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BLUEPRINT S・BLUEPRINT Tアイアンの試打・評価|SとTの違いを比較|スペック・発売日・発売価格

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★2024-01-31更新:BLUEPRINT S・Tアイアンのスペック・試打評価

PINGのBLUEPRINTアイアンの2代目。

前作と大きく変わったのは、BLUEPRIT SとBLUEPRINT Tの2機種に分かれている点です。

2機種の違いの比較、試打・評価、スペック・発売日・発売価格など詳細をまとめました。

BLUEPRINT アイアン 2代目は2機種

BLUEPRINTアイアンは、PING史上で初の鍛造マッスルバックアイアンとして2019年に初代モデルが発売されています。

2024年に発売の2代目は、単なる後継モデルということではなく、SとTの2種類に分かれています。

モデル BLUEPRINT S BLUEPRINT T
素材・製法 軟鉄・鍛造 軟鉄・鍛造
形状 キャビティ マッスルバック
特徴 操作性と寛容性 操作性と打感

BLUEPRINT S・BLUEPRINT T アイアンの違いを比較

ヘッド形状の違いを比較

※左がS、右がT

こちらはバックフェースの映像を並べたものです。どちらも軟鉄S20Cを用いた鍛造アイアンですが形状は大きく異なっています。

公式サイトではSをブレード、Tをマッスルバックと呼んでいますが、Sはキャビティバック、Tはマッスルバックとなっています。テーラーメイドで当てはめるとく、BLUEPRINT SがP7MC、BLUEPRINT TがP7MBといったところでしょう。

BLUEPRINT Sの方はフェースの外周が肉厚になっていますので寛容性を持たせてあり、BLUEPRINT Tの方は余計なものがなく操作性を持たせてあります。

※左がS、右がT

ネック形状はどちらもストレートですが、BLUEPRINT Tの方はきれいなストレートネックです。

バックフェース、そして、ネック形状からすると、初代BLUEPRINTアイアンの後継はBLUEPRINT Tアイアンと言って良いでしょう。

※左がS、右がT

こちらはソール形状の映像を並べたものです。

どちらも上級者向けのアイアンで、振り抜きやすい形状になっています。

比べるとBLUEPRINT Tの方がブレード、ソールともに薄く、よりシャープになっています。

特徴・スペックの違いを比較

モデル BLUEPRINT S BLUEPRINT T
素材・製法 軟鉄・鍛造 軟鉄・鍛造
形状 キャビティ マッスルバック
内蔵 エラストマー
番手 3~9、PW 3~9、PW
ロフト角 33° 33°
ライ角 62° 62°
バンス角
長さ 37” 36.75”
※スペックは7番アイアンの値

どちらも軟鉄鍛造ですがSはキャビティ形状を採用していて、上級者向けながら寛容性を持たせてあります。

ロフト角・ライ角は全番手で同じで、7番で33°のロフト設定となっています。初代は34°でしたので、少しだけ飛距離性能を高めてあります。

バンス角、長さに違いがあり、BLUEPRINT Sは0.25インチ長くしています。その分だけ回転半径の大きさによりヘッドスピードのアップに繋がりますので、飛距離性能が高くなります。

*出典:youtube

BLUEPRINTの2機種だけでなく、i230アイアンともロフト角・ライ角の設定が同じになっています。

3機種全てで全番手を単品購入することができますので、ロングアイアンだけやさしいi230にする等、コンボでアイアンセットを組みやすくなっているのが大きな特徴です。

ちなみに長さについてはBLUEPRINT Sとi230が同じで、BLUEPRINT Tが0.25インチ短尺となっています。

BLUEPRINT S・BLUEPRINT T アイアンの評価・スペック

BLUEPRINT Sアイアン

特徴

軟鉄鍛造のツアーキャビディアイアンです。「S」はScoreから来ていまして、スコア向上を目指すゴルファー向けであることを意味しています。

3~5番は鍛造ながらポケット構造が採用されていて、バックフェース側からエラストマーインサートが搭載されています。軟鉄鍛造ながら人工的なフィーリングの良さを盛り込んであります。

BLUEPRINT(初代)、BLUEPRINT Tと比べると、キャビティーがあり、ソール・ブレードも厚みがあり、ネックもストレート感を少しだけ抑えてありますので、寛容性を持たせてあります。

初代では難し過ぎた方、操作したいが少しのミスは許容してい欲しいという方向けのアイアンです。

試打・評価

スペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
3I 19 59 4 39
4I 22.5 59.8 5 38.5
5I 26 60.5 6 38
6I 29.5 61.3 7 37.5
7I 33 62 8 37
8I 37 62.8 9 36.5
9I 41 63.5 10.5 36
PW 45 64.1 11.5 35.5

BLUEPRINT Tアイアン

特徴

軟鉄鍛造のマッスルバックアイアンです。「T」はTourから来ていまして、ツアープロによるテストを重ねて、フィードバックを反映したモデルであることを意味しています。

BLUEPRINT Sにはエラストマーが搭載されていますが、こちらのBLUEPRINT Tには搭載されておらず、軟鉄鍛造が生み出す打感の良さが備わっています。

製法・形状からして、BLUEPRINT Tが初代BLUEPRINTの後継といって良いでしょう。

初代よりもブレード長が2%長くなっていますが、ネック周りは引き締まっていて、相変わらずのコンパクト設計です。

ミスを許容せずにそのままアウトプットし、ヘッドを差し出したなりのシビアな操作性を求める方向けのアイアンです。

試打・評価

スペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
3I 19 59 5 38.75
4I 22.5 59.8 6 38.25
5I 26 60.5 7 37.75
6I 29.5 61.3 8 37.25
7I 33 62 9 36.75
8I 37 62.8 10 36.25
9I 41 63.5 11.5 35.75
PW 45 64.1 13 35.5

BLUEPRINT S・BLUEPRINT T アイアンの発売日・発売価格

BLUEPRINT S・BLUEPRINT T アイアンの発売日は、2024年2月8日です。

発売価格は、DG EX TOUR ISSUEで1本38,500円、その他のスチールシャフトで1本36,300円です。

初代は37,400円、35,200円でしたので、1,100円の値上がりです。

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