中級者向けのドライバーについて、2025年のおすすめモデルをランキングで紹介します。
対象となるドライバーは、各メーカーの公式サイトやカタログにて現行・最新モデルとして掲載されている製品となります。
そのため、商品サイクルが長いモデルについては、発売が前年以前のものも含まれることもあります。
第1位 PING G440 LSTドライバー
操作性がありながら、打点ブレにも強い
PINGのG440シリーズから発売されている低スピンタイプのドライバーです。
ツアープロにも使用されるドライバーですが、その理由は低スピン性能だけでなく、ミスが出にくい点が挙げられます。
つまり、低スピンタイプとしては珍しく、寛容性の高さが備わっていますので、中級者も十分扱えるドライバーです。
スピン量をあまり落としたくないという方は、スタンダードタイプのG440 MAXドライバーを検討されると良いでしょう。
スペック
- ロフト角:9、10.5°
- ライ角:58°
- ヘッド体積:450cc
- 長さ:45.25インチ
- ウェイト:PING TOUR 2.0 CHROME 65

第2位 スリクソン ZXi MAXドライバー
高さが出せるアスリートモデル
スリクソンのZXiシリーズから発売されているMAXタイプのドライバーです。
従来のZX5、ZX5 MKⅡの後継モデルで、シリーズの中で高MOIを特徴としていますが、アスリート向けのため弾道操作も可能です。
弾道高さが出やすく、同じダンロップのXXIO Xと同じぐらいの高さが出ますので、弾道が意図せず低くなりがちな方にオススメです。
スペック
- ロフト角:9.0、10.5°
- ライ角:59.0°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
- ウェイト:14g(後方)

第3位 キャロウェイ ELYTE ドライバー
やや低スピンでクセが少ない
キャロウェイのELYTEシリーズから発売されているスタンダードタイプのドライバーです。
シリーズのど真ん中に位置するモデルで、弾道バイアスが無く、幅広いゴルファーが扱いやすいドライバーです。
AI設計によるフェースは芯が広いため、打点ブレしやすい方が安心して使いやすく、また、やや低スピンなため弾道を少し強くしたい方に適しています。
スペック
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:57°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.5インチ
- ウェイト:前方2g(スクリュー)、後方13g(移動式)

第4位 PING G430 MAX 10Kドライバー
とにかく曲がらない
PINGのG430シリーズに追加された超高MOIタイプのドライバーです。
10Kの名が指す通り、縦横の慣性モーメントの合計値が10,000g・cm2を超えていて、ヘッドのブレなさが抜群に優れています。
競合するGi10 MAXドライバーと比べると、後方も重さを感じやすいタイプになりますので、ヘッドの開閉をあまり行わないタイプの方が扱いやすいと思います。
少々の打点ブレは許容してくれますので、万振りして飛距離を出したい方にオススメです。
スペック
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:59.5°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ

第5位 コブラ DS-ADAPT MAX-Dドライバー
コブラのドローモデル
コブラのDS-ADAPTシリーズから発売されているドロータイプのドライバーです。
バリバリのアスリートモデルを輩出し続けているコブラですが、やさしめのモデルとして従来のMAX1機種から、ドロータイプと10Kタイプの2種類になりました。
コブラからドロータイプというと意外と言うか違和感を覚えそうですが、ライ角も61°で構えた時につかまりの良さが感じられ、実際の弾道もほんのりつかまってくれます。
スライス矯正と言うほどではありませんが、右に少しそれやすい方にオススメです。
スペック
- ロフト角:10.5、12.0°
- ライ角:61、61°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.5インチ
- ウェイト:10g×1

第6位 ダンロップ XXIO X(エックス)ドライバー 2024
女子プロゴルファーも使用!
2020年に誕生したゼクシオXシリーズの3代目モデルです。
ノーマルなゼクシオは軽量モデルでシニアをコア層として支持されていますが、ゼクシオXの方はMiyazakiシャフトが装着されていて、しっかりとしたクラブ重量・シャフトの質感があります。
ダンロップ契約の女子プロゴルファーに最も利用されているドライバーでもありますので、アベレージゴルファー~中級者にとっても扱いやすいモデルです。
スペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:59°
- ヘッド体積:460cc
- ヘッド重量:200g
- 長さ:45.25インチ
- クラブ重量:301g
- バランス:D3

第7位 テーラーメイド Qi35 LSドライバー
低スピンでもつかまる
テーラーメイドのQi35シリーズから発売されている低スピンタイプのドライバーです。
テーラーメイドの低スピンタイプ(LS)は上級者に好まれますが、Qi35 LSは前作のQi10 LSと比べて寛容性があり、やや球がつかまります。
低スピンタイプの浅重心系ドライバーになると球がつかまりにくくなる方、右へのミスが出やすくなる方にオススメです。
スペック
- ロフト角:8、9、10.5°
- ライ角:54°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
- ウェイト:前方右3g(TAS)、前方左3g(TAS)、後方13g(TAS)

第8位 キャロウェイ ELYTE ◆◆◆TD ドライバー
つかまるトリプルダイアモンド
キャロウェイのELYTEシリーズから発売されているトリプルダイアモンドのドロータイプのドライバーです。
◆◆◆でドローというと矛盾していそうな感もありますが、AIで効率的に設計しているだけあって、多種多様なヘッドがあるのが最近のキャロウェイの特徴です。
ヘッドサイズは450ccで小ぶりなままで、つかまりの良さは、ELYTE X(ドロータイプ)とELYTE ◆◆◆の中間ぐらいです。
振り抜きの良さ、低スピン、操作性、でも弾道バイアスはドローというニッチなニーズに対応したドライバーです。
スペック
- ロフト角:9.0、10.5°
- ライ角:57°
- ヘッド体積:450cc
- クラブ長さ:45.5インチ
- ウェイト:4g(前方)、9g(後方)

第9位 スリクソン ZXi LSドライバー
寛容性があって低弾道
スリクソンのZXiシリーズから発売されているLSタイプのドライバーです。
通常のLSタイプは操作性がセットになっていますが、スリクソンのLSは高MOI+LSという珍しい特徴を併せ持っています。
スリクソンに馴染みのある方向けの説明としては、従来の「5」のモデルの低スピンタイプと言うと分かりやすいと思います。
ZXi TR(ZX7、ZX7 MKⅡの後継)よりも低スピンで低い球が打てますので、強く低く飛ばしたいが、打点ブレに対する強さも欲しい方に適しています。
スペック
- ロフト角:9.0、10.5°
- ライ角:59.0°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
- ウェイト:10g、4g(前方と後方)

第10位 テーラーメイド ステルスグローレ+ドライバー
日本人向けのグローレとステルスの融合モデル
テーラーメイドのワールド展開モデルとグローレの融合モデルの三作目となるステルスグローレ。
グローレ融合モデルは、過去のMグローレ、SIMグローレ共にアスリートゴルファーからも性能に対する評価が高かったものの、ドローバイアスで軽量な点がネックとなっています。
ステルスグローレシリーズでは、ステルスグローレ+という調整機能付きで重めのシャフトを選択できるタイプが追加され、アスリートゴルファーも十分利用することができます。
スペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75、45.25インチ
