松山英樹のマスターズでの優勝は、日本人初の快挙として連日この話題で持ち切りです。
そして、優勝選手のクラブセッティング・使用ギアに注目が集まるのは恒例のことで、今回は松山英樹の使用ボールに特に注目が集まっています。
松山英樹がマスターズで使用していた優勝ボールについて詳しく取り上げます。
松山英樹のマスターズ優勝ボールは、スリクソン Zスター XV
松山英樹が2021年のマスターズで使用していたボールは、スリクソンのZスターシリーズのボールです。
Zスターシリーズには、Zスター、ZスターXVの2種類のボールがあり、松山英樹が使用していたのは後者のZスターXVの方です。
松山英樹 NEW『スリクソン Z-STARシリーズ』ゴルフボール(2月5日発売)のテスト風景2 pic.twitter.com/0MVNXImm33
— XXIO/SRIXON/Cleveland Golf Official (@DUNLOP_JP) January 2, 2021
スリクソン ZスターとZスターXVの特徴
スリクソン Zスターシリーズのゴルフボール、ZスターとZスターXVについて、特徴と違いを詳しく解説します。
Zスターの特徴
Zスターの特徴は、ソフトな打感とスピン性能です。
3ピース構造で、最も外側のスーパーソフトウレタンカバーは、従来の物より0.1mm厚くなっています。
これにより、フェースとボールの滑りが抑えられることで優れたスピン性能が発揮され、心地良い打感も実現されています。
構造 | ウレタンカバー3ピース |
---|---|
カバー | 高耐久0.6mm極薄スーパーソフトウレタンカバー |
ミッド | 高反発アイオノマー極薄ミッド |
コア | スーパーソフトファストレイヤー大径コア |
ディンプル | 強弾道338スピードディンプル |
コーディング | 次世代Spin Skin コーティング with SeRM |
ボールNo | 1、2、3、4、5、6、7、8 |
Zスター XVの特徴
こちらのZスターXVの方が、松山英樹がマスターズで使用したボールで、特徴は優れた飛距離性能です。
ZスターXVの内部構造はコアが2層になっています。これによりインパクト時のエネルギー効率が高まり、ボールスピードがアップします。
外側はZスターと同じくスーパーソフトウレタンカバーが採用されていて、スピン性能を高めてくれますが、0.1mm薄い0.5mmとなっています。
構造 | ウレタンカバー4ピース |
---|---|
カバー | 高耐久0.5mm極薄スーパーソフトウレタンカバー |
ミッド | 高反発アイオノマーミッド |
コア | 高反発ファストレイヤー大径2層コア |
ディンプル | 強弾道338スピードディンプル |
コーディング | 次世代Spin Skin コーティング with SeRM |
ボールNo | 1、2、3、4、5、6、7、8 |
ZスターとZスターXVの違い
Zスターは外側のカバーが0.1mm厚く、打感とスピン性能を重視しています。
対して、ZスターXVは内部コアが2層になることで、よりボールスピードのアップが図られ、飛距離性能を重視しています。
スピン性能と打感を求める方は「Zスター」、飛距離性能を求める方は「ZスターXV」という選択になります。
ZスターXVは、松山英樹、小祝さくらも使用
スリクソン Zスターシリーズのボールについて、ZスターとZスターXVの2種類について、特徴を取り上げました。
俄然、人気があるのは、ツアープロが優勝時に使用していたボールです。
松山英樹だけでなく、国内女子で頭角を現してきた小祝さくらも、優勝時にZスターXVを使用しています。
ツアープロの優勝にあやかりたい、同じボールを使ってみたいという方は、ZスターXVを選択しましょう。

