ドライバーショットで飛距離が伸びない・スコアを落とす大きな要因の一つが、真っすぐ飛ばないことです。本記事では「曲がらないドライバー」の2019年おすすめモデルをランキング形式で紹介します。
なお、2019年以降に発売されたニューモデルを対象に選出しましたので、2018年、2017年に発売されたモデルは対象外としています。
≫ 曲がらないドライバー ランキング!直進性が高い2020年モデル
目次
そもそも直進性の高いドライバーとは!?
直進性が高いドライバーとは、打点がばらついても左右に反れず、真っすぐ飛んでくれるモデルです。そして、直進性の高いドライバーというのは共通した特徴があります。
それは慣性モーメントが大きいという点です。慣性モーメントが大きいと、インパクトの際にヘッドがブレにくくなります。ヘッドのブレはオフセンターヒット時に大きく生じやすいのですが、慣性モーメントが多きければ、ヘッドがどっしりしますのでブレも少なく、弾道が直進的になります。
慣性モーメントが大きいドライバは、大型ヘッド、ストレッチが長い、ウェイトがヘッド後方にあるといった特徴を持っていて、重心が深い位置に設定されています。それでは、直進性の高いドライバーを紹介していきます。
第1位 テーラーメイド M6ドライバー
テーラーメイドのM6ドライバーは、ツイストフェースによる直進性に加え、ヘッドの大幅な軽量化により余剰重量が大きく確保され、超低重心・超深重心に重心設計されています。慣性モーメントが大きいため、オフセンターでも弾道のバラツキが生じにくくなっています。
その他の特徴として、ボールが上がりやすく、つかまりも良いと評価されていますので、スライサー・弾道が上がらない方にもおすすめです。
ここが重要!ポイント
- ツイストフェースによる弾道補正に加え、超低重心でミスに強い。
- 前作のM4よりつかまりがよく、打ち出しも高い。
第2位 PING G410 PLUSドライバー
2018年のPINGのG400ドライバーは早くも名器との声が聞かれるほど、一定層のゴルファーから強い支持を受けています。その2019年モデルでは、ウェイト調整機能が搭載され、ドロー・フェードの設定ができるようになっています。
ウェイトがヒール側に固定されたドローバイアスのG410SFTドライバーというモデルもありますが、実際に試打した方の感想では、G410PLUSドライバーをDRAW設定にすれば足りるといった感想も聞かれます。
もともと弾道がブレにくいことに定評のあるPINGのGシリーズ。ウェイト調整機能が搭載され、ターゲットとなるゴルファー層が広がったモデルです。
ここが重要!ポイント
- ウェイト調整機能を搭載し、ドロー・フェードに設定できる。
第3位 PRGR RS Eドライバー
PRGRのRSシリーズのドライバーに、RS E/RS REDの2種類のモデルが追加ラインナップされています。両方とも重心角が30°を超え、抜群のつかまりの良さを誇ります。
RS Eドライバーの方は、余剰重量が全てヘッド後方に配置されていて、直進性のアップを意図したモデルとなっています。
ここが重要!ポイント
- 大きな重心角でつかまりが抜群に良い。
- 余剰重量が全てヘッド後方に配分され、慣性モーメントが大きく設定されている。
第4位 M5ドライバー
M5ドライバーは、M6ドライバーより上級者向けモデルで、操作性が高いモデルとして位置づけられる向きがありますが、試打された方からは、直進性の高さを評価する声が聞かれます。
そもそもツイストフェースが搭載されていますので、打点がハイトゥ・ローヒールにブレた場合、弾道をセンターに戻す方向にオートマチックに働いてくれます。M6と比べると、形状が小ぶり、重心が深くないですが、直進性の高さを有しています。
ここが重要!ポイント
- M5ドライバーは、ツイストフェースを搭載し、直進性も高い。
- ヘッドサイズはしっかり460ccある。
第5位 キャロウェイ EPIC FLASH スタードライバー
2019年モデルのドライバーの中で、EPIC FLASHはテーラーメイドのM6と人気を2分するモデルです。AIデザインによるフラッシュフェースは、約15,000回にも及ぶシミュレーションが繰り返されていますので、反発性能にも優れています。
試打した方の感想からは、芯を食った時の弾道はすばらしいが、外した時のロスが少なくないとの評価が聞こえてきます。EPIC FLASHは芯で捉えることに不安の少ないゴルファーに適したモデルと言えそうです。
- AIデザインによるFLASHフェースは、芯を食えば大きく飛ばせる。
まとめ
以上、2019年に発売のモデルから、曲がらないドライバーを5つ紹介しました。2018年後期やもっと古いモデルでも今尚人気のものを含めると、少しランキングの様子は変わってきますが、今回は、2019年に発売のモデルに限定しました。
ちなみに、それ以前のモデルを含めるとしましたら、ROGUEスタードライバー、インプレスUD+2はランキングに入ってくると思います。
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