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【何処よりも早い】STEALTH(ステルス)ドライバーの最新情報・違いをまとめ|ステルスPLUS・ステルス・ステルスHDドライバー|試打・評価・スペック・シャフト・発売価格

投稿日:2021年11月28日 更新日:

★2022-01-12追記:試打動画を掲載!
★2022-01-05追記:テーラーメイドUSサイトにSTEALTHが掲載!
★2021-12-20追記:タイガーウッズのキャディーバッグにSTEALTHを確認!

テーラーメイドの2022年モデル、STEALTH ステルスシリーズのドライバーについて、最新情報をまとめました。

STEALTH ステルス ドライバーは3機種

※左から、ステルスPLUS、ステルス、ステルスHDドライバー

テーラーメイドの2022年の新作は、これまでのSIMシリーズではなく、STEALTH(ステルス)です。

STEALTHシリーズは、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド(レスキュー)、アイアンがあります。

ドライバーについては、SIM、SIM2シリーズと若干ネーミングが変わりましたが、同じ線引きで3機種のラインナップとなっています。

  • <ステルス PLUSドライバー>
    ウェイト調整機能付きのアスリート向けモデル。
  • <ステルス ドライバー>
    ウェイト調整機能が無く、高MOIのアベレージゴルファー向けモデル。
  • <ステルス HDドライバー>
    ウェイト調整機能が無く、ドローバイアスで高弾道で、ステルスドライバーよりもやさしいモデル。

ステルスPLUS・ステルス・ステルスHDドライバーの違いを比較

モデル ステルスPLUS
ドライバー
ステルス
ドライバー
ステルスHD
ドライバー
ヘッド体積 460cc 460cc 460cc
ロフト角 9、10.5° 9、10.5、12° 9、10.5、12°
ウェイト調整機能
ロフト角調整機能
弾道バイアス ドロー
スピン量 少~中
打ち出し 中~高
寛容性 極高 極高

アスリート向けモデルで、スライダー式の左右のウェイト調整機能が復活していますので、今回のステルスシリーズは、SIMシリーズと似ています。

継承関係で言えば、ステルスPLUSドライバーが、SIM、SIM2ドライバーの後継、ステルスドライバーが、SIM MAX、SIM2 MAXドライバーの後継、ステルスHDドライバーは、SIM MAX-D、SIM2 MAX-Dドライバーの後継ということになります。

アスリート向けのステルスPLUSドライバーは、USモデルではロフト角8°がありますが、日本モデルでは9°と10.5°の2種類です。

アベレージゴルファー向けのステルスドライバー、ステルスHDドライバーでは、ロフト角9°、10.5°に加えて、12°もあります。

STEALTH ステルスシリーズのドライバーの共通のテクノロジー・特徴

カーボンフェース

ステルスの最大の特徴は、フェースにあります。

ドライバーフェースには、通常はチタンが用いられますが、ステルスのフェースには「60X CARBON」と記されていて、フェースにもカーボン素材が採用されています。

思い切り叩くドライバーとしての衝撃に耐えられるよう、60層のカーボンシートで構成されています。

ドライバーのパーツの中では、フェースが最も重たいため、これがカーボンになることで、大幅な余剰重量が生み出され、より最適な重心設計が実現されます。

▼ステルスドライバーの実際の打音(4:10頃から再生)

上記の動画では、ステルスドライバーを実際に試打しています。屋外で打っていますので、実際の打音を聴くことができます。

筆者の感想としては、チタンフェースと違いが分かりません。

テーラーメイドによる説明によると、”曲率、形状、および内部補強リブの組み合わせを使用して音響を微調整して、近年のテーラーメイドドライバーに匹敵する明るく強力なサウンドプロファイル”を実現しているとのことです。

▼カーボン素材を解説するところ(54分頃)から再生されます

カーボンフェースの特徴・メリットなどについて、テーラーメイドの新製品発表会にて、メーカー担当者が詳しく解説されています。

ダスティン・ジョンソン、コリン・モリカワらによるテスト試打の動画も紹介されていて、カーボンと伝えずに打ってもらったところ、カーボンだとは分からなかったそうです。

イナーシャ・ジェネレータ

SIMシリーズの特徴となっていたソールのセンターラインの傾きは、STEALTHでも継承されています。

イナーシャ・ジェネレータが引き続き搭載されることで、空気抵抗が抑えられ、ヘッドが走るデザインとなっています。

なお、SIMはShape In Motionでしたが、STEALTHはShape For Speedとなっています。

スピードポケット

スピードポケットも引き続き貫通型で搭載されています。

フェース下部でのヒットでもボールスピードの低下を抑えてくれますので、ボールスピードだけでなく寛容性のアップにもつながっています。

ツイストフェース

M3・M4で採用されたツイストフェースは、引き続き搭載されています。

ハイトゥ・ローヒール方向へのゴルファーの打点のブレに対して、弾道をセンターに戻す効果がありますので、こちらもミスを許容してくれる効果があります。

 

M5・M6で採用されていたスピードインジェクションについては、今回、言及がありません。ただ、ヘッドのフェース寄りの側面に、丸い穴のようなものが見えますので、こちらからレジンの注入が行われている可能性もありそうです。

