ショットナビは、腕時計型GPSゴルフナビ、レーザー距離計など、ゴルフの距離計の分野で幅広く商品を展開しています。
特に、腕時計型GPSゴルフナビは、デザインの良さ、そして、ショットナビ独自の特許技術が優れていて、とても人気があります。
本記事では、2020年以降に発売の5機種について、特徴や違いを比較しながら、おすすめモデルを紹介します。
目次
ショットナビで迷ったらコレ!自動機能が充実のコスパ最強モデル
お時間の無い方の為に、先に結論を書いてしまいますと、モデル数の多いショットナビの中で最もオススメなのは、HuG Beyond Liteです。
2020年に発売のHuG Beyondを、2021年にシンプルにリニューアルしたモデルということで発売されています。
Liteということでシンプル版と謳ってはいますが、HuG Beyondには無いオートショット感知が搭載されていますので、スコア管理、飛距離計測が自動で行われます。
価格も1万5千円と5機種の中で断トツに安く、唯一、ドデカ文字にも対応しています。
唯一、3点間距離が搭載されていませんが、現在地から100ヤード刻みの同心円が表示され、グリーン側からも予め設定した距離の同心円が表示されるため、レイアップ地点を検討する際に役立つ情報が詰め込まれています。
オートショット感知(自動スコア管理・飛距離計測)、コースレイアウト表示に対応していて2万円以下という価格設定は、ゴルフウォッチ市場全体でもコスパに非常に優れています。
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ショットナビ 腕時計型GPSゴルフナビ 全5機種の機能・性能比較
ショットナビは、色々なタイプのゴルフ距離計をリリースしています。ショッピングサイトで、ショットナビの製品を見かけたことがある方も多いと思います。
腕時計型GPSゴルフナビは、レーザー距離計や音声案内型とゴルフに特化した重なる技術があるため、ショットナビの製品は機能面・性能面で充実しているのが特徴です。
一方で、腕時計型ゴルフナビは、メーカーを跨いでも似たような形状のものが多く、外観からは、機能や性能の違い分かりにくく、どれを購入すれば良いか選びにくいという声が少なくありません。
本記事では、2020年以降の現行の最新モデル全機種について、性能・機能を比較しながら、おすすめモデルを紹介します。
▼ショットナビの腕時計型GPSゴルフナビの機能・性能の比較表です。
モデル | Evolve PRO |
Hug Beyond Lite |
クレスト | W1 Evolve | Hug Beyond |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 38,500円 | 17,600円 | 43,780円 | 32,780円 | 26,400円 |
発売時期 | 2022年11月 | 2021年8月 | 2021年6月 | 2020年10月 | 2020年7月 |
Amazon 最安値* |
35,000円 | 14,970円 | 23,500円 | 25,273円 | 21,374円 |
楽天 最安値* |
38,500円 | 17,600円 | 25,000円 | 32,780円 | 24,800円 |
みちびき L1S |
〇 | ||||
ショット 感知 |
〇 | 〇 | 〇 | - | - |
地点登録 | 〇 | 〇 | 〇 | △手動 | △手動 |
飛距離 計測 |
〇 | ||||
3点間 距離 FWナビ |
〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 |
高低差 マップ |
〇 | - | 〇 | 〇 | - |
高低差・ 目安距離 |
〇 | ||||
同心円 表示 |
〇 | ||||
エイム | 〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 |
カラー 液晶 |
〇 | ||||
どでか 文字 |
- | 〇 | - | - | - |
心拍・ 歩数計 |
△歩数 | - | △歩数 | △歩数 | 〇 |
防水 | 生活防水 | ||||
バッテリー 寿命 |
時計:20日 GPS:9時間 |
時計:30日 GPS:8時間 |
時計:30日 GPS:10時間 |
時計:30日 GPS:10時間 |
時計:30日 GPS:8時間 |
サイズ (mm) |
47.5 x47.5 x13.2 |
38.0 x42.3 x13.1 |
51.5 x46 x15 |
47.5 x47.5 x16.2 |
38.0 x42.3 x13.1 |
重量 | 66g | 56g | 64g | 74g | 56g |
形状 | 丸型 | 四角型 | 縦長型 | 丸型 | 四角型 |
*バッテリー寿命:時計モードでの使用時間、GPSナビでの使用時間
ショットナビの腕時計型GPSゴルフナビの最新全機種について、機能・性能を一覧にまとめました。
全機種が2020年以降の発売モデルとなっていまして、GPSは「みちびきL1S」に対応しています。レーザー距離計と比べて弱点とも言われていた測定精度も、高精度になっています。
機能面や形状は、機種により差異があります。
次はこの表を元に、自分に合ったモデルを見い出すために、注目すべき点を解説していきます。
ショットナビ 腕時計型GPSゴルフナビの注目したい特徴は4つ
ショットナビの腕時計型GPSゴルフナビについて、上の表に機能・性能をまとめました。
機種の優劣と発売時期は、若干、一致していないところがあります。機能・性能順に並べると、Evolve Pro、クレスト、W1 Evolve、Hug Beyond、Hug Beyond Liteとなります。
- Evolve PRO(2022年11月)
