後継モデルで、「5」のモデルの寛容性がありながら、「低スピン・低弾道」なのが特徴で、低く強く真っすぐに飛ばすことができます。
低スピンタイプは、通常、寛容性よりも操作性を持たせてありますので、その意味ではZXi LSドライバーは稀有で希少なタイプです。低スピンは欲しいが、暴れ馬感が苦手な方に適しています。
スペック
- ロフト角:9.0、10.5°
- ライ角:59.0°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
- ウェイト:10g、4g(前方と後方)

第7位 PING G440 LSTドライバー
PINGのG440シリーズから発売されている低スピンタイプのドライバーです。
PINGのドライバーは弾道がブレにくいことで定評があり、最もハードな低スピンタイプ(LST)であっても、弾道がブレにくく安定感があります。
ツアープロからも多く採用されているドライバーでありながら、アベレージゴルファーでも扱えてしまうほどです。
トレードオフの関係として、やや飛距離性能は特別優れている方ではありませんが、それでも大きなミスがでにくいため、トータル飛距離、フェアウェイキープ率が上がりやすく、低スピン弾道だけでなく同時に結果も求める方に適しています。
スペック
- ロフト角:9、10.5°
- ライ角:58°
- ヘッド体積:450cc
- 長さ:45.25インチ

第8位 タイトリスト GT3ドライバー
打感が良い!
タイトリストのGTシリーズから発売されている操作性に優れたドライバーです。
タイトリストの「3」のタイプのドライバーは、低スピン+操作性が特徴で、歴代のシリーズでもツアープロから最も使用されています。
低スピン性能と言う点ではGT4の方が優れていますが、GT3は460ccのディープヘッドで、GT4ほど尖り過ぎてなく、扱いやすさがあります。
さらに、打感がとても優れていて、吸い付くような柔らかさが好みの方には、「3」のタイプのドライバーは定評があります。
スペック
- ロフト角:8°・9°・10°・11°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.5インチ
- ウェイト:8g

第9位 テーラーメイド Qi35ドライバー
真っ直ぐ飛ばせる!
テーラーメイドのQi35シリーズから発売されているスタンダードタイプのドライバーです。
低スピン性能はQi35 LSほどではありませんが、テーラーメイドのドライバーはもともとがアスリートライクなため、スタンダードタイプ(コアモデル)であっても十分低スピンです。
Qi35 LSとの違いとして、寛容性を持たせてありますので、真っすぐ飛ばしやすいドライバーです。
スペック
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
- ウェイト:前方3g(TAS)、後方13g(TAS)

第10位 ブリヂストン B1 STドライバー
弾道調整機能が充実!
ブリヂストンのツアーBシリーズの2代目の中で、B-Limitedに次ぐ低スピンタイプのドライバーです。
弾道のカスタマイズ性能に優れているのが特徴で、前方ウェイトはトゥとヒールで重量が異なり、入れ替えることが可能です。さらに後方ウェイトは3ポジションタイプで、ドロー・フェードに切り替えが可能です。
また、可変スリーブも備わっていますので、2種類のウェイト調整機能と合わせて、細かく弾道調整を行うことができます。
スペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:57°
- ヘッド体積:455cc
- クラブ長さ:45.25インチ
- クラブ重量:308g(S)
- バランス:D3(S)
- ウェイト:2g(前方トゥ)、6g(前方ヒール)、6g(後方)











