スライサー向けのドライバーについて、2021年のおすすめモデルをランキングで紹介します。
スライサー向けと一口に言っても、改善のメカニズムが違ったり、スライス改善以外の特徴に違いがありますので、自分にあったドライバーを探してみてください。
▼最新版は下記記事をご覧ください。

第1位 ヤマハ インプレス UD+2ドライバー 2021
ここがポイント
- 重心角が前作よりも大きい34.5°でスライス改善に効果的
- アップライトが好き・気にならないゴルファー向け
- 反面、トップで思い切り開いてしまう方は、後ろが重たいため、スクエアに戻しにくい可能性あり
ヤマハの人気シリーズ、UD+2の3代目モデル、インプレスUD+2ドライバー 2021です。重心角は、前作よりも1.5°大きくした34.5°となっています。
重心角に加えて、フェースの位置もスライス改善に効果的な仕様となっています。フェースのトップラインが後ろに下がっていて、オフセットがある形状となっていますので、視覚的につかまる安心感があり、インパクトタイミングが遅れることでヘッドがより戻りやすくなっています。

第2位 テーラーメイド SIMグローレ ドライバー
ここがポイント
- スライサーに絶大の支持を受けていたMグローレの後継ドライバー
- イナーシャ・ジェネレータそのものもドローバイアスになっている
テーラーメイドのワールドモデルであるSIMと日本市場向けモデルであるグローレの融合モデル。2018年に発売されたMグローレがスライス抑制効果が高いと好評だったため、ワールドモデルがMからSIMグローレとなり、満を持して発売となったのが「SIM グローレドライバー」です。
ヒール寄りウェイトだけでなく、SIMの特徴であるソール中央にそびえるイナーシャ・ジェネレータそのものがドローバイアスになっていて、ボールのつかまりをアシストしてくれます。

第3位 本間ゴルフ ツアーワールド GSドライバ―
ここがポイント
- アドレスするとフックフェースで、ボールがつかまるイメージが自然と持てる
- ある意味ホンマらしからぬ打音で、爽快な金属音が好みの方におすすめ
本間のツアーワールドと聞くと、難しそうなイメージがありますが、ツアーワールドGSドライバ―はアベレージゴルファー向けのモデルです。
標準シャフトのSPEEDTUNED 48は、50g以下の軽めでしなりが効かせられますので、ためを作るのが苦手な方にもおすすめです。
ソール後方のウェイトはややヒール寄りに搭載されていて、楽に球がつかまり、直進性にも優れています。
特に、フェース下目で捉えた時にミスが許容されやすくなっていますので、打点が下方向にズレて飛距離のロスが出やすい方におすすめです。

第4位 キャロウェイ ビッグバーサドライバー
ここがポイント
- ドローバイアスモデルでは珍しい浅重心の低スピンタイプ
- ヘッドの重みを効かせて振り抜きたい方に向いている
ビッグバーサドライバーは、ドローバイアスモデルとしては珍しく、浅重心設計のドライバーです。打ち出しが高く、スピン量が抑えられますので、飛距離が出やすいのも特徴です。
「あばよ、スライス」という分かりやすいキャッチコピーで、スライサーに注目のドライバーです。
ボディーはヒール部が厚めになっていて、さらにヒール寄り後方・前方に内部ウェイトが搭載され、大慣性モーメント・低スピン・ドローバイアスが実現されています。

第5位 ダンロップ ゼクシオ11ドライバー
ここがポイント
- 球のつかまりだけでなく、上がりやすさ、直進性など総合力が高い
- 少し軽いクラブで楽に振りたい方向け
アベレージゴルファー、初心者、シニア層などに絶大な人気のゼクシオ11代目ドライバーです。
一般的なドライバーよりも15~20gほど軽めで、楽に振ることができます。
シャープなデザインになり、従来の年配の方だけでなく、若い方も手にしやすくなっています。
11代目では、グリップエンド側にウェイトが配分され、ヘッドの重量負荷が低く、トップポジションが安定してスイング・弾道も安定しやすくなっています。

第6位 PING G425 SFTドライバー
ここがポイント
- スタンダードモデルに対するつかまりの良さは、G410 SFTよりも良い
- 大型ヘッドで安心感がある
ここ数年、大人気のPINGの2020年モデル、G425。3タイプのヘッドがある中で、ドローバイアスのG425 SFTドライバーがスライサーにオススメです。
前作のG410 SFTはヘッド体積が455ccでしたが、G425 SFTは460ccのMAXサイズになり、より安心感、直進性、寛容性がアップしています。
なお、スライス幅が大きくないという方は、G425 MAXドライバーのウェイトドロー設定を試してみて、どちらが程よいか試打されることをおすすめします。
ちなみに、G425 MAXのドロー設定とG425 SFTドライバーでは、G425 SFTの方がドローバイアスが強くなっています。
≫ G425のMAX(ドロー設定) vs SFTドライバー、どちらがドローバイアスか?【スライサーは必見です】

第7位 ONOFF AKA RD5900ドライバー
ここがポイント
- 超深重心・極大MOIで、直進性が高い
- 短いクラブが好きな方向け
RD5900ドライバーは、ONOFF のAKAシリーズから2種類発売されているドライバーの1つです。慣性モーメントの大きさが最大の特徴で、ウェイトをオプションで交換することにより、ルール上限の5900g・cm2まで上げることができます。
高MOIにより直進性に極めて優れているため、右にも左にも弾道がそれにくくなっています。
ロフト角の調整機能が欲しい方は、後発のRD5900-Cドライバーも検討されると良いでしょう。その場合、クラブ重量や長さなどに違いがありますので、スペックの違いは見比べておくことをおすすめします。
≫ ONOFF AKA RD5900-Cドライバーの特徴を徹底解説【RD5900との違い】

まとめ
スライス改善のドライバーについて、2020・2021年モデルの中でおすすめモデルをランキング形式で紹介しました。
重心角が大きいもの、重心距離が短いもの、スピンを抑えたもの、慣性モーメントが大きいものなど、モデルにより搭載されている特徴に違いがあります。
スイング・弾道により、適したゴルフクラブも違ってくると思いますので、スライス改善のそれぞれのクラブの特徴やスペックを見ながら、自分にあったドライバーを探してみてください。
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