テーラーメイドから発売の300ミニドライバーについて、日本モデルとUSモデルの違いについて取り上げます。
目次
テーラーメイド 300ミニドライバー(2021)について
ここ数年、ミニドライバーのニーズが囁かれていまして、テーラーメイドはミニドライバーを発売し続けている数少ないメーカーです。
2021年の新たなミニドライバーである300miniドライバーは、往年の名器である300Tiドライバーをオマージュして、現代風のミニドライバーとして蘇らせたモデルです。
300ミニドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
300ミニドライバーは、USだけでなく、日本テーラーメイドでも取り扱いがあります。そのため、日本モデルとUSモデルがあります。
メーカーによっては、日本モデルとUSモデルではっきりとした違いがある場合があります。搭載されているテクノロジーに違いがあったり、ウェイトの重量が違ったりなどです。
300ミニドライバーについては、ほぼ同じですが、異なる点もありますので、1つずつ解説します。
搭載されているテクノロジーは同じ
300ミニドライバーを特徴づける搭載テクノロジーについて、両者のモデルを比較してみると、過不足なく同じものが採用されています。
- Vスチールソール
- 貫通型スピードポケット
- ツイストフェース
- マルチマテリアル構造(カーボン、チタン、スチール)
- アジャスタブル・ロフト・スリーブ(ロフト角調整)
Vスチールソールプレートの重量が異なる
どちらのモデルのソールにもVスチールソールプレートが搭載され、直ドラでも抜けの良さを発揮してくれます。
重量に違いがありまして、USモデルでは54g、日本モデルでは50gとなっています。日本モデルの方が若干軽い仕様となっています。
ロフト角はUSモデルのみ13.5°がある
モデル | US | JP |
---|---|---|
11.5° | 〇 | 〇 |
13.5° | 〇 | - |
300ミニドライバーがルール適合リストに掲載された時点では、ロフト角は11.5°と13.5°の2種類が確認されていました。
USモデルでは、11.5°と13.5°の両方のスペックがありますが、日本モデルでは11.5°のみとなっています。
2年前にOgirinal One ミニドライバーが発売された時は、日本でも2種類のロフト角がありましたので、11.5°のみに絞られたのは意外ではありますが、この時の販売の結果、13.5°の需要が日本であまりないことが確認されたのではないかと思います。
標準シャフトの違い
USモデルの標準シャフト
USモデルの方で公式サイトで掲載されているシャフトは、「Mitsubishi MiDr Proto 65」です。
硬さ | 重さ | トルク | バランス | 弾道 | スピン |
---|---|---|---|---|---|
X | 76g | 3.2 | D3 | 中 | 中~少 |
S | 73g | 3.5 | D3 | 中 | 中~少 |
R | 69g | 3.8 | D3 | 中 | 中~少 |
日本モデルの標準シャフト
日本モデルの方で公式サイトで掲載されているシャフトは、「TENSEI SILVER TM50 MD」です。
硬さ | 重さ | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|
S | 約55 | 4 | D2 | 中 |
SR | 約53 | 4.4 | D2 | 中 |
ヘッドスペックの比較
モデル | US | 日本 |
---|---|---|
ロフト角 | 11.5°、13.5° | 11.5° |
ライ角 | 56° | 56° |
ヘッド体積 | 307cc | 307cc |
長さ | 43.75″ | 43.75″ |
価格は、USモデルの方がかなり安い
日本モデルの発売価格は、63,800円です。
USモデルの発売価格は、399.99ドルとなっていますので、当記事執筆時点での為替(1ドル≒110円)で換算すると約44,000円です。
当サイトでも度々紹介しているUSモデルを専門に取り扱っているフェアウェイゴルフUSAさんの発売価格は、43,199円となっています。
USモデルの方が安く購入できますので、シャフト選択、ロフト選択でぴったりなものがあれば、かなり予算を抑えて購入することができます。