PRGRの2022年モデルと思われるRS・RS-F・RS-D 2022ドライバーがR&A、USGAのドライバールール適合リストに掲載されましたので、最新情報をまとめました。
RS 2022シリーズドライバーは6代目
こちらがUSGA、R&Aのルール適合リストに掲載されたPRGRのRS 2022ドライバー3機種です。
左から、RS 2022ドライバー、RS-F 2022ドライバー、RS-D 2022ドライバーです。
RSシリーズは2020年のモデルが5代目でしたので、今回の2022年モデルは6代目ということになります。
ノーマル、フェード仕様、ドロー仕様の3タイプ
RS 2022シリーズのドライバー3機種は、ソールに搭載された外部ウェイト、ヘッド形状、そして、モデル名から特徴が大凡見えてきます。
- RS 2022ドライバー
ソール後方にのみウェイトを搭載し、ノーマルなモデル。 - RS-F 2022ドライバー
ソール後方とトゥ寄りにウェイトを搭載し、つかまりを抑えたフェード仕様。 - RS-D 2022ドライバー
ソール後方側面にウェイトを搭載し、深重心でつかまりを持たせたドロー仕様。
2020年のRSシリーズのドライバーは、RS、RS F、RS+の3機種でしたので、RS+がRS-Dに置き換わり、名称からもよりドローバイアスが鮮明に打ち出されていると思われます。
RS 2022ドライバー
スペック・テクノロジー
- ロフト角は9.5°と10.5°
- ソール後方ウェイト(8g)
- ロフト角調整機能を搭載
- CNCミルド加工
特徴
こちらがスタンダードなモデルと思われるRS 2022ドライバーです。
従来は、RSドライバーがドローバイアスと言われていましたが、今回の6代目ではRS-Dと言うモデルが新たにありますので、RSドライバーはバイアスの無いノーマルなモデルと思われます。
ウェイトもソール後方に一つあるだけで、トゥやヒール寄りにはありません。
ウェイトには「8」と記されていますので、RS5シリーズと同様にオプションで別重量に変更して重心調整が行えるようです。
RS-F 2022ドライバー
スペック・テクノロジー
- ロフト角は9.5°と10.5°
- ソール後方ウェイト(8g)
- トゥ寄りウェイト(3g)
- ロフト角調整機能を搭載
- CNCミルド加工
特徴
これらのRS-F 2022ドライバーは、ウェイトがソール後方とトゥ寄りに搭載され、唯一、2つあるモデルです。
ソールに大きく描かれたVの字は、ほぼ直角に見えるぐらい角度が最も緩く、ヘッドが小ぶりで浅重心になっているように見えます。
フェードバイアスで浅重心とくれば、ヘッドスピードが速いハードヒッター向けです。
思い切り叩いても左に行きづらく、低スピンで強い球が出やすいモデルだと思われます。
なお、ウェイトは後方が8、トゥ寄りが3と記されていて、恐らく8gと3gで重量差がありますので、オプションで購入しなくても、これらを入れ替えることで重心変更が行えると思います。
RS-D 2022ドライバー
スペック・テクノロジー
- ロフト角は9.5°と10.5°
- ソール後方ウェイト
- ロフト角調整機能を搭載
- CNCミルド加工
特徴
こちらが今回、新たに登場したモデル名に「D」が付いたモデルです。
ドローウェイトこそ確認できませんが、ヒール寄りの体積がしっかり確保されていますので、ドローバイアスでつかまりが良いモデルだと思われます。
もう一つ特徴的なのは、後方ウェイトがソールとクラウンの境界ぐらいに位置していて、RS 2022ドライバーよりもさらに深い所に設置されている点です。
より深重心度合いを高めて、弾道の曲がり難さを高める意図があるようです。
まとめ
RS 2022シリーズのドライバー3機種について、ルール適合リストに掲載された内容等を取り上げました。
今回は、RSシリーズで6代目のモデルとなると思われ、恐らくドロー仕様と思われるモデルが用意されているところがこれまでのシリーズとの違いです。
まだ公式サイト等では6代目のRSシリーズの情報が確認されていませんが、新たな情報が出次第、こちらで取り上げていきたいと思います。