- クレスト(2021年6月)
- W1 Evolve(2020年10月)
- Hug Beyond(2020年7月)
- Hug Beyond Lite(2021年8月)
注目したい特徴や機能は大きく4つあります。
1つずつ解説していきますので、それらが重要かどうかを判断していくと、自分に合ったモデルが見つかります。
特徴① ショット感知機能
最新の3機種(Evolve PRO、Hug Beyond Lite、クレスト)には、「オートショット」と呼ばれるショットを自動で感知する機能が搭載されています。
ショットした時に、自動的にショット地点が登録され、スコアもカウントアップされます。
ラウンド中の操作が省けますので、ゴルフウォッチを使う方は、この機能を好まれる方が少なくありません。
モデル | Evolve PRO |
Hug Beyond Lite |
クレスト | W1 Evolve | Hug Beyond |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 38,500円 | 17,600円 | 43,780円 | 32,780円 | 26,400円 |
発売時期 | 2022年11月 | 2021年8月 | 2021年6月 | 2020年10月 | 2020年7月 |
Amazon 最安値* |
35,000円 | 14,970円 | 23,500円 | 25,273円 | 21,374円 |
楽天 最安値* |
38,500円 | 17,600円 | 25,000円 | 32,780円 | 24,800円 |
ショット 感知 |
〇 | 〇 | 〇 | - | - |
地点登録 | 〇 | 〇 | 〇 | △手動 | △手動 |
飛距離 計測 |
〇 |
*バッテリー寿命:時計モードでの使用時間、GPSナビでの使用時間
「オートショット」はクレストで搭載された機能のため、それ以前に発売のモデルには搭載がなく、逆に最も下位機種のBug Beyond Liteは、最新機種のため搭載されています。購入する側としてはとても有難い話です。
予算に余裕がある方は、Evolve PROかクレスト、必要最低限で良いという方は、Bug Beyond Liteという選択になります。
特徴② 3点間距離が分かるFWナビ
ショットナビの大きな特徴は、特許機能のフェアウェイナビです。
通常、GPSゴルフナビはグリーンまでの距離が表示されますが、フェアウェイナビは、レイアップ地点までの距離、さらに、レイアップ地点からグリーンまでの距離を表示することができます。
レイアップ地点は、ショット地点から自分が向いた方向にあるフェアウェイの中心位置となります。(上図をご覧頂けると、分かりやすいです)
ショットナビを選択される方の中には、FWナビをお目当ての方も少なくないと思いますし、ご存知なかった方も、とても便利に感じられるのではないでしょうか?
モデル | Evolve PRO |
Hug Beyond Lite |
クレスト | W1 Evolve | Hug Beyond |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 38,500円 | 17,600円 | 43,780円 | 32,780円 | 26,400円 |
発売時期 | 2021年8月 | 2021年6月 | 2022年11月 | 2020年10月 | 2020年7月 |
Amazon 最安値* |
35,000円 | 14,970円 | 23,500円 | 25,273円 | 21,374円 |
楽天 最安値* |
38,500円 | 17,600円 | 25,000円 | 32,780円 | 24,800円 |
3点間 距離 FWナビ |
〇 | - | 〇 | 〇 | 〇 |
*バッテリー寿命:時計モードでの使用時間、GPSナビでの使用時間
フェアウェイナビが搭載されている機種は、下位機種のHug Beyond Lite以外となります。
特徴③ どでか文字
腕時計型のGPSゴルフナビは、PDA型(スマホ型)のものと比べると、画面がかなり小さく、目が悪い方は見にくいという方もいるようです。
Bug Beyond Liteには、グリーンのフロント・センター・バッグまでの距離を、ボタン1プッシュで大きく表示する機能が搭載されています。
グリーンまでの距離が分かれば良く、グラフィックが凝った内容より、数字が大きく見える方が良いという方は、どでが文字の機能はシンプルで良いと思います。
特徴④ ウォッチ形状とデザイン
モデル | Evolve PRO |
Hug Beyond Lite |
クレスト | W1 Evolve | Hug Beyond |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 38,500円 | 17,600円 | 43,780円 | 32,780円 | 26,400円 |
発売時期 | 2021年8月 | 2021年6月 | 2022年11月 | 2020年10月 | 2020年7月 |
Amazon 最安値* |
35,000円 | 14,970円 | 23,500円 | 25,273円 | 21,374円 |
楽天 最安値* |
38,500円 | 17,600円 | 25,000円 | 32,780円 | 24,800円 |
心拍・ 歩数計 |
△歩数 | - | △歩数 | △歩数 | 〇 |
防水 | 生活防水 | ||||
バッテリー 寿命 |
時計:20日 GPS:9時間 |
時計:30日 GPS:8時間 |
時計:30日 GPS:10時間 |
時計:30日 GPS:10時間 |
時計:30日 GPS:8時間 |
サイズ (mm) |
47.5 x47.5 x13.2 |
