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【三菱電機レディス 2021】渋野日向子の神懸かった18番とプレーオフのフェアウェイウッド

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2021年の樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで、渋野日向子が劇的な逆転優勝を成し遂げました。

最後の18番ホール、そしてプレーオフでは、共に2打目のフェアウェイウッドで神懸かったショットで勝利をつかみ取りました。

渋野日向子が使ったフェアウェイウッドについて取り上げます。

三菱電機レディスは、プレーオフにもつれ込む

ここのところ好調を維持している渋野日向子は、初日は3位タイ、2日目はトップタイで終えました。

そして、最終日となる3日目は、同じくトップタイの同組ぺ・ソンウと激しいデッドヒートを繰り広げました。

一打差の2位で迎えた17番では、ぺ・ソンウにさらに1つ差を広げられ、2打差として最終18番を迎えました。

パー5で渋野日向子の万振りのドライバーショットは飛距離が出て、2打目は7番ウッドでグリーンを狙い、しっかりと捉えました。

イーグルは逃したものの、バーディーで終えましたが、ぺ・ソンウは3打目が残り1メートルほどの距離に見事寄せていました。

▼ぺ・ソンウ、2打で沈めれば優勝の最終18番でのパット

しかし、決めれば優勝の4打目はカップの淵に弾かれ、まさかの返しの5打目も外す結果となりました。6打目は辛くもカップを沈めたものの、まさかの3パットで渋野日向子とタイとなりました。

同じ18番でのプレーオフ

プレーオフは連続で18番ホール。ぺ・ソンウと渋野日向子はドライバーショットを殆ど同じ位置に運び、熾烈な戦いを象徴するかのような展開が続きました。

プレーオフではランが思うように出なかったため、2打目は200ヤードの距離を残したころから、先ほどの7番ウッドではなく3番ウッドを手にしました。

3番のため、球は上がりませんでしたが、見事、バンカーとグリーンの間の傾斜地ではずませ、ボールを失速させてグリーン上の良い位置を捉えました。

渋野日向子自身、このプレーオフの2打目のショットを、この大会での自身のベストショットと述べています。

ペ・ソンウは3打目を外し、反対に渋野日向子は3打目を見事に沈め、イーグルで優勝を勝ち取りました。

渋野日向子の神懸かったフェアウェイウッド2本

渋野日向子が最終18番、プレーオフ18番で使用していたフェアウェイウッドについて、取り上げます。

▼以前はG410シリーズのフェアウェイウッドを使用

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