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【何処よりも早い】ゼクシオ13 アイアン 【試打・評価】スペック・価格・発売日|ゼクシオ12との違いも解説

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ダンロップのゼクシオ13アイアン(XXIO 2024)について、試打・評価・スペックなど最新情報をまとめました。

前作のゼクシオ12アイアンとの違いも解説しますので、買い替えを検討されている方にも参考になる内容となっています。

ゼクシオ13 アイアンの特徴

モデル名は「XXIO 13」

ゼクシオは7代目以降、世代数を付すシンプルな名称になっています。

今回もそのネーミング体系通りとなっていまして、2024年モデルはシリーズ13代目ということで、「ゼクシオ13 アイアン」という名前になっています。

ちなみに「XXIO 13」の読み方は「ゼクシオ サーティーン」です。

「高弾道アイアン、現る。」

「さあ、ど真ん中に飛ばそう。」

というキャッチコピーが付けられていて、最近のアイアン市場全体の傾向と同じく、高さをしっかり出すことに重きを置いていあります。

見た目は中空っぽいが4ピース構造は変わらず

▼左がゼクシオ13、右がゼクシオ12

アイアンは前作とデザインがガラリと変わっています。ポケットキャビティ部分が蓋をされていますので、最近よくある中空アイアンのように見えます。

実際の構造は、前作と同様に4ピース構造になっていて、フェース、ボディ、外周(キャビティ)、バックフェース(蓋)というパーツ構成になっています。

ゼクシオ13は特にトゥ側の部分に中空っぽさを感じさせますが、実際にはヒール側の方のみ少しだけ空洞となっています。

それでも中空と言うよりポケットキャビティに蓋があるアイアンというのが実際のところで、外周部の肉厚(キャビティ)による寛容性がしっかり備わっています。

左右慣性モーメントを維持しつつ、更なる低重心を実現

球を高く上げるには、ロフトを寝かすか低重心にするかの2つの選択肢があります。

ゼクシオ13アイアンではロフト角は変えず、4つの工夫により余剰重量を生み出していて、更なる低重心化を進めています。

  • 薄肉軽量チタンフェース
  • ヘッド内部グルーブ
  • 中空キャビティ
  • ショートホーゼル

*出典:dunlop.co.jp

重量を移動させることで懸念されるのが慣性モーメントへの影響ですが、左右慣性モーメントを従来モデルと変わらない大きさに維持しつつ、それでいて低重心化が図られています。

つまり、左右打点ブレには強いまま、低重心化により高弾道が出やすく進化しています。

外周部に内部グルーブが追加され、飛距離性能がアップ

*出典:srigroup.co.jp

ボディ下部にはL字グルーブと呼ばれる溝が、前作に引き続き採用されています。そして新たにフェース外周部にもグルーブが施され、インパクトの際にフェースが大きく撓みやすくなっています。

従来モデルとの比較では、ダンロップ社の公表値によると飛距離は2.4ヤードアップとされていて、低重心化による球の上がりやすさだけでなく、飛距離性能もアップしています。

なお、グルーブを「軟」、ソール後方を「剛」として、ドライバー同様REBOUND FRAMEと名付けていますが、この構造自体は他メーカーでも取り入れているところがあります。ドライバー、アイアン、ボールの全てに、とにかくREBOUND FRAMEという名を付けたかったのかなという感じが正直あります。

上の番手はグースを強めている

▼FP比較

番手 ゼクシオ13 ゼクシオ12
5番 0 0.5
6番 0.5 1.0
7番 0.5 1.0

ゼクシオ12アイアンからゼクシオ13アイアンへのスペック情報変更点は、唯一、FPに表れています。

変更が入っているのは、5・6・7番の3本のみで、いずれもFPが0.5インチ小さくなっています。

つまり、グース(オフセット)を大きくした格好になっていますので、上の番手に限り、つかまりを良くして強い弾道が出やすくなっています。

これは、飛距離性能が求められる上の番手とコントロール性能が求められる下の番手で、より役割分担を明確にした理に適った仕様変更と言えます。

ゼクシオ13 アイアンの試打・評価

ゼクシオ13アイアンをヘッドスピードが異なる2名のゴルファーが試打・評価

  • (バックフェースに蓋が付いて)打感が今までと全然違う。
  • 前まではフェースが撓んで飛ばしていたが、ヘッド全体で飛ばしてくれる。
  • 程よいつかまりで、高さが出る。ミスしても球が上がってくれる。
  • とにかく球が曲がらない。スピン軸の傾きが少ない。
  • 全世代のゴルファーが使えるぐらい良いので、逆にシニア層が使えるのか?と感じる。
  • このアイアンでドライビングアイアンを作って欲しいぐらい良い。

ゼクシオ13アイアンとゼクシオ12アイアンを比較・試打

  • 構えた感じ、ゼクシオ12とゼクシオ13で見た目は変わらない。少しだけグースが効いているように見える。
  • 打感は大きな差がある。ゼクシオ12の方が柔らかく、ゼクシオ13は柔らかさの中に弾き感もある。
  • シャフトの違いはあまり感じない。

ゼクシオ13 アイアンのスペック

クラブスペック

番手 ロフト ライ角 長さ バンス角 FP
5番 22 61.5 38.25 1 0
6番 25 62 37.75 1 0.5
7番 28 62.5 37.25 2 0.5
8番 32 63 36.75 3 1
9番 37 63 36.25 4 1.5
PW 42 63.5 35.75 5 3
AW 48 63.5 35.75 6 4.5
SW 56 63.5 35.75 12 5

前作と比べて、ロフト角、ライ角、バンス角、長さは変更が無く、全く同じ値となっています。

FPのみ5~7番で0.5mm小さくなっていますので、ゼクシオ13アイアンの方がグースが大きくなっています。

ゼクシオはスペックを大きく変えずにリニューアルを重ねているのが特徴の一つで、歴代モデルから移行しても同じ感覚で使いやすいという利点があります。

シャフトスペック

シャフト 硬さ 調子 重量 トルク
XXIO MP1300 S 50g 3.9°
SR 49g 3.9°
R 47g 3.9°
R2 45g 3.9°
NSプロ850GH DST for XXIO S 87g 3.0°
R 83g 3.3°

ゼクシオ13 アイアンの発売日・発売価格

ゼクシオ13アイアンの発売日は、2023年12月9日(土)です。

発売価格はシャフトにより以下の通りとなっています。

  • MP1300 カーボンシャフト
    5本セット(6〜9、PW):148,500円
    単品(5、AW、SW):29,700円
  • N.S. PRO 850GH DST for XXIO スチールシャフト
    5本セット(6〜9、PW):137,500円
    単品(5、AW、SW):27,500円

前作のゼクシオ12アイアンが単品で25,000円(カーボン)でしたので、8%の値上がりとなっています。

ちなみに、ゼクシオ12アイアンは、楽天で単品約17,500円という出品がありましたので、ゼクシオ13アイアンの6割ぐらいの値段で購入することができます。

【何処よりも早い】ゼクシオ12 アイアン 2022の最新情報|評価・スペック・価格
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