タイトリストから2003年に発売されているチタニウム983E・983K・983K H-CRドライバーについて、試打・評価・製品の特徴について取り上げます。
プロチタニウム 983シリーズのドライバー
タイトリストのチタニウム 983シリーズは、チタニウム975シリーズの後継に当たり、2003年に発売されています。
ヘッドは全部で3種類あり、内1つはルール上限を超える高反発モデルです。
- チタニウム983E
350ccのコンパクトヘッドで、浅めの重心深度や少なめのダイナミックロフトを生む操作性を重視したヘッド - チタニウム983K
365ccのラージヘッドで、深めの重心深度と大きな重心アングルで、高い打ち出し角とボールのつかまりの良さを重視したヘッド - チタニウム983K H-CR(高反発)
薄いフェースインサートの周辺肉厚を更に薄くすることで、ルール上限を超えた反発係数を実現。反発係数以外はチタニウム983Kと同じ性能。
チタニウム 983Eドライバー
特徴
- 低スピンの加速する弾道
ハードヒットしてもスピン量を減少。吹け上がらず、突き抜ける強弾道。 - 優れた操作性
予想に反したヘッドの動きを抑え、優れた操作性とボールの打ち分けを実現。 - アドレスでの信頼感
弾道方向のイメージが出しやすいモダンクラシックの完成形状。 - コンパクトヘッド
350ccの伝統的な洋ナシ型のコンパクトヘッド。
適合ゴルファー
- 飛距離と操作性を同時に求めるゴルファー。
- 吹け上がりを抑えたいスピン量が多いゴルファー。
- ヘッドスピードが速いハードヒッター。
スペック
- ロフト角:7.5、8.5、9.5、10.5°
- ライ角:57°
- 長さ:44.75インチ
- ヘッド体積:350cc
- フレックス:S、X
シャフト
- タイトリスト スピーダー by Fujikura
- YS-6 by Graphite Design
チタニウム 983K・983K H-CRドライバー
特徴
- 高い打ち出し角と強弾道
重量をヘッド後方に配分し、重心深度を深め、高い打ち出し角と今日弾道を実現。 - ミスショットを軽減
ラージヘッドと深い重心深度が慣性モーメントを拡大。重心位置もヒール寄りに、ボールが右に吹けることなく、ミスショットが減少。 - アドレスでの安心感
365ccの伝統的な洋ナシ型ラージヘッドがアドレスでの安心感を提供。 - 高反発タイプも用意
反発性能をルール上限越えまで高めた高反発タイプの983K H-CRもラインナップ。
適合ゴルファー
- 中・上級者からツアープロまでカバー。
- 幅広いゴルファーの志向と技術に対応。
- 他ドライバーからの切り替えもしやすい高機能設計。
スペック
- ロフト角:7.5、8.5、9.5、10.5°
- ライ角:57°
- 長さ:44.75インチ
- ヘッド体積:365cc
- フレックス:R、S、X
シャフト
- タイトリスト スピーダー by Fujikura
- YS-6 by Graphite Design
- タイトリスト 4555
チタニウム 983シリーズドライバーの試打・評価
ゴルフ体験主義さんによるチタニウム983Kドライバーの試打・評価
- 弾道的には、中弾道です…つかまえにいってもほぼストレート。もっとチーピンがでるかなと思いましたが、ハードスペックなせいか、ちょうどいい感じでした
- 打感はかなりマイルドです…芯を食えば、ガッツリフェースに乗っているような分厚いインパクトを味わえます。音はタイトらしい中音系
- 基本性格的には、操作性が高いモデルでマニュアル系
価格コムでのチタニウム983Eドライバーの口コミ・評価
- 983E(Speeder652-S)を1年半使ってます。EとKの違いはフェイス形状です。Eはディープ、Kはシャローです。また重心深度がEの方が浅く、重心距離も短いため、よりハードヒッター向きと言われているようです。
- 私は形状で選びましたが、Kの方が人気が高いようですね。やはりエルスが使ってから飛距離が伸びたせいでしょうか?ちなみにEはラブⅢやAスコットが使用しています。
- 両方に共通していることはやはりそれなりに難しいということでしょうか。ちなみにぼくはTR-DUO(M-46)からの買換えでした。飛距離性能は私の場合は買換え後の方が確実に飛んでいます。
引用:価格コム
価格コムでのチタニウム983K H-CRドライバーの口コミ・評価
- 弾道は中弾道(フルスイングするとさらに弾道は上がる)で、以前よりドロー(フック)の度合いは軽減したような気がします
引用:価格コム