スリクソンの2020年モデル、ZX7アイアンについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
ZX7アイアンについて
スリクソンのZXシリーズのアイアンは、前作に当たる2018年モデルと同じく2種類が発売となっています。写真左がZX5アイアン、右がZX7アイアンです。
Zシリーズは2016年までマッスルバックの「9」のモデルがありましたが、前作から無くなっています。2019年にZフォージドアイアンというマッスルバックが出ているため、マッスルバック需要は別立てで対応していくようです。
なお、本記事で取り上げるのは、右のZX7アイアンで、2018年のZ785アイアンの後継モデルです。
写真を見て分かる通り、ZX5アイアンの方はソール・キャビティが厚めで直進性・寛容性に優れ、ZX7はヘッドが薄めで操作性に優れています
▼ZX5・ZX7アイアンの概要・特徴については下記記事をご覧ください。
≫ 【何処よりも早い】スリクソン ZX5・ZX7アイアンの最新情報まとめ
マーク金井氏がZX5・ZX7アイアンを試打比較
▼ZX7アイアンの試打(7:26)から再生されます。
シャフトはオリジナルスチールのダイナミックゴールド DSTです。
- クラブが重くて上級者向け。
- バックフェースは、キャビティーになっているが、マッスルバックのような分厚い手応え。
- ヘッドがきれいに上から入らないと、クラブがミスを助けてくれる感じはない。
- 操作性を求める方には、本当にアイアンらしい、王道のアイアン。
- ZX7アイアンを打ちこなすには、ドライバーのヘッドスピードが最低でも45m/sは欲しい。
ZX7アイアンとZ785アイアンをプロが比較・試打
- 前作のZ785の方がフェースが少し長く見える。打感は変わらない。
- ダイナミックゴールドのDSTは、少し走る感じがある。
- 芯が広い感じがして、やさしさい方向になっている。
- ロフト角は前作と同じだが、飛距離が出る感じがする。
ZX5・ZX7アイアンを試打
- 日本のプロがシーズン中に早々ZX5・ZX7アイアンに移行しているので、評価が高そう。
- ZX7は、従来の9シリーズ並みにソールが薄いので、抜けが良さそう。
- 飛び系のアイアンではないのに飛距離が出る。
- テーラーメイドのP・7MCアイアンと比べると、打感が良いのはP・7MC、抜けの良さはZX7アイアン。
- 上から見て感じられる安心感よりも、少しミスにシビア。自分の意図がボールに反映される。
![](https://driver.jpn.org/wp-content/uploads/2020/07/zxi_57.jpg)
【何処よりも早い】スリクソン ZX5・ZX7アイアンの最新情報まとめ
★2020-09-20追記:試打動画を追加しました。 スリクソンの2020年のZシリーズ、ZX5アイアンとZX7アイアンについて、最新情報を取り上げます。 日本でも公式発表が ありましたので、テクノロ...