スライサー向けのドライバーについて、2022年のおすすめモデルをランキングで紹介します。
スライサー向けと一口に言っても、スライスを抑えるメカニズムが違ったり、スライス改善以外の+αの特徴にも違いがあります。
自分にあったドライバーを選ぶ際には、+αの方にも注意してみると絞りやすくなります。
▼最新版は下記記事をご覧ください。

第1位 ヤマハ インプレス UD+2ドライバー 2021
ここがポイント
- 重心角が前作よりも大きい34.5°でスライス改善に効果的
- アップライトが好き・気にならないゴルファー向け
- 反面、トップで思い切り開いてしまう方は、後ろが重たいため、スクエアに戻しにくい可能性あり
ヤマハの人気シリーズ、UD+2の3代目モデル、インプレスUD+2ドライバー 2021です。重心角は、前作よりも1.5°大きくした34.5°となっています。
重心角に加えて、フェースの位置もスライス改善に効果的な仕様となっています。フェースのトップラインが後ろに下がっていて、オフセットがある形状となっていますので、視覚的につかまる安心感があり、インパクトタイミングが遅れることでヘッドがより戻りやすくなっています。

第2位 PRGR egg44ドライバー
ここがポイント
- 44.5インチの短尺シャフトで、正確にスイングしやすい
- 重心角が大きく、ヘッドが返りやすい
PRGRから発売の短尺・重ヘッドのドライバーです。長さを活かして飛距離を出すモデルとは反対のコンセプトで、クラブが短いことで、正確に楽に振って、ミート率を上げて飛距離を狙うドライバーです。
ミート率が高いということは、ミートの精度が高いということになりますので、弾道がより狙い通りになることも意味します。
ロフト角によって、重心角やFP値を変えていまして、ロフトが大きい10.5°の方は、重心角が大きく、FPを小さめにしていて、よりつかまりやすい設計になっています。

第3位 ローグST MAX Dドライバー
ここがポイント
- ローグシリーズならではの直進安定性の高さが特徴
- 調整機能が充実していて、理想の弾道に近づけられる
キャロウェイのローグSTシリーズのドローバイアスモデルです。つかまりが良いだけではなく、直進安定性に非常に優れていますので、曲がり難いという特徴も併せ持っています。
ヒール側にウェイトがスクリューウェイトと呼ばれる取り外し可能なウェイトが装着されていて、ヘッドの返りを良くしてくれる効果があります。
オプションで更に重たいウェイトを購入すれば、自分で交換することができますので、更につかまりを良くすることができます。
また、可変スリーブが搭載されていますので、ライ角を変えて、実質的にフェースを閉じた方向にして、つかまりを良くすることもできます。

第4位 テーラーメイド SIMグローレ ドライバー
ここがポイント
- スライサーに絶大の支持を受けていたMグローレの後継ドライバー
- イナーシャ・ジェネレータそのものもドローバイアスになっている
テーラーメイドのワールドモデルであるSIMと日本市場向けモデルであるグローレの融合モデル。2018年に発売されたMグローレがスライス抑制効果が高いと好評だったため、ワールドモデルがMからSIMグローレとなり、満を持して発売となったのが「SIM グローレドライバー」です。
ヒール寄りウェイトだけでなく、SIMの特徴であるソール中央にそびえるイナーシャ・ジェネレータそのものがドローバイアスになっていて、ボールのつかまりをアシストしてくれます。

第5位 ダンロップ ゼクシオ12ドライバー
ここがポイント
- 球のつかまりだけでなく、上がりやすさ、直進性など総合力が高い
- 少し軽いクラブで楽に振りたい方向け
国内で圧倒的な人気のあるゼクシオシリーズの12代目ドライバーです。
一般的なドライバーよりも20gほど軽めで、とても楽に振ることができます。
スリクソンに採用されている飛びのメカニズム、リバウンド・フレームがゼクシオにも搭載されていて、ヘッドの撓みを活かして、より大きく飛ばすことができます。

第6位 コブラ KING LTDx MAXドライバー
ここがポイント
- つかまりと寛容性に優れたドライバー
- 可変スリーブでもドロー設定に切り替えられる
- ロフト角12°のスペックもあり、球が上がらない人にオススメ
コブラゴルフから発売のLTDxシリーズのドローバイアスモデルです。
3機種ある中で、ヒール寄りにドローウェイトが搭載されている唯一のモデルで、つかまりと寛容性に優れています。
可変スリーブの調整により、更にドローモードに切り替えることもできるため、自分に合ったドロー度合いにクラブスペックを近づけることができます。
また、ロフト角が12°のスペックもあるため、球が上がりにくい方にも適しています。

第7位 本間ゴルフ ツアーワールド GSドライバ―
ここがポイント
- アドレスするとフックフェースで、ボールがつかまるイメージが自然と持てる
- ある意味ホンマらしからぬ打音で、爽快な金属音が好みの方におすすめ
本間のツアーワールドと聞くと、難しそうなイメージがありますが、ツアーワールドGSドライバ―はアベレージゴルファー向けのモデルです。
標準シャフトのSPEEDTUNED 48は、50g以下の軽めでしなりが効かせられますので、ためを作るのが苦手な方にもおすすめです。
ソール後方のウェイトはややヒール寄りに搭載されていて、楽に球がつかまり、直進性にも優れています。
特に、フェース下目で捉えた時にミスが許容されやすくなっていますので、打点が下方向にズレて飛距離のロスが出やすい方におすすめです。

第8位 キャロウェイ ビッグバーサドライバー
ここがポイント
- ドローバイアスモデルでは珍しい浅重心の低スピンタイプ
- ヘッドの重みを効かせて振り抜きたい方に向いている
ビッグバーサドライバーは、ドローバイアスモデルとしては珍しく、浅重心設計のドライバーです。打ち出しが高く、スピン量が抑えられますので、飛距離が出やすいのも特徴です。
「あばよ、スライス」という分かりやすいキャッチコピーで、スライサーに注目のドライバーです。
ボディーはヒール部が厚めになっていて、さらにヒール寄り後方・前方に内部ウェイトが搭載され、大慣性モーメント・低スピン・ドローバイアスが実現されています。

第9位 PING G425 SFTドライバー
ここがポイント
- スタンダードモデルに対するつかまりの良さは、G410 SFTよりも良い
- 大型ヘッドで安心感がある
ここ数年、大人気のPINGの2020年モデル、G425。3タイプのヘッドがある中で、ドローバイアスのG425 SFTドライバーがスライサーにオススメです。
前作のG410 SFTはヘッド体積が455ccでしたが、G425 SFTは460ccのMAXサイズになり、より安心感、直進性、寛容性がアップしています。
なお、スライス幅が大きくないという方は、G425 MAXドライバーのウェイトドロー設定を試してみて、どちらが程よいか試打されることをおすすめします。
ちなみに、G425 MAXのドロー設定とG425 SFTドライバーでは、G425 SFTの方がドローバイアスが強くなっています。
≫ G425のMAX(ドロー設定) vs SFTドライバー、どちらがドローバイアスか?【スライサーは必見です】

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