STEALTH ステルスシリーズのドライバーの試打・評価

ステルスドライバー3機種を試打・比較

  • フェースの赤いのは、構えてみると全然気にならない。
  • 打感・打音は、カーボンという感じがしない。チタンの音に感じる。ステルス PLUSが一番金属のような感じがある。
  • 打ち出しは、ステルスHDだけ高い。
  • 振れる人は、ステルスPLUSが良い。
  • 外観はすごい変わったが、球筋やフィーリングに劇的な変化はなく、前作の期待を裏切らない。

ステルス3機種のドライバーをプロが試打・評価

<カーボンフェースのメリット>

  • クラブヘッドで一番重たいフェースを、カーボンにしたことで20gぐらい軽量化に成功している。
  • フェース面積はSIMと比べて20%拡大している。

<試打した感想・評価>

  • ステルスドライバーは、打感が弾き感があって良い。
  • ステルスHDドライバーは、構えた時に少しフェースが閉じている。ヘッドスピード40m/sだと、食いつき感がある。インパクトした時にフェースがブレない。
  • ステルスPLUSドライバーは、コンパクトで洋ナシ型。フェースの先(トゥ)が閉じてなくて、良いフェードが打てる。一番弾き感があって、良い音がする。カーボンのデメリットは一切感じない。

ステルス PLUSドライバーの特徴

特徴

こちらはウェイト調整機能が復活したアスリートゴルファー向けのステルスPLUSドライバーです。

ウェイトを左右に移動させることで、ドロー・フェードの調整が行えますので、弾道をカスタマイズすることができます。

▼試打・評価はコチラの別記事をご覧ください。

ステルス PLUSドライバー 2022の試打・評価・感想

スペック

  • ロフト角:9、10.5°
  • ライ角:56°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ

シャフト

シャフト フレックス クラブ重量 シャフト重量 トルク バランス 調子
TENSEI SILVER TM50 (’22) S 約312 約60 3.9 D3.5
SR 約310 約57 4.3 D3
R 約308 約55 4.7 D3
Tour AD UB-6 S 約316 65 3.2 D3.5
SPEEDER NX 60 S 約315 63.5 3.7 D3
Diamana PD 60 S 約315 64.5 3.3 D3.5 中元
Tour AD UB-5 S 約308 57 4.4 D2.5
SPEEDER NX 50 S 約306 54.5 4.6 D2.5
Diamana PD 50 S 約307 54.5 4.8 D3 中元

ステルス ドライバーの特徴

特徴

こちらはウェイト調整機能が無いモデルです。

大きな慣性モーメントが特徴のモデルで、先程のステルスPLUSドライバーと比べると、直進性・寛容性を高めたドライバーとなります。

ロフト角は、ステルスPLUSには無い12°がありますので、球の上がりやすさを求める方も選びやすいスペックになっています。

▼試打・評価はコチラの別記事をご覧ください。

ステルス ドライバー 2022の試打・評価・感想

スペック

  • ロフト角:9、10.5、12°
  • ライ角:56°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ

シャフト

シャフト フレックス クラブ重量 シャフト重量 トルク バランス 調子
TENSEI RED TM50 (’22) S 約302 約57 4.3 D3
SR 約300 約55 4.7 D2.5
R 約297 約52 5 D2.5
Tour AD UB-6 S 約314 65 3.2 D3.5
SPEEDER NX 60 S 約312 64 3.7 D3
Diamana PD 60 S 約314 65 3.3 D3.5 中元

ステルス HD ドライバーの特徴

特徴

こちらは先ほどのステルスドライバーと同様に、PLUSにはあったウェイト調整機能が無いモデルです。

大きな慣性モーメントに加えて、ドローバイアス・高弾道で飛ばせるモデルです。

ドローバイアスのため、最も球のつかまりに優れていて、スピンも3モデルの中で最も入りますので、球が上りにくい方にも適したモデルです。

▼試打・評価はコチラの別記事をご覧ください。

ステルス HDドライバー 2022の試打・評価・感想

スペック

  • ロフト角:9、10.5、12°
  • ライ角:56°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ

シャフト

シャフト フレックス クラブ重量 シャフト重量 トルク バランス 調子
TENSEI RED TM50 (’22) S 約300 約57 4.3 D3
SR 約298 約55 4.7 D2.5
R 約295 約52 5 D2

STEALTH ステルスシリーズのドライバーの発売日・発売価格

ステルスシリーズのドライバーの発売日は2022年2月4日です。発売価格は、モデル・シャフトにより以下の通りとなっています。

<ステルス PLUSドライバー>

  • TENSEI SILVER TM50 (’22):¥90,200
  • Tour AD UB-6:¥110,000
  • SPEEDER NX 60:¥110,000
  • Diamana PD 60:¥110,000

<ステルス ドライバー>

  • TENSEI RED TM50 (’22):¥86,900
  • Tour AD UB-6:¥106,700
  • SPEEDER NX 60:¥110,000
  • Diamana PD 60:¥110,000

<ステルス HDドライバー>

  • TENSEI RED TM50 (’22):¥86,900

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