≫ SIM MAX D-TYPEドライバー(US)の試打・評価・感想
テーラーメイドの2020年モデル、SIM MAX-Dドライバー・フェアウェイについて、リリース当初はUSモデルでしか提供されていませんでしたが、限定発売で日本のテーラーメイドから発売となっています。
SIM MAX-Dドライバー 日本モデルの特徴
SIMシリーズのドライバーは、今回、日本モデルでDドライバーが加わったことで、3種類のラインナップとなっています。
左からアスリート向けのSIMドライバー、アベレージゴルファー向けのSIM MAXドライバー、そして、ドロー仕様のSIM MAX Dドライバーです。
SIMシリーズのリリース当初、DドライバーはD-Typeの名称でUSモデルのみの提供でしたが、限定発売で日本のテーラーメイドでも販売されることとなりました。
≫ テーラーメイド SIM・SIM MAXドライバーの最新情報をまとめました【スペック・特徴を徹底解説】
ヒール寄りに内蔵ウェイトがあるドローバイアス設計
SIM MAX-Dドライバーの最大の特徴は、ヒール寄りにウェイトが搭載されている点です。これにより重心角が大きくなりますので、ヘッドが返りやすく、スライスが出にくくなります。
ラージフェースでスイートエリアが大きい
フェースはSIM MAX-Dドライバーが最も大きく、スイートエリアも広く取られています。
打点がバラつき、フェースをワイドに使っている方は、Dドライバーにすることで救われる機会が増えそうです。
こちらは、SIM MAX-D(左)とスタンダードなSIM MAX(右)のフェースを並べた関係です。別の画像のため縮尺は異なっていますが、形状面からも、Dドライバーの方が安心感があります。
グース気味のヘッド位置
左がSIM MAX-Dドライバーで、右がSIM MAXドライバーです。フェースのトップラインの位置を見比べると、SIM MAX-Dドライバーの方がややグース気味に奥に下がっています。
フェースが後ろにあることで、インパクトのタイミングが遅くなりますので、よりボールがつかまりやすくなります。
SIM MAX-Dドライバー(日本)のスペック
- ロフト角:9/10.5/12°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75インチ
- 標準シャフト:TENSEI BLUE TM50(S/SR/R)
ロフト角、ライ角、ヘッド体積など、基本的なスペック値はスタンダードタイプのSIM MAXドライバーと同じです。
標準シャフトはTENSEI BLUE TM50で同じです。スタンダードタイプの方は、公式サイトに4種類のシャフトが紹介されていましたが、DドライバーはTENSEI BLUE TM50のみとなっています。
SIM MAX-Dドライバー(日本)の発売日・発売価格
SIM MAX-Dドライバー(日本)の発売日は、2020年5月22日です。発売価格は73,000円+税です。

SIM MAX-Dフェアウェイウッド 日本モデルの特徴
SIMシリーズのフェアウェイウッドは、Dタイプが加わったことで、ドライバーと同様に3種類となっています。
左からアスリート向けのSIMフェアウェイウッド、アベレージゴルファー向けのSIM MAXフェアウェイウッド、ドロー仕様のSIM MAX- Dフェアウェイウッドです。
≫ テーラーメイド SIM・SIM MAX・SIM MAX D-TYPEフェアウェイの試打・評価!3つの違いも徹底解説
フェアウェイのDも、ヒール寄りに内蔵ウェイトがあるドローバイアス設計
ドライバーと同様にフェアウェイウッドもヒール寄りに内蔵ウェイトが搭載されています。ドローバイアスにより、ボールのつかまりがよくなり、スライスが出にくくなります。
ロフトアップ設定により、球が上がりやすい
SIM MAX-Dフェアウェイウッドのもう一つの特徴は、SIM MAXフェアウェイよりもロフトが寝ていて、球が上がりやすくなっています。
モデル | 3番 | 5番 | 7番 |
---|---|---|---|
SIM MAX | 15° | 18° | 21° |
SIM MAX D | 16° | 19° | 22° |
3番、5番、7番の全てで、ロフトが1°違います。フェアウェイウッドで球が上がりにくいという方は、ロフトアップにより打ち出しが高くなります。
SIM MAX-Dフェアウェイウッド(日本)のスペック
番手 | 3 | 5 | 7 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 16 | 19 | 22 |
ライ角 | 57 | 57.5 | 58 |
ヘッド体積 | 190 | 165 | 165 |
長さ | 43.25 | 42.25 | 41.75 |
SIM MAXよりも、SIM MAX-Dの方がロフトが1°寝ているのに加えて、ヘッド体積も5cc大きくなっています。
クラブ長さ・重量の値は同じとなっています。
公式サイトで掲載されているシャフトは、ドライバーと同様にTENSEI BLUE TM50のみとなっています。
SIM MAX-Dフェアウェイウッド(日本)の発売日・発売価格
SIM MAX-Dフェアウェイウッド(日本)の発売日は、2020年5月22日です。発売価格は40,000円+税です。
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