ドライバーは毎年のようにニューモデルが発売されています。2022年時点で最も良いモデルはどれなのか?
それを知る方法の一つが、ツアープロが実際に使っているドライバーを調べてみることです。
ツアープロは賞金を稼ぐのが仕事。自分の人生が懸かっているだけに、気に入らないドライバーを使っているはずがありません。
今回はダンロップのドライバーにスポットを当てて、契約する女子プロたちがどのモデルを使っているのか調べてみました。
目次
ダンロップと契約している女子プロゴルファー
まず、当記事を執筆している2022年時点で、公式サイトに掲載されている契約女子プロゴルファーは21名です。
21名の内、ダンロップ系のドライバーを使用しているのが12名、他社のドライバーを使用しているのが8名、使用モデルが確認できなかったのが1名です。
なお、他社のドライバーを使っているプロがいることに違和感を感じられる方もいると思いますが、契約対象がボールやウェアだけといったケース、また、例外的に他社ドライバーの使用を認められているケースも考えられます。
ダンロップ系ドライバーを使用している女子プロゴルファー
- 内田 ことこ
- 小祝 さくら
- 淺井 咲希
- 小倉 彩愛
- 勝 みなみ
- 山下 美夢有
- 東 浩子
- 安田 祐香
- 畑岡 奈紗
- 青木 瀬令奈
- 菅沼 菜々
- 酒井 美紀
ダンロップ系以外のドライバーを使用している女子プロゴルファー
- 石川 明日香
- 大山 志保
- 岸部 桃子
- 後藤 未有
- 林 菜乃子
- ささき しょうこ
- 福田 真未
- 若林 舞衣子
使用ドライバーが不明な女子プロゴルファー
- 古閑 美保
ダンロップ契約女子プロによる使用率が高いドライバーランキング
21名の契約女子プロの内、ダンロップ系のドライバーの使用が確認できた12名で、使用者数が多かったドライバーをランキングで紹介します。
なお、同数のモデルのものは、使用選手の活躍・注目度から順位付けしました。
第1位 ゼクシオX ドライバー 2022
特徴
ダンロップと契約する女子プロゴルファーに、最も使われているドライバーは同数で2本あります。
その1本目が、ゼクシオX ドライバー 2022です。
40代・50代のパワーのあるゴルファー向けに2020年から発売されているシリーズで、ゼクシオレギュラーモデルよりハードなため、アベレージゴルファーやアスリート女子ゴルファーが使いやすいモデルです。
海外で活躍している畑岡奈紗プロも使用しています。
使用女子プロゴルファー
- 畑岡 奈紗
- 青木 瀬令奈
- 菅沼 菜々
- 酒井 美紀
第2位 スリクソン ZX7ドライバー
特徴
4名の女子プロゴルファーが使用しているドライバーの2本目は、スリクソンのZX7ドライバーです。男子プロにも人気のモデルで、松山英樹プロも使用しています。
ZXシリーズのドライバーは、ZX5とZX7の2機種ありますが、女子プロゴルファーの4名がZX7、2名がZX5を使用しています。
ZX7ドライバーの方はディープで操作性があるモデルで、弾道が操れることを選択した理由として挙げられています。
使用女子プロゴルファー
- 勝 みなみ
- 山下 美夢有
- 淺井 咲希
- 小倉 彩愛
第3位 スリクソン ZX5ドライバー
特徴
ダンロップ系ドライバーを使用している12名の内、2名が使用しているドライバーは2本あります。
内1本が、ZX5ドライバーです。
ZX5ドライバーは、ZXシリーズのもう1本のモデルであるZX7ドライバーよりも直進性とつかまりがあるモデルで、オートマチックに寄せたモデルです。
松山英樹プロは、現在、ZX7を使用中ですが、当初はZX5ドライバーを使っていたたことでも注目度の高いドライバーです。
賞金ランキングの上位常連の小祝さくらが使用しています。
使用女子プロゴルファー
- 小祝 さくら
- 内田 ことこ
第4位 ゼクシオ12ドライバー
特徴
2名が使用しているドライバーの2本目は、ゼクシオ12ドライバーです。
ゼクシオのレギュラーモデルは、シニアや一般レディースゴルファーに人気のモデルの印象がありますが、ここ最近は、性能評価が高まっていて、アベレージゴルファーの間でも使用されています。
女子プロゴルファーでは、ミレニアム世代の安田祐香も使用していて、若い世代にも浸透している様子が伺えます。
使用女子プロゴルファー
- 東 浩子
- 安田 祐香
まとめ
ダンロップと契約する女子プロゴルファーが、実際に使っているドライバーを調べて見ました。
ダンロップには、アスリート向けのスリクソンと一般向けのゼクシオの2つのブランドがあります。
女子プロゴルファーというと、スリクソンが多いように思われそうですが、実際は、ゼクシオが6名、スリクソンが6名で同数となっています。
その要因として、2020年からゼクシオXというハードなモデルをリリースしていることが挙げられます。
また、ゼクシオとスリクソンのどちらも、ハードな方のモデル(ゼクシオX、ZX7)はそれぞれ4名、やさしい方のモデルは(ゼクシオ12、ZX5)はそれぞれ2名で、必ずしもハードなモデルに偏っていないことも、最近のプロのクラブ選択の傾向として挙げられます。