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M2ドライバーの2019と2017の違い!テクノロジー・スペック・シャフトが違う

投稿日:2021年7月26日 更新日:

テーラーメイドから2017年に発売のM2ドライバー。

何世代も前のモデルでありながら、今尚、ニューモデルがM2ドライバー 2019という名称で発売されています。

M2ドライバーの2017年版と2019年版は、どのような違いがあるのか取り上げます。

テーラーメイドのM2ドライバーは3種類ある

テーラーメイドのM2ドライバーは、2016年に誕生したMシリーズのドライバーの1つです。

本記事で取り上げている2種類のM2ドライバーを含め、M2ドライバーは3種類あります。

左から、2016年モデル、2017年モデル、2019年モデルです。

2016年モデルは、Mシリーズが誕生した年で、M2ドライバーの初代モデルです。そして、翌年の2017年モデルは、M2ドライバーの2代目モデルです。2017年モデルは2016年モデルの後継となりますので、外観やテクノロジーなど全く異なるモデルです。

そして、注意が必要なのが2019年モデルです。M2ドライバー 2017と外観が同じですが、テーラーメイドの公式サイトでは、M2ドライバー 2019と紹介されていて、M2ドライバー 2017とは一線を画しているようにも感じられます。

M2ドライバー 2017と2019の違い

左がM2ドライバーの2017年モデル、右が2019年モデルです。

メーカーでは、後者を「M2ドライバー 2019」と記していまして、2017年モデルではないことを表しています。

テーラーメイド M2 ドライバー 2017の試打・感想・評価

発売価格は約1/3

テーラーメイドの公式サイトでのM2ドライバー 2019の発売価格は、21,890円(税抜き199,00)となっています。

2017年モデルは税抜きで63,000円でしたので、1/3以下ということになります。

今尚、使い続けているゴルファーがいるほどゴルファーからの評価が高いM2ドライバーは、税抜き2万円以下という驚きの安さになっています。

異なるのはシャフト

見過ごせないほど破格の安さのM2ドライバー 2019。当時の2017年モデルとどこが違うのか、気になってしまう方も少なくないと思います。

ヘッドについては、同じものとなりますので、搭載されているテクノロジー、形状、デザインは同じです。

シャフトは2017年モデルは日本用のものが採用されていましたが、2019年モデルはグローバルモデルとなっています。

  • マルチマテリアル
  • ジオコースティックデザイン
  • スピードポケット

同じヘッドで値段が1/3というのは、嬉しい限りです。

なお、M2アイアンについては、同じようにM2アイアン 2019と言うモデルが存在しますが、ヘッドやホーゼルの形状・テクノロジーに違いがありますので、シャフト以外の違いも感じられるかもしれません。

https://driver.jpn.org/8409/m2%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%81%ae2019%e3%81%a82017%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%ef%bc%81%e3%83%86%e3%82%af%e3%83%8e%e3%83%ad%e3%82%b8%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%83%83%e3%82%af/

M2ドライバー 2017と2019のスペックの違い

ヘッドスペック

M2ドライバー 2017と2019のヘッドについては、ロフト角のラインナップに違いがあります。

2017年モデルでは、9.5°、10.5°の2種類ありましたが、2019年モデルでは10.5°のみの1スペックとなっています。

  • ロフト角:9.5°、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:460cc

シャフトスペック

2017年モデルの方は、シャフトが2種類ありますが、2019年モデルの方は1種類です。

モデル シャフト フレックス クラブ重量 長さ バランス
2017年 TM1-217 S 298g 45.75 D2
SR 296g 45.75 D2
R 293g 45.75 D2
FUBUKIV60 S 308g 45.25 D2
2019年 TM Fujikura Pro XLR8 56 S 306g 45.75 D4
R 302g 45.75 D4

2019年モデルはグローバルモデルのシャフトということで、日本仕様のものよりも重さ・硬さが感じられます。

USモデルを選ぶ際は、1スペックしたのフレックスを選択する方が多いと思いますので、SR、Sを使っていた方は、Rを選択すると良いように思います。

クラブの振りやすさ、ヘッドの重みを表すバランスが、2017年モデルではD2ですが、2019年モデルではD4となっています。

最新のSIM2シリーズのドライバーでも、日本仕様スペックではD2.5~D3に収まっていますので、M2ドライバー 2019はやや重量感があることが分かります。ちなみに、SIM2シリーズのUSモデルは、D4~D5となっています。

と、ここまで標準シャフトについて説明しましたが、M2ドライバーはカチャカチャ式が採用されていますので、既にテーラーメイドのドライバーをお持ちと言う場合は、シャフト交換という選択肢も考えられます。

▼シャフトの互換性・注意点については、下記記事に詳しくまとめてあります。

【テーラーメイド】可変スリーブの互換性を徹底解説!SIM2・SIM・M・RBZなど

まとめ

テーラーメイドのM2ドライバーの2017年モデルと2019年モデルについて、違いを取り上げました。

アイアンの方はヘッドに違いがいくつかありますが、ドライバーの方は同じとなっています。

シャフトの選択がグローバルモデルということで、日本モデルとの違いがあるものの、最近のテーラーメイドのドライバーが手持ちにある場合は、シャフト交換で解決しそうです。

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