38.0 x42.3 x13.1 |
51.5 x46 x15 |
47.5 x47.5 x16.2 |
38.0 x42.3 x13.1 |
重量 | 65g | 56g | 64g | 74g | 56g |
形状 | 丸型 | 四角型 | 縦長型 | 丸型 | 四角型 |
*バッテリー寿命:時計モードでの使用時間、GPSナビでの使用時間
ゴルフナビとしての利用以外にも、GPSモードでなければ約30日間(Evolve PROのみ20日)、1回のフル充電で時計として使うことができます。
機種によっては、心拍、歩数の計測にも対応していますので、健康管理にも役立てることができます。
デザインや形状は機種によって大きく異なっていますので、ゴルフ以外のシーンでも身に着ける機会が多くなりそうな方は、画面の形状・デザイン面も含めて好みの機種を探されると良いと思います。
ショットナビ 腕時計型GPSゴルフナビの全機種の特徴
ショットナビ 腕時計型GPSゴルフナビの最新全機種の特徴、そして、おすすめゴルファーについて、上位の機種順に紹介します(発売の新しい順ではありません)。
ショットナビ Evolve PRO
2020年に発売のEvolveが、より進化したモデルです。新たなオートショット感知機能が搭載されていますので、スコア管理、飛距離計測が自動化され、よりストレスフリーで使うことができます。
グリーンから設定した距離で描かれるレイアップサークルも、円上のフェアウェイセンター地点の距離が表示されるようになりましたので、より実用性が高まっています。
予算を抑えたいという方は、冒頭でオススメしたHug Beynod Liteがオススメですが、そうでない方は、このEvolve PRO一択で良いでしょう。
ショットナビ クレスト
オートショット(ショット感知)、フェアウェイナビ(3点間距離)、高低差MAPなど、Evolve PROとほぼ同等に機能が充実しているモデルです。
大きく異なるのは、何といっても外観です。スクリーン形状も縦長で側面がラウンドしていて、高級な腕時計を思わせるフォルムになっています。
ゴルフウォッチは丸型か四角型が多い中、外観の形状に拘った希少なモデルです。
定価は4万円を超えますが、Amazonや楽天にて3万円以下で出品されているようですので、予算が合えば最もオススメのモデルです。
特にFWナビ(3点間距離)は、是非、使いたい機能です。
ショットナビ W1 Evolve
W1 Evolveは、クレストの次の上位機種となります。オートショット(ショット感知)は、まだこの機能が無かった時に発売されているため、搭載がありません。
その他の機能は、クレストと遜色なく、フェアウェイナビ(3点間距離)、高低差MAPなども搭載されていますので、高機能モデルです。
なお、定価はクレストよりも1万円以上安いですが、市場での最安値を調べてみると、価格がクレストと逆転していることがあります。
W1 Evolveのデザインが好みで、オートショットが不要と言う方でなければ、クレストの方がオススメです。
<クレストとの違い>
- 腕時計のフォルムが縦長型から丸型に
- オートショット(ショット感知機能)がない
ショットナビ Hug Beyond
画面がスクエア型のため、情報が整然と表示されるモデルです。
発売が2020年7月と少し前のモデルでして、W1 Evolveと同様にオートショット(ショット感知)は搭載されていません。そのため、ショット地点の登録を行う場合は、都度、手動となります。
ショットナビ自慢のフェアウェイナビ(3点間距離)は搭載されていますので、レイアップ地点までの距離、レイアップ地点からグリーンまでの距離を見ることができ、コース戦略を練る上でとても役立ちます。
今回取り上げた4機種の中では、唯一、心拍も測定することができますので、歩数計と合わせて、健康管理にも大きく活用できるモデルです。
フェアウェイナビよりもオートショット(ショット感知)の方を使いたいという方は、Lite版として発売されているBug Beyond Liteの方が、価格が7~8000円ぐらい安いためオススメです。
<W1 Evolveとの違い>
- 高低差MAPがない(高低差計測はある)
- 心拍測定に対応
ショットナビ Hug Beyond Lite
最新の機種ですが、Hug BeyondのLite版という位置づけになりますので、Hug Beyondの下位の機種となります。
下位機種というと聞こえが悪いですが、最上位機種のクレストにも搭載されているオートショット(ショット感知)が搭載されています。
ちなみにこの機能は、発売時期の関係でW1 Evolveには搭載されていませんので、Hug Beyond Liteの最大の魅力です。
なお、もう一つの魅力のフェアウェイナビ(3点間距離)は、残念ながら搭載されていません。
オートショットと価格を優先するならHug Beynod Lite、フェアウェイナビを優先するならHug Beynod、両方欲しいならクレストという選択になります。
<Hug Beynodとの違い>
- オートショットがある
- フェアウェイナビが無い
- 価格は7~8,000円ほど安い
まとめ
ショットナビの腕時計型GPSゴルフナビについて、2020年以降に発売されている最新・現行の機能・性能の違い、選ぶ際のポイントとおすすめモデルを取り上げました。
予算に余裕がある方は、Evolve PROがオススメです。
反対に予算を抑えたい方は、オートショットを搭載したHug Beyond Liteが、フェアウェイナビを搭載したHug Beyondになります。
コスパを含めて考えますと、Hub Beyond Liteのお得感が際立ちます。
▼GARMINにも興味があるという方は